ロータス

BMWが2009年末をもってF1活動から撤退すると発表したことを受け、FIAは13あるF1チームの枠をすべて埋めるべく、再度、エントリーの受付を開始する。2009年9月15日、FIAは2010年のF1グリッドに着く13番目のチームとしてロータスが選出されたことを発表。

マレーシア政府およびマレーシアの企業化による提携企業『1Malaysia F1 Team(1マレーシアF1チーム)』が所有するチームは、ロータスという歴史的な名前を冠してF1に乗り込む。ロータスの名が最後にF1で見られたのは無限ホンダエンジンを搭載した1994年だった。

マレーシアに拠点を置き、『AirAsia(エアアジア)』を所有する『Tune group(チューン・グループ)』の創設者でありCEOを務めるトニー・フェルナンデスがチームを率いる。テクニカルディレクターには20年以上もF1で活躍し続ける経験豊富なマイク・ガスコインが就任。ガスコインはこれまでジョーダン、ルノー、トヨタ、フォース・インディアにかかわってきた。

当面の間は『Lotus Cars(ロータス・カーズ)』のファクトリーから16kmほど離れた英ノーフォークのRTNが本部となる。面積4,645平方mを誇るRTNの施設はトヨタの初期のF1プロジェクトのため同社が建設したもの。その後、施設を使用したベントレーはル・マンプログラムで成功を収めている。将来的にはマレーシアノセパン・インターナショナル・サーキット近郊に独自の居を構え、研究開発所、製造および技術センターを建設する計画だ。

2010年からF1に参戦する他のチーム同様、エンジンはコスワースのものを使用する。