韓国GP

/ News

  • 韓国GP

2011年第16戦ドライバーコメント初日

Kay Tanaka / Me / Jim / M.S.
2011年10月14日 « 韓国の多難な状況、ほとんど変わらず | 韓国GP金曜日の記者会見パート1 »

日本GPと2週連続開催で行われる韓国GPは14日(金)に2回のフリー走行が行われた。この日はどちらのセッションもウエットコンディションに見舞われ、この日の最速タイムを刻んだルイス・ハミルトン(マクラーレン)はインターミディエイトタイヤでこのタイムを残している。

土曜日と日曜日はドライコンディションになるという天気予報なため、雨の中であまり走行しなかったチームもあった。予選前にドライタイヤで走行する機会は土曜フリー走行しか残されておらず、適切なセットアップを見つけるのは大きな挑戦になりそうだ。

初日の作業を終えたドライバーとチーム関係者のコメントは以下のとおり。

【レッドブル】

セバスチャン・ベッテル
フリー走行1回目:2番手
フリー走行2回目:3番手

「興味深い1日だった。土曜日と日曜日の天気予報はドライだから、今日の作業で得られたものは今週末に限ってはあまり有益じゃないだろうけど、今後ダンプ状態やウエット状態で開催されるレースでは有益だろうね。残念ながら今日は路面が完全に乾いてくれなかったから、スリックタイヤを試すこともできなかった。だから、レースでどうなるのか見てみないとね。タイヤには厳しいサーキットだよ。長いストレートはあるけど休める部分がほぼないから、決して楽じゃないんだ。それでもマシンのフィーリングはいいし、これは重要なことだよね」

マーク・ウェバー
フリー走行1回目:10番手
フリー走行2回目:5番手

「今日は誰にとっても率直な1日だっただろう。1セットのタイヤでしか走っていないから、そんなにエキサイティングではなかったね。いくらか作業はできたけど、今週末はドライコンディションになりそうだから得られた知識は限られている。マクラーレンはインターミディエイトタイヤですごく強力な様子だったし、結局スリックタイヤを使うチャンスはなかった。このサーキットは路面が乾くのにすごく時間がかかるね。スリックタイヤが最大の問題だよ。燃料搭載量の違いによってどんな特性を示すのか学習する必要があるだろう。普通だったら今日の作業でそれをやるんだけど、今週末は明日の午前中にその作業をやることになるね」

【マクラーレン】

ルイス・ハミルトン
フリー走行1回目:7番手
フリー走行2回目:1番手

「この先の2日間は天気が良くなるって聞いたから、ペースやセットアップに関しては今日のタイムからじゃ読み取れない。だけど日曜日が雨でも僕たちはいいポジションにいると思う。それはポジティブだ。明日ここでポールが取れれば最高だろうね。セッション終盤でもスリックタイヤの走行が不可能だったから今日のタイムから判断するのは難しいけど、僕たちは速いと思うしマシンはいい。僕たちに競争力があることは前回のレースでジェンソン(バトン)が示してくれている。だから予選でレッドブルに挑めると思って疑わない。明日はいろんなことがもっと良くなると思う」

ジェンソン・バトン
フリー走行1回目:ノータイム
フリー走行2回目:2番手

「マシンは今日のコンディションだと速かったけど、ドライでどうかを話すのは難しい。同じであることを願っている。後続とのギャップを同じだけ維持できていれば最高だけど、でもそうなることはないだろうね。湿度がかなり高く、路面は一度も乾かなかったから、今日はあまり学ぶこともなかった。最後の最後はドライになるかと思ったけど、スリックタイヤを履いても熱を入れられなくてグリップがまったく得られなかったんだ。ここ数戦を通して僕たちは予選で強さを増している。ここでも予選をうまくやりたいし、絶対に挑戦してみるけれど、明日のP3(土曜フリー走行)はとても重要になるだろう。燃料を多く積んでドライタイヤを履いたときのマシンの状態は誰も分からないからね。理解することはまだまだたくさんある」

マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)

「雨天にもかかわらず、今朝はルイス(ハミルトン)のマシンで有益なテストを実施でき、いくつかコンポーネントの評価を終えられた。コース上で過ごしてもほとんど得るものがなかったので、ジェンソンはP2(フリー走行2回目)に向けてメカニックたちがマシンに変更を施せるよう、セッションの大部分に参加しないことを選んだ。予報通りドライになったとして明日のセッションにどれだけのものを生かせるか、微妙なところとはいえ、午後はもっと生産的だった。午後の最後はルイスとジェンソンが共にスリックタイヤの走行に臨んでみたものの、路面が完全に乾いておらず、スリックタイヤを機能させられる状態まで十分な熱を入れるのに苦労していることが分かった。700戦目が近づく中、タイムシートのトップにつけたことは励みになる。しかしながら、このサーキットはドライになるとまったく変わってくるので思い過ごしはしていないつもりだ。エンジニアにとっては残りの週末に向けて最適なセットアップを選択すべく、今日のデータを分析することが今の目標だ」

【フェラーリ】

フェルナンド・アロンソ
フリー走行1回目:ノータイム
フリー走行2回目:4番手

「天候変化によって残りの週末に向けた有益な判断を下すことがほぼ不可能だったから、本当に難しい金曜日になった。明日や日曜日には雨が降らないだろうということを考えたから、今日のセッションで際立ったことができないということはより明確になったんだ。目的は依然としてベストを尽くすことで、このサーキットにおけるマシンのハンドリングをできる限り理解することだ。新しいフロントウイングを試したけど、こういった状況やコンディションで評価するのはすごく難しい。例えばマクラーレンにとっては理想的なものだろうけどね。僕たちがタイヤにしっかり熱を入れるには数周を必要とするけど、そのころにはタイヤがいくらかタレ始めているはずだ。予選とレースに向けては、少しアドリブ感覚でやらなきゃいけないよね。ピットレーンエントリーは昨年よりもかなり改善されたけど、出口についてはまだ改善の余地がある」

フェリペ・マッサ
フリー走行1回目:ノータイム
フリー走行2回目:7番手

「複雑な1日だったよ。路面からは十分なグリップを得られなかったし、インターミディエイトタイヤのデグラデーションはいつもより際立っていたみたいだ。レーシングラインが乾いていってもタイムには変化がなかったから、何とも説明できないね。こうなるとレースと予選に向けて準備するのが難しくなるけど、これは誰にとっても一緒だ。ピットレーンの出口は難しかったし、これはロズベルグ(メルセデスGP)とアルグエルスアリ(トロ・ロッソ)の接触を見ても分かるだろう。将来的な改善のために努力する必要があると思うな。F1で150戦を戦えることは素晴らしい成功だ。最も覚えているのは勝ったレースだけど、その中には2008年ブラジルGPも含まれているよ。最悪の思い出は何かって? 2008年のハンガリーGP(トップ走行中の終盤にエンジンブロー)とシンガポールGP(ピット作業で大きなミス発生)だね。勝てるレースだったのに、勝利が僕の手からすり抜けていったんだ」

パット・フライ(シャシー部門ディレクター)

「天候によってかなり複雑な1日になった。午前中には路面にある水の量が多かったので、明日と明後日がドライコンディションになることを考え、走行しなかった。午後にはコンディションがいくらか改善されたが、路面の乾き方がかなり遅かったのでドライタイヤを効果的に走らせることは不可能だったのだ。そのため、われわれは両ドライバーにインターミディエイトタイヤを1セットのみ履かせ、可能な限り走行させることにしたのだ。フェルナンドにおいては2つの異なったフロントウイング評価を実施し、これからデータを分析することになる。もちろん、グリップレベルは非常に低かった。われわれにとってまったく理想的なコンディションではなく、このことはタイムシートからもわかるだろう。通常とはいくらか異なった週末になっている。ドライコンディションにおけるマシンのベストバランスを見出すために走れるのは1時間のフリー走行だけであるし、その後、すぐにグリッド位置を決める戦いに向かわなければならない」

【メルセデスGP】

ミハエル・シューマッハ
フリー走行1回目:1番手
フリー走行2回目:14番手

「今日は、日曜のコンディションが全く違うものになると知りつつ、レース準備をこなすという1日だった。2回のセッションを通してドライタイヤを使うには水が多すぎた。でも残りの週末はドライが予想されている。それでもクルマについて学んだり、コース上での動きを理解したりはできる。今日はほとんどの時間をそれに費やした。集めたデータを詳しく調べ、残りの週末に向けてベストのアプローチを見つけなければならない」

ニコ・ロズベルグ
フリー走行1回目:8番手
フリー走行2回目:8番手

「午後はインターミディエイトタイヤの感触が良くて、いくつか違うセットアップを試してみたけどなかなか良かった。僕のクルマは今日のコンディションに合っていたけど、土曜と日曜の天気は変わると予想されているから明日の状態が興味深い。トリッキーな状況での接触があり、僕のセッションは早めに終わってしまったけど、ドライの走行時間を失わずに済んだのは幸いだった」

ロス・ブラウン(チーム代表)

「気象状況が変わる中、今日の2回のセッションからはっきりした結論を引き出すことは容易ではない。しかし、異なる燃料レベルでいい作業ができたので、残りの週末に役立つはずだ。午後のFP2でのニコのアクシデントは不運な出来事で、時折コース上では起きてしまうものだ。最後までスリックを履ける状況ではなかったので、走行時間のロスはそれほど深刻なものではない」

ノルベルト・ハウグ(メルセデス・ベンツ・モータースポーツ副社長)

「ニコの午後は不運なインシデントによってそれ以上FP2でラップを重ねることができなくなった。マイケル(シューマッハ)は午前中とFP2の途中でも最速タイムをマークし、2人ともさまざまな燃料量での最適バランスを見つけることに集中した。明日はドライになると思うが、たった1時間の走行で予選とレースの準備を整えなければならない。鍵となるのはここで使うピレリのソフトとスーパーソフトタイヤを使いこなすことだろう」

【ルノー】

ブルーノ・セナ
フリー走行1回目:ノータイム
フリー走行2回目:15番手

「午前中のセッションについては、どのドライバーもラップタイムを刻めないことに対してフラストレーションを感じていたということ以外に話せることはないよ。午後にはマシンバランスにいくらか困難を抱えていたものの、コースでの走行ができたことは有益だった。この問題を解決できたらいいけど、今週末に抱えている困難に対抗して空力的にどこで改善することができるのか見る必要があるだろう。明日はドライで走行できるように祈っている。日曜日に直面するコンディションに対応することができるだろうね」

ヴィタリー・ペトロフ
フリー走行1回目:ノータイム
フリー走行2回目:11番手

「今日は1日を通じてウエットコンディションだった。僕たちのマシンはこういったコンディションで少し苦しんでしまうし、最適な空力セットアップを探す必要があったから、午後はたくさんの時間を使って適切なセットアップを探す作業をしたんだ。午後にはたくさん走行できたから、明日に向けて改善する助けになるだろうし、かなり楽観的に感じている。ウエットタイヤでインストレーションラップをすることもできたから、そのコンパウンドからグリップレベルに関するアイデアを得ることもできた。現時点ではマシンは普通に機能しているよ。明日はまた別の日だけど、ドライになることを期待している」

【ウィリアムズ】

ルーベンス・バリチェロ
フリー走行1回目:14番手
フリー走行2回目:13番手

「午前中は多くの周回数を走破するには雨が降り過ぎていたし、午後になってもわずかに改善しただけだった。フリー走行2回目の終盤にドライタイヤを試そうとしたけど、まだ路面が濡れていたから回避したんだ。路面はすごく滑りやすかったけど、周回数を考えればタイヤはかなり良くもってくれたよ。現時点でライバルと比較した際の僕らのパフォーマンスについては、今日のコンディションを考えると適切な判断はできないね」

パストール・マルドナド
フリー走行1回目:12番手
フリー走行2回目:18番手

「今日は雨によってコースでの走行時間に影響が生じたけど、僕はこのサーキットで走ったことがないわけだから理想的なことじゃなかった。コースに出てからはすぐにペースを発揮できたし、特にセクター3を気に入ったよ。とても面白いコースで、低速、中速、高速コーナーが混ざっているね。すごくテクニカルなコースになっているから、基本的バランスが取れたマシンじゃなきゃいけない。バランスを得るために、今晩と明日のフリー走行でハードワークを重ねたい。そうすれば、予選に向けて最大限にいい状態を得られるだろう」

マイク・ジラン(チーフオペレーションエンジニア)

「改良型のフロントおよびリアウイング、そしてフロアといった新しい空力パッケージを試した両ドライバーは、ウエットコンディションながらもトラブルのないフリー走行1回目を過ごした。このコンディションによって走行時間は限られてしまい、路面の乾くスピードもかなり遅かった。フリー走行2回目ではドライタイヤに交換したドライバーたちがグリップレベルに苦しんでいたので、われわれはインターミディエイトタイヤを履き続けた。ルーベンスはセッションを通じてマシンバランスの改善作業を行ったが、パストールは終盤に小さな水漏れが発生したことで作業を早めに切り上げている。明日については、土曜フリー走行でソフトおよびスーパーソフトコンパウンドを走らせながらたくさんの作業を行うことになる。今日のコンディションにより、予選とレースは興味深いものになるだろう」

【フォース・インディア】

エイドリアン・スーティル
フリー走行1回目:4番手
フリー走行2回目:12番手

「路面は一日中ダンプだったから僕たち全員、やれたのはウエットタイヤとインターミディエイトタイヤを履いてウエットでの走行を続けることだった。午後になって雨はそれほどひどくはなかったけど、このサーキットはドライになるのにかなり時間がかかるから路面の改善を待ちながら周回を重ねるしかなかった。実際は改善されなかったけどね。午後のセッションもラップタイムはほとんど変わらず、路面が速くなっていない。セッション終盤にスーパーソフトを試したけれど、路面の準備が整っていなかったからピットにそのまま戻ってきた。今日の終わりのセットアップはドライのセットアップとそれほど違いがないから明日に向けていいスタートポジションは見つけられたと思っている」

ポール・ディ・レスタ
フリー走行1回目:3番手
フリー走行2回目:10番手

「このサーキットは今日が初体験だったからウエットコンディションを最大に生かすしかなかった。サーキットを学ぶ方法としては理想的じゃないけど、チームは僕にできる限りたくさんのラップを走らせてくれたし、僕自身は自信を持てるようにもなっている。今朝の路面は本当にウエットでアクアプレーニングがひどく、ターン7とターン8は特にマシンが動きまわって大変だった。午後にインターミディエイトタイヤで走ったときのマシンの感触は良かったし、最後の30分はドライラインも見えていたけど表面がかなり油っぽい感じだった。他の数台と同じように僕たちも最後にスーパーソフトタイヤを履いたけど、タイヤの熱を保つのがかなり難しくて、あまり学ぶこともできなかった。明日は天気が回復するみたいだからドライタイヤを理解して、予選で完全な速さに乗れるように、最後のフリー走行はやることが盛りだくさんだ」

ドミニク・ハーロウ(サーキットエンジニアリングディレクター)

「金曜日は雨を想定しており、予報は正しかった。全体を理解する上でポール(ディ・レスタ)が可能な限り多くのラップを走れるようにプログラムを調整している。コンディションが変わる中では多くの結論を見いだしにくい。両ドライバーとも午後のセッションの終盤にはドライタイヤを試しはしたが、路面がドライタイヤで走れる状態ではなかった。それでもここは本当に興味深いサーキットだ。マシンバランスはそれほど離れていないので、この先は乾いた路面が続くことを願っている。予選とレースに向けて自分たちにできる最高のパフォーマンスを披露できるよう努力する」

【ザウバー】

小林可夢偉
フリー走行1回目:6番手
フリー走行2回目:17番手

「まったくグリップが得られませんでした。路面自体が非常に低いグリップレベルでしたし、僕たちのマシンもインターミディエイトタイヤをうまく使いこなせなかったんです。雨の中でドライブすることに対しては気にしていませんし、フルウエットタイヤでの走行は全く問題ありませんでした。でも、その後に履いたインターミディエイトタイヤにはかなり苦労しましたよ。このサーキットは、路面が乾くのにものすごく時間がかかるみたいですね。僕としては、明日はドライコンディションになることを願うばかりです」

セルジオ・ペレス
フリー走行1回目:9番手
フリー走行2回目:16番手

「残念だけど、今日の僕たちにできることは他になかったよ。とにかく雨が降り過ぎていたし、ドライタイヤでは1周も走行できなかった。僕にとっては知らないサーキットだから、理想的な金曜日ではないよね。明日に向けてマシンバランスを整える時間はあまり多く残されていないよ」

ジャンパオロ・ダラーラ(トラックエンジニアリング責任者)

「天気予報のとおり、今日は雨が降った。しかし、残りの週末はドライコンディションになると予想しているので、今日はマシンチェックのためにいくらか走行しただけだ。明日はいいドライセットアップを組むためにも、プログラムを最大限に活用して必要な作業を行うことになるだろう」

【トロ・ロッソ】

セバスチャン・ブエミ
フリー走行1回目:5番手
フリー走行2回目:9番手

「コンディションのために午前中はあまり多くのラップを走れなかったけど、いい1日でクルマの信頼性も良かった。去年を思い出させるようなウエットウエザーとなり、今日はその状態でクルマにいい感触をつかむことができた。コースが乾くまで、ものすごく時間がかかる。今週末、もっと雨が降った時の参考になるだろう。今日のミスは明日のクルマのセットアップに役立つレッスンとなる。エキストリームからインターへの切り替え時期やその逆のパターン、スリックへの替え時も分かったから、少なくとも状況について鮮明な図を描けた。技術的問題もなかったから、初日の有効なプラクティスを元に明日は前進出来るはずだ」

ハイメ・アルグエルスアリ
フリー走行1回目:出走せず
フリー走行2回目:6番手

「今日は午後しか走っていないけど、結果はすごくポジティブだと思っている。路面が完全に乾くことはなく、2度スリックに挑戦したけどうまくいかなくて、路面が乾くのに時間がかかることが分かった。ウエットでの感触はすごく良かったけど、まだクルマは伸びるはず。ポテンシャルが感じられたし、インターミディエイトでのペースはかなり期待できそうだ。ほかの人たちのことはタイヤの状況、燃料の重さなどが分からないから判断できない。どうやら明日も少し雨が降る可能性があるみたいだけど、僕はそのコンディションでポジティブな感触をつかんでいるし、全体的にはいい感じだと思う」

ジャン-エリック・ベルヌ
フリー走行1回目:13番手
フリー走行2回目:出走せず

「フリー走行1回目が僕にとってこのクルマでの初ドライブだった。最後に僕がトロ・ロッソに乗ったのは昨年のアブダビの若手ドライバーテストのことだ。今朝、カーテンを開けて雨が降っているのを見た時はあまりハッピーじゃなかったのを認めるよ。かなりのウエットコンディションで、朝のセッションはとても難しかった。でもクルマを壊さなかったし、少し楽しむこともできたから自分の仕事には満足している。評価となると難しいよ。通常こういうセッションでは間隔を開けて2ランし、データの改善具合を見るんだけど、今朝の天候じゃそれは不可能だった。比較できるものが何もなかったし、今日はほかのドライバーたちと自分のパフォーマンスを比較するつもりはない。経験値を上げ、チームのオペレーションについて少し学ぶだけの1日だった。コースコンディションに関係なく、機会を与えられたことに満足している。多くの周回を走れなかったとしてもね。アブダビのFP1で再びクルマに乗る時のための経験となるはずだ」

ローレン・メキース(チーフエンジニア)

「今日はジャン-エリック・ベルヌにとって初日の仕事だったが、F1選手権デビューを飾るには理想的なコンディションではなかったね! だがこれは仕方のないこと。路面状況は昨年時とほぼ同じで、ジャン-エリックは難しいコンディションにもかかわらずミスをしなかった。チームにとけ込む良い一歩だった。一日中コンディションはウエットで、雨は2回目のセッションが始まって間もなく弱まったが、コースが乾くまではしばらく時間がかかった。何度かハイメとセブ(ブエミ)にドライタイヤを履かせてみたが、2回とも早すぎた。しかしながら、ウエットセットアップの評価に関しては必要なことをやり終えることができた。明日の午前中はいくらかドライ走行ができると想定して、コンパクトなプログラムを組まなければならない」

【ロータス】

ヘイキ・コバライネン
フリー走行1回目:23番手
フリー走行2回目:19番手

「今日の午前は基本的になかったようなものさ。ピットレーン全体が同じ考えだと思うよ。フルウエットで、これからの週末については何も価値あるものが得られないから走行が限られたし、必要ない作業に繋がってしまうような問題を避けたんだ。午後は少なくともインターミディエイトで数ラップできるだけ乾いていて、エンジンマップでいくつか計画していたことを終えたから、何もかも悪かったわけじゃないね。バランスは良かったよ。明日はまったく違う状況になって、誰しもにとってすごく忙しい土曜フリー走行だろうし、ドライで2種類のスリックタイヤの違いを見ることができる」

ヤルノ・トゥルーリ
フリー走行1回目:出走せず
フリー走行2回目:20番手

「正直言って、今日はしばしば僕らがF1で体験してきたような、何をやってもうまくいかない1日だった。明日と日曜日に晴れの予報が出ている以上、路面が今朝くらいウエットだときちんと攻めるチャンスにはならなかったし、午後にはインターミディエイトでしか走ることができず、学ぶことは多くなかった。フリー走行2回目ではエンジンのドライバビリティーについての作業を少しして、少なくともインターでマシンがどう振る舞うかは分かったよ。だから、もし予報が間違っていればいくらかデータを蓄積できたことになるけど、明日はドライの路面の方が僕らに合うし、日本GPで終わったところから続けられると思うな」

カルン・チャンドック
フリー走行1回目:11番手
フリー走行2回目:出走せず

「どうも雨がらみではツイてないみたいだ・・・。モンツァと鈴鹿は例外として、僕がマシンに乗るたびに雨が打ち付けてくる。でも、自分の前にあるものの中でやっていかなければならないし、今日もそうだったってわけさ! フリー走行1回目では走行が限られてしまったけれど、それでもこのサーキットがどれだけいい場所かは感じられた。でも、今日はすごく不安定なコンディションの中でともかくマシンをコース上にキープし、ミスしないようにするという一日だったね。1回の走行でのペースはとても良かったと思うし、ここ2回の金曜フリー走行は2、3カ月前に比べて僕にマシンでの自信をたくさんもたらしてくれたよ」

マイク・ガスコイン(CTO/最高技術責任者)

「今日の天候は間違いなく金曜日のセッションを誰にとってもトリッキーなものにしていたが、それにもかかわらずカルンは今朝、彼にとって初めてのサーキットで良いプログラムを終え、再び堅実な仕事を果たしてくれた。2回目のセッションではコンディションが改善し、われわれはインターミディエイトタイヤで十分コンペティティブに走行している。最後の走行では両マシンにスーパーソフトタイヤを履かせたが、路面が十分に乾いていなかったのは明らかで有益なことは何も得られなかった。したがって、明日と日曜日がドライになるとの予報が正しく、日本と同様に上出来な週末となることを望んでいる」

【HRT】

ダニエル・リカルド
フリー走行1回目:16番手
フリー走行2回目:23番手

「今日はびしょ濡れのコンディションだったけど、僕にはウエットでの経験が必要だから悪くなかった。でもこの後の週末はドライを予想しているから、今日の走行はあまり役に立たないかもしれない。僕らにとっては明日の方が大事かも。素早く効率的に最適なセットアップを見つけて、僕はできるだけ早くドライでのサーキットを学ばなければいけない。多くの周回をこなせたいい1日だった。週末の予想は難しいけど、明日をみてみよう」

ビタントニオ・リウッツィ
フリー走行1回目:出走せず
フリー走行2回目:24番手

「かなり難しい路面状況だったけど、去年もなかなか乾かなかったね。低速コーナーが一番ひどい。最後はインターミディエイトタイヤで走ったけど、インターには乾きすぎでスリックには水が多すぎた。午前中は走っていないから、コンディションが悪い中でもリズムを見つけなければいけなかった。有益な情報が集まったけど、バランスについてはまだまだだ。明日はまた、金曜セッションのようなものになる」

ナレイン・カーティケヤン
フリー走行1回目:15番手
フリー走行2回目:出走せず

「僕は今まで韓国で走ったことがないんだけど、こんな悪天候になってしまったのは残念だ。インドGPはまず間違いなくドライになるはずだからその準備にはあまり役立たないだろうけど、ウエットコンディションでデータ収集ができたのは良かったし、少しでもチームの役に立てたならうれしい。全体として今日の自分の仕事には満足している」

コリン・コレス(チーム代表)

「今日は雨と聞いていたし、準備はできていた。しかし、コースが乾くのにこれほど時間がかかるとは予想していなかった。初走行にもかかわらず、ナレインとダニエルは午前中に良い働きをしてくれた。午後はそれほど激しい雨ではなかったので、終盤はドライで周回ができることを望んでいたが、できなかった。明日は雨が降らないはずなので、ゼロからスタートしなければならないが、それは皆同じことだ」

【ヴァージン】

ティモ・グロック
フリー走行1回目:18番手
フリー走行2回目:21番手

「韓国GP初日は難しいウエットコンディションとなった。明日と日曜はドライになるはずだ。明日は少しキャッチアップが必要だけど、今日はまずまずかな。左フロントのサスペンションに少し問題があって、パーツをいくつか交換しなければならず、少し時間を失ったけどね。ウエットコンディションによってさらにチャレンジングなコースとなったけど、1日の展開は良かったし、2012年の開発パーツをいくつか評価することができた。明日は予選とレースの準備に集中して取り組まなければいけない」

ジェローム・ダンブロジオ
フリー走行1回目:17番手
フリー走行2回目:22番手

「今日のプログラムは雨に妨げられてしまったから、レース週末のスタートとしては楽じゃないよ。雨が長く降り続いてしまったのは残念だけど、少なくともエキストリームウエットとインターミディエイトタイヤの挙動を理解することはできた。クルマのバランスにはまだ完全に満足できていないから、今夜はこの点に取り組み、明日の改善を目指したい」

ジョン・ブース(チーム代表)

「イベント前から不安定な天候が予想されていたが、われわれは2012年用のアイテムや異なるセットアップアプローチを試すという野心的な金曜プログラムを組んでいた。しかしながら昨日サーキットを離れる時に最新の天気予報を見たら、このプログラムを全てこなすのは難しいかもしれないと感じた。それでもまずまずの成果を上げることができ、ティモはウエットの中でも異なるセットアップの方向性に取り組んでくれた。通常のドライセットアップとの比較は明日のフリー走行まで待たなければならない。それから週末どうするかを考える。ジェロームに関してはまだバランス改善が必要だが、予定している今夜の改良によってこれらの問題を解決できると考えている。明日以降はほぼドライになると確信しているが、明日の午後はいくらか雨の可能性もある。少なくともその準備は今日十分にできた」

© ESPN Sports Media Ltd.