韓国GP

/ News

  • 韓国GP

2011年第16戦ドライバーコメント予選

Kay Tanaka / Me / Jim / M.S.
2011年10月15日 « ドライ路面でもマクラーレンが1-2! | 韓国GP予選後の記者会見パート1 »

15日(土)に行われた韓国GP公式予選では、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がポールポジションを獲得。これで昨シーズン末から続いていたレッドブルの連続ポールポジション獲得記録が途絶えた。2番手に2011年ワールドチャンピオンのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)、3番手にジェンソン・バトン(マクラーレン)が続いている。

小林可夢偉(ザウバー)はQ3進出を果たすことができず、14番グリッドから決勝レースに挑む。

予選を終えたドライバーたちのコメントは以下のとおり。

【レッドブル】

セバスチャン・ベッテル
土曜フリー走行:9番手
予選:2番手

「昨日はマクラーレンがすごくコンペティティブだった。コンディションが全く違うのは分かっているけど、僕らを含め、誰よりも大きなリードがあるのは明白だった。午前中のドライの時すごく速かったけど、予選では懸命にプッシュした結果、彼らや僕らが思っていた以上に近づけたと思う。だから良かったよ。ソフトタイヤを全部セーブできたから、明日はそれがポイントになるはず。重い状態のクルマについては午前中に大まかな感触しかつかめていないけど、いい位置にいる。1コーナーまではそれほど長くなくて、ターン3はやや開けているけど、どうなるかな。長いレースでさまざまなことが起きるだろうから、タイヤウエアが重要になる」

マーク・ウェバー
土曜フリー走行:3番手
予選:4番手

「最後のアタックはターン1出口でリアを少し失った。ターン3で取り戻そうとしたけど、すでに10分の3秒遅れていた。最終セクターでは取り戻せないから残念だよ――その前のアタックでは悪くなかったんだけど。明日は4番手からのスタートさ。最後にジェンソンに抜かれてしまったことでグリッドの左側に追いやられてしまったのが悔やまれるけど、明日のレースは頑張りたい。予選で異なる戦略が見られたので、明日のタイヤは面白くなる。思ったよりもマクラーレンに近いし、僕ら4人のいい戦いだ」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「ポールポジションが取れなかったのは昨年のブラジル以来のことだが、非常にエキサイティングな予選セッションで、セバスチャンは見事なラップで2台のマクラーレンに割って入り、フロントローを獲得した。マークが4番手でそれをバックアップした。われわれは予選のタイヤ戦略をほかとは異なるものにし、明日のレースに3セットのソフトタイヤを残した。きっとそれが役立つはずだ。戦略とピットワークがぶつかり合う魅力的なレースになるだろう。マクラーレンと真っ向勝負ができればうれしい」

【マクラーレン】

ルイス・ハミルトン
土曜フリー走行:2番手
予選:1番手

「今年ずっと、予選のパフォーマンスはそれほど悪くなかったんだ――Q3の最後がうまくいかなかったのは過去2戦だけ――だから今日の結果は完全に予想外というわけじゃない。でも僕らはチームとして速かったし、クルマの改良も怠らなかった。男女を問わず、このサーキットにいるメンバー、ウォーキングにいるスタッフのことを心から誇りに思う。僕らが望むポジションを取り戻すために彼らは本当に懸命に頑張ってくれた。もちろんポールポジションは最初のステップに過ぎない。明日のレースは長く予想のできないものになる。いつだってポールは素晴らしいし、それをチームの700戦目のF1グランプリで達成できて光栄だ。僕らは最近スタートの改善に取り組んでいるから、明日はポールをレースのリードに変えたい。タフなグランプリになるし、僕のすぐ後ろからスタートする2人を倒すのは大変だ。でもリードを保ってしっかりレースをコントロールしたい。今は全てのエネルギーをレースに注ぎたいんだ」

ジェンソン・バトン
土曜フリー走行:1番手
予選:3番手

「ルイス、おめでとう――この週末、彼はずっと速くて、どうしても予選では追いつけなかったよ。最後のアタックは最終コーナーで少し遅れたと思う。エイペックスでリミッターを打ってややタイムロスしたけど、クルマの感触はいい。3番手からスタートしたかったわけじゃないけど、ここからならいいレースができる。ここにはスタートの後に長いストレートがたくさんある。ターン2から3が向かい風なら、1周目でいろいろ起きそうだ。それに期待してるよ! 今週末のクルマのフィーリングはいい。チームとして素晴らしい仕事をしたし――昨夜シャシーを交換してくれたガレージの人々には特に感謝してる。みんなありがとう。燃料が重い状態でまだ走っていないから、明日は少し未知の要素が残っている。明日、ラインを離れる時に重い状態のクルマの挙動を理解して、それからスティントの間のタイヤの管理に集中しなければいけない。ファンタスティックなレースにできる要素はそろっている。さらに心強いのは、こうしてポールや勝利を争い続けることができれば、すごくいい形でシーズンを終えて、2012年に向けて最高の基礎を作れることさ」

マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)

「久しぶりのポールだから素晴らしい気分だよ――今年は取れそうな時に何度か逃してきた――でもまだ喜ぶのは早い。ルイスとジェンソンが予選で素晴らしい仕事をしてくれたおかげで、有利なポジションを手に入れた。マシンバランスは適切だと考えているが、タイヤがどれほど持つかは不明だ。意外なタイヤ選択やエキサイティングな戦略が展開される興味深いレースになりそうだ。われわれとレッドブル・レーシング、フェラーリの間でどの方向にも転ぶ可能性があるが――ドライバーたちは2人とも自分の活躍を思い描いているだろう」

【フェラーリ】

フェルナンド・アロンソ
土曜フリー走行:4番手
予選:6番手

「6番手には満足していないけど、このポジションは僕らの今の状況を反映しているね。マクラーレンとレッドブルのほうが強力だから、僕らに残されたのは5番手と6番手争いだった。土曜日はこんな感じだったけど、明日は鈴鹿の日曜日みたいになるだろう。僕たちは優勝争いを繰り広げられるはずだ。タイヤのデグラデーションがかなりあって、普通であれば僕らはいい状態なんだけど、ここの状況はあまりわからない。スーパーソフトでのロングランや燃料を積んだ時の質についてはまだ不明なんだ。Q1の最初からスーパーソフトを使うことも考えたけど、あまりリスクを冒さないことにした。今日はトップスピードが低かったから、第1セクターでかなりタイムをロスしてしまったよ。最後のアタックでは第1コーナーでコンマ数秒をロスし、タイムを上げられなかったからアタックを中断したんだ。残念ながら路面が汚い側からスタートすることになったけど、このサーキットでは大きな不利になりそうだ。ロズベルグ(メルセデスGP)に対してポジションを失わなければいいな。戦略を含め、僕らの目の前で何が起きるのか注意しておく必要があるだろうね。新しいフロントウイングについて? 個別のパーツについて話したくはないな。それはエンジニアたちの仕事だし、意見はチームとだけ交わしたいんだ」

フェリペ・マッサ
土曜フリー走行:5番手
予選:5番手

「今日のパフォーマンスには満足しているよ。Q3では1回目のアタックを終えた後の最後のアタックでいいラップを刻めたと思う。あの時はQ2で履いたスーパーソフトを再び装着したんだ。土曜日のパフォーマンスも改善されつつあるという印象だけど、まだ前には4台がいるから、ポジションは大して変わっていないね。今回のグランプリに臨むにあたって懸念されていたのはタイヤのデグラデーションだけど、今日の状況を見た限りでは予想よりも悪くない。明日がどうなるのか楽しみだね。僕にとって何か悪いことが起きなければ自信を持てるし、ここ数戦のようにいい仕事ができると思う。僕が最後に表彰台に上ったのは1年前のこのレースなんだ。明日は異なった天候だろうけど、今晩は昨年のレース映像を見ようかな。そして最後に、まさに今日亡くなった2人の人たちに対してお悔やみを言いたい。妻ラファエラの祖母であるマリア・マルティンス・バッシと、10年前に僕が初めてフェラーリに来た時からコースでもマラネロでもいい関係を築いてきたパスクアーレ・ダンツァに対してね」

ステファノ・ドメニカリ(チーム代表)

「パスクアーレ・ダンツァが今日亡くなったので、チーム全体が悲しみに暮れている。彼は素晴らしい情熱と意欲を持って長い間フェラーリで働いてくれていた。スクーデリアを代表し、彼の家族に哀悼の意を捧げたい。われわれの気持ちは彼らと共にある。よって、予選についてコメントをすることが難しい状況だということは理解してもらえるだろう。それでも、この予選結果にはあまり驚いていない。というのも、われわれは現在のポテンシャルを理解しているからだ。それでも、だからと言ってあきらめているわけではなく、むしろ逆だ。理想的な状況を得ることができたのはたった8日前のことだし、その24時間後には勝利に大きく近づいた。よって、明日がどうなるのか楽しみに待ち、今週末から結果を得たい」

【メルセデスGP】

ミハエル・シューマッハ
土曜フリー走行:6番手
予選:12番手

「今日の予選の良い面から始めると、新品のオプションタイヤを2セットセーブできたのは有利に働くはずだ。でも一方でこんなことになってしまったのはとても残念。Q1は全て問題なく進み、普通の状況下でタイヤのことを考えると、Q2は1ランで行くのが正当策だった。でもピットを出る時から何かがおかしかった。すぐにバイブレーションを感じたんだ。僕らにできることはトップ10に残れるリードを築いたと願うことだけだったけど、そうじゃなかった。何が起きたのかを詳しく調べる必要があるし、明日のレースでポジションを上げることに集中しなければいけない」

ニコ・ロズベルグ
土曜フリー走行:10番手
予選:7番手

「今日の結果には満足。予選とレースに向けた正しいセットアップを見つけるのは常に妥協の作業だし、特にドライ走行がこれほど限られてしまった後ならなおさらだ。それでもオプションタイヤを1セットセーブできて良かった。トップ6のドライバーに追い付くのは難しいだろうけど、できればスタートをうまく決めて、そこでポジションを上げたい。タイヤ面ではストップの多い興味深いレースになるだろう。今回もクルーがピットストップで最高の仕事をしてくれると確信している」

ロス・ブラウン(チーム代表)

「ニコにとっては順調な予選で、7番手というのはマシンの性能を表している。ニコはバランスの取れたタイヤの使い方をし、各セッションで1回アタックをしたので、レースには新品のオプションを1セット、新品のプライムを2セット残した。昨日のウエット走行ではタイヤパフォーマンスがはっきりしなかったので、できる限り新品のセットを多く残したいと考えた。だが、パフォーマンスは思ったよりも一貫しているようだ。プライムで走ったマイケル(シューマッハ)のQ1のペースは非常に良く、Q2はオプションで出たのだが、彼はバイブレーションを訴えてきた。タイヤを交換すべきかどうか話し合ったが、結局そのままタイムアタックを行うことにした。結局、ペースはマシン本来の性能を反映しておらず、もう1回アタックするには時間が足りなかった。それでもマイケルはQ3までコンマ1秒というタイムだったので、明日はチャンスがあるだろう。雨が止んでからラバーは確実に乗ってきているが、サポートレースが多くないため、ほかのサーキットほどは期待できない。レースがどのような展開になるか、非常に興味深いところだ」

ノルベルト・ハウグ(メルセデス・ベンツ・モータースポーツ副社長)

「これまでのレース同様、われわれはレースパフォーマンスを最適にするためのマシンセットアップに集中した。ここ霊岩(ヨンアム)では非常にチャレンジングな課題で、昨日がウエットコンディションだったためにチームは午前中、FP3のわずか1時間のうちに予選とレースの準備をしなければならなかった。ニコとマイケルはレースでのタイヤセーブを第一に考えたため、予選パフォーマンスが多少損なわれた可能性は否めない。午前中にスーパーソフトとソフトタイヤでロングランを行い、両コンパウンドともラップタイムは一貫している。明日はドライになるはずなので、われわれの狙いはスパ、モンツァや鈴鹿で見せた最近のパフォーマンスを再び発揮し、現在のテクニカルパッケージから引き出せる最善のリザルトを得ることだ。ルイス(ハミルトン)とマクラーレン・メルセデスには祝福を述べたい。レッドブル以外によるシーズン初ポールであり――マクラーレン・メルセデスにとって68回目のポールでもある」

【ルノー】

ブルーノ・セナ
土曜フリー走行:16番手
予選:15番手

「ここまでは少し難しい週末になっていて、プランどおりに進んでいないんだ。予選が酷かったのは今年初めてのことだから、これを最後にしたいね! こういったことは起きてしまうんだ。大切な時間帯にマシンのすべてをまとめられないことは時々ある。ヴィタリーが素晴らしい仕事をしたから、レースに向けて安定して強力なポテンシャルを有していることがわかる。マシンはいいよ。僕は予選までにあまりマイレージを稼いでプッシュすることができなかったけどね。いくつかのコーナーでヴィタリーよりも遅れているし、それがQ2とQ3の違いだろう。こういうかたちで自分の誕生日を祝うのは理想的じゃないけど、明日はベターな1日になるはずだ」

ヴィタリー・ペトロフ
土曜フリー走行:7番手
予選:8番手

「今日の努力をうれしく思っているよ。8番手というのは誇るべきポジションだし、明日はトップ10グリッドから僕の存在感を発揮する強力なチャンスがあるね。再びQ3に進出できた際のチームの熱狂ぶりには驚いたけど、2周連続アタックを完了することができなかった。このコースはすごく路面がスムーズで、今日はタイヤからグリップをたくさん得られた。チームとしてファンタスティックな仕事ができたし、最も大事なのは何の技術的トラブルをも抱えずに明日に向かえるってことさ」

【ウィリアムズ】

ルーベンス・バリチェロ
土曜フリー走行:18番手
予選:18番手

「Q1の最初のラップはあんまり良くなかったけど3周目にはタイヤがダメになり始めていた。セッションが始まる前にタイヤを温存することに決めていたから走るのを断念して(ピットに)戻ってきたんだ。現時点でマシンが持つパフォーマンスを考えると今日は最適な判断を下せたと思っている」

パストール・マルドナド
土曜フリー走行:17番手
予選:16番手

「今朝は燃料が軽い状態であまり走らず4周しかしていない。このコースは簡単じゃなく、特にセクター2とセクター3がそう。予選ではQ1でもQ2でもいい走りができたと思っている。トップ10からはだいぶ離されているからがんばり続けていく必要がある。明日は明日。レース戦略に重要なニュータイヤはたくさんある」

マーク・ジラン(チーフオペレーションエンジニア)

「P3(土曜フリー走行)はどちらのマシンもトラブルはなく、レースに向けてソフトとスーパーソフトからできる限り多くのデータを集めることに集中した。金曜日にドライでの走行がなかったので、これに取り組むことがとりわけ重要だったのだ。予選のパフォーマンスに満足している者はいない。残りのシーズンを通して改善し続けていくべきことは誰もが理解している。開発プロセスを加速させ、パフォーマンスを前進させるためにはどの部分に力を入れるべきなのか、それを理解するためにチームとして必死にプッシュしているところだ」

【フォース・インディア】

エイドリアン・スーティル
土曜フリー走行:8番手
予選:10番手

「フリー走行中にドライ路面での走行が制限されていたことを考えると、今日のパフォーマンスレベルには満足できると思う。2台揃ってトップ10入りはいい結果だし、ここから力強いレースが戦えるはず。Q3中はタイヤを温存することにしたんだ。僕的には正しいことだったと信じている。レースに新しいセットを残しておくのはアドバンテージになるからね。これは今年のレースで何度も見てきたはずだ。コースの汚れた側からスタートするのは理想的じゃないけれど、第1コーナーまではそんなに長くないからレースのスタートがどうなるか見てみよう」

ポール・ディ・レスタ
土曜フリー走行:11番手
予選:9番手

「僕たちはセッションを通してかなり強力だったと思う。前後のマシンとはパフォーマンスが接近していたからタイトなセッションでもあったけどね。Q3に進出できたことはよかったし、明日に向けて強力なポジションにつくことができた。特にグリッドのキレイな方からスタートできるのがいい。レースの重要な点はメルセデスGPの1台を含めて僕たちよりも速いマシンが何台か後ろにいるから戦略をアグレッシブにしていくこと。彼らを抑え続けられるように一生懸命がんばらないと。ここはDRSゾーンがかなり効果的だと思うから簡単じゃないだろう。だから明日までにやらなきゃいけないことはたくさんあるけど、ポイントを手に入れられると信じてレースに挑む」

ロバート・ファーンリー(チーム副代表)

「昨日かなりウエットだったことを踏まえると、予選セッションに挑むにあたり自分たちの競争力を判断するのは難しかったが、少なくとも1台はQ3に進出できるだろうと楽観していた。結果的には見事なラップを走ったエイドリアン(スーティル)とポール(ディ・レスタ)の2人ともがQ3にコマを進めている。ポールはペトロフが8番手だったので当初アタックするつもりでコースに出したが断念した。一方でスーティルはガレージにとどまっている。これにより、目前にいるマシンよりはタイヤの点で有利なポジションにいるはずだ。今日のこの結果をポイントに反映するためには必死に戦うことになるだろうと分かっている。それでも、われわれはあらゆる戦略を採れるので、それを達成するにふさわしいポジションにいると思う」

【ザウバー】

小林可夢偉
土曜フリー走行:14番手
予選:14番手

「これまで、ここでは難しい週末を過ごしています。14番グリッドは明らかに僕らが望んでいたものではないし、ライバルたちから遠く離されてしまいました。主な問題はやはりグリップ不足で、いくつかの要因の組み合わせから起こっています。Q2でのようなラップは良かったのですが、トラフィックには文句が言えないですし、ミスも犯しませんでした。これが今日できるベストだったと思います。そうは言っても、明日のレースでは話は別です。ウエットだった金曜日から今日にかけて天気が変わったために、燃料を多く積んだ状態でドライタイヤを履いてここで走った経験は多くありません。それを考えれば、明日はより学んでいくだけですし、それが僕らに有利に働くことを願っています」

セルジオ・ペレス
土曜フリー走行:15番手
予選:17番手

「僕にとってはひどくまずい予選だったよ。今朝になってようやくドライでの走行ができたことに加え、初めて経験するサーキットで、バランスやセットアップにも満足できていなかったんだ。マシンでまったく自信を感じられなかった。Q2での最終ラップではブレーキバランスがおかしくてフロントがロックしてしまい、特にひどかったよ。グリッドポジションが良くないから、アグレッシブなレース戦略を取るべきだと思うな」

ジャンパオロ・ダラーラ(トラックエンジニアリング責任者)

「準備の面では、今日は昨日に達成できなかったあらゆることをする、というのに尽きる一日だった。予選で最大の力を発揮すべく集中した。しかし、結果は必ずしもわれわれの望んでいたものではなく、直接のライバルたちから大きく離されてしまった。今はレースで取り戻し、ポイントを獲得するために取り組む必要がある」

【トロ・ロッソ】

セバスチャン・ブエミ
土曜フリー走行:13番手
予選:13番手

「13番手という結果は望んだ位置ではないけれど、今日の僕の予選パフォーマンスにはそれなりに満足しているんだ。でも、Q3にかなり近づけたということがとても重要だよ。トップ10入りまであと0.2秒という結果は、マシンが改善していることの兆候だ。もう少しうまくやれたはずだけど、午前のフリー走行ではタイヤデグラデーションについていいアイデアが得られて強力なロングランを走れたから、この順位でも明日に向けては悪くない。レースに対してしっかり準備できているし、いい結果を得られる理由はそろっているんだ」

ハイメ・アルグエルスアリ
土曜フリー走行:12番手
予選:11番手

「Q3進出まで100分の3秒だったわけだから、チームにとってはいい予選だったと言えるだろう。雨の中でマシンがいい感触だった昨日から、いい仕事ができているんだ。鈴鹿で投入したアップデートから理解を深めることができていると思うし、それらの能力をかなり発揮できているよ。ロングランでのタイヤデグラデーションは予想よりも少なかったから励まされたし、明日はこれが問題になることはなさそうだ。レースではいいポジションでフィニッシュして、僕らよりも後ろのグリッドからスタートするザウバーとの差を縮められることを期待している。午前中にベッテル(レッドブル)との間に起きた問題だけど、僕からすると明確なものなんだ。僕はロングランをやっていたけど彼はタイムアタックをしていたから、彼に譲ったんだよ。そしたら彼がミスをしたから再び僕が前になったんだけど、再び僕に追いついてきたんだ。すでに1回は彼にポジションを譲っているから、僕はロングランに集中したよ。再び僕がポジションを譲れば彼にとっては楽だったと理解しているけど、僕だって十分にデータを取得するという仕事がある。だって、昨日の雨によってドライコンディションでのロングラン情報を得られなかったんだからね。このことについては申し訳なく思うけど、彼らだって僕の観点を理解する必要があるだろう」

ジョルジオ・アスカネッリ(テクニカルディレクター)

「ライバルチームのパフォーマンス低下があったわけではない中でこの結果を手にすることができたので、今日のパフォーマンスには満足している。おそらく、パッケージからはもう少し能力を発揮できたかもしれないが、そのことにこだわる必要はないだろう。もしかしたら1台をQ3に送りこめただろうが、われわれのグリッド周辺では0.2秒差以内に3台が詰まっていたこともあり、わずかな差でそれを逃した。マシンや、セッションをまとめクリアラップを得たドライバーたちに満足している。もちろんタイヤデグラデーションを予想しているが、太陽と雲の状況によってどのような際立った効果が発揮されるのか見たいのだ。ソフトとスーパーソフトを持ち込むというピレリの野心を祝福したい。マイルドな気温と曇った空により、恩恵を得ることができた。タイヤは2種類とも機能しており、明日は路面温度がレースにおける重要なファクターになるだろう」

【ロータス】

ヘイキ・コバライネン
土曜フリー走行:19番手
予選:19番手

「僕にとっては、多分シーズンベストの予選ラップだったな。ハンガリーに続いて、マシンから可能な限りを引き出すことができたと思うし、すべてのセクターをまとめあげたから、1周を最大限に絞り込めたのを知るのはいい気分だよ。昨夜はハードな作業をして、今日は今日と明日のドライコンディションに合うようなバランスをつかもうとした。そうできたと思うし、レースに向けてはとてもいい感触だよ。タイヤの戦略がどうなるかはとても面白いだろうね。鈴鹿からのペースを維持できれば、そのくらいの位置につけられるだろう」

ヤルノ・トゥルーリ
土曜フリー走行:20番手
予選:20番手

「今日はよくやったと思うけど、マシンには間違いなくもう少し力があった。午前のセットアップがすごく良くてグリップも十分だったけど、午後になるとまったく同じようには感じられなくて、マシンから可能な限りを引き出すことができなかったんだ。それでも僕達の位置には十分満足しているよ。後続を引き離し、レースペースでは前を行く数チームに十分近いところにいるから、明日はまたいいスタートを決めれば大丈夫だろう」

マイク・ガスコイン(CTO/最高技術責任者)

「今日はわれわれにとって十分満足できる予選セッションだった。ヤルノは午後にグリップレベルで苦戦したが、それでもマシンからできる限りを見出したと思うし、ヘイキは両方のタイムアタックで優れたラップを数周行ない、(トゥルーリの)すぐ前で予選を終えた。明日のレースではタイヤのデグラデーションレベルが重要な意味を持ち、今季は同様の状況でわれわれのレースペースが前にいるマシンたちに対するチャンスとなったので、明日は戦えると思うし、鈴鹿でのパフォーマンスをもう一度見せることができるだろう」

リアド・アスマット(グループCEO)

「ドライでの走行時間がどれだけ短かったか考えれば、とても良かった。チームは昨晩、素晴らしい仕事をし、土曜フリー走行ではドライバーが真にプッシュするのに役立つようないくつかのセットアップオプションを見出した。特にヘイキのラップが、われわれが正しい選択をしたことを見せていたと思う。今は明日を楽しみにしておいる。目的はシーズンこれまでと同様、2台ともトラブルなく走り、今季の10位という位置を守るべく前進することだ」

【HRT】

ダニエル・リカルド
土曜フリー走行:24番手
予選:ノータイム

「午前中にはいくつか問題が発生してしまったけど、スタッフたちが対処してくれたからセッションが終わる前にコースインすることができた。でも午後に行われた予選では1回目のタイムアタック中にレースエンジニアが無線でピットインを指示してきたんだ。データ上で問題を抱えたことがその理由さ。その問題は解決されるだろうし、明日はいいレースをしたいね。今日はだんだんとマイレージを重ねることができたから、ゼロよりはいいはずだ」

ビタントニオ・リウッツィ
土曜フリー走行:23番手
予選:23番手

「全体的にはバランスにすごく満足できたし、マシンの反応はかなり良かった。いい土曜日を過ごせたよ。予選ではヴァージンの1台からコンマ数秒落ちだったし、もう1台とはさらに差があったから、このギャップが生まれてしまった理由を理解する必要があるだろう。特に第3セクターでロスがあったんだけど、それはグレイニングが発生してしまったからで、レースは本当に激しくなりそうだ。タイヤには問題がたくさんあるから、特にスーパーソフトを履いた際にはピットストップを何度も行うことになるだろう。適切な時に適切な位置にいる必要があるし、直近のライバルたちを倒したいね」

コリン・コレス(チーム代表)

「昨日はウエットコンディションのセッションだったので、今日は時間を無駄にしたくなかった。土曜フリー走行ではシグナルがグリーンになったと当時に2人のドライバーを送り出すというタイトなプランを考えていた。トニオはソフトタイヤでの作業を終えられたし、最後にはスーパーソフトを試すこともできた。しかし、ダニエルには序盤段階で冷却システムに水漏れが発生し、ガレージへの帰還を余儀なくされた。チームはセッション中に再びコースインできるように一生懸命作業し、ダニエルはセッションが終わるまでに11周を走行できた。予選に向けてはすべてがいい状態だったのだ。トニオはスーパーソフトを2セット使ってプッシュしたのだが、ダニエルはエンジンの水圧が再び下がってしまったのでガレージに戻った。明日のレースまでに解消できることを願っているが、コース上での走行時間が少なかったことはライバルを打ち破る助けにはならなかったのだ」

【ヴァージン】

ティモ・グロック
土曜フリー走行:21番手
予選:21番手

「ここまでは素晴らしい週末になっているし、いくらかセットアップに難を抱えた最近の数戦と比べると今日はすごくスムーズに進んだ。昨日のウエットコンディションの中でマシンはすごくよかったから、今日はすごく快適に感じられたよ。だって、ウエットコンディションの中でいいマシンはドライでもいいだろうからね。今日の午前は1周目からいい感じだった。かなりグリップ力が合ってマシンに適していたから、セットアップはファインチューニングするだけだったよ。いい予選アタックができた。ターン5でちょっとミスをしていくらかロスがあったけど、今日はチーム・ロータスから0.9秒落ちにとどめたよ。チームがいい仕事をしてくれたし、特にエンジニアたちはすべてを上手くまとめるためにいい働きぶりだった。これからはレースディスタンスを通じてタイヤをケアすることに集中するべきだし、明日何ができるか楽しみにしているよ」

ジェローム・ダンブロジオ
土曜フリー走行:22番手
予選:22番手

「僕にとってはいい1日にならなかった。ペースがなかったし、週末を通じてそんな感じだ。何かがおかしいんだろうね。何が足りないのかはわからないから、明日になる前に分析して理解を深めたい」

ジョン・ブース(チーム代表)

「午前中の土曜フリー走行は、昨日に経験した天候によってとても忙しいセッションになった。両ドライバーは迅速なセットアップ変更を実施し、全体的には満足のいくセッションになった。彼らはいくらかアンダーステアを抱えており、データ分析とタイヤの確認に時間を割いた結果、その原因を探り当て証拠を得ることができた。予選に向かってはジェロームはセットアップをそのまま用い、ティモはいくらか改良している。両ドライバーはクリーンなラップを決め、予定どおりの3周アタックができた。彼らは最後に予定されていた1周または2周のフライングラップを行う予定だった。ジェロームは2回目のアタックで大きな改善が見られなかったので、マシンのデータを分析して何かハッキリしたものがあるのかどうか理解したい。よりポジティブな点としては、ティモがいいラップを決めて彼自身もそれに満足していることがある。Q1で上位勢の数台がオプションタイヤを履いたことには驚いた。それにより、明日のレースにおけるタイヤ選択についてはいくつか有益なアイデアを得ることができている」

© ESPN Sports Media Ltd.