2010年にF1カレンダー入りを果たす韓国にお目見えするのが韓国インターナショナル・サーキットだ。霊岩(ヨンアム)郡に位置し、2億6,400万ドル(約230億円/2009年11月現在)を費やす新サーキットはヘルマン・ティルケが手掛ける。

また、同プロジェクトは『Korea Auto Valley Operation(韓国オート・バレー・オペレーション/KAVO)』として知られる、民間企業『M-Bridge Holdings(Mブリッジ・ホールディングス)』と全羅南道(チョルラナムド)政府の合弁事業である。

ソウルから320km離れた場所では工事が進んでいるようだが、これまでの情報や画像などはあまり流れてきていない。主催者は人工的な湖畔に面した 425エーカーの敷地に3.5マイル(5.632km)のサーキットが建設されていると話す。反時計回りのコースはアジア最長のストレートを有し、時速 320kmに達するという。グランドスタンドは13万5,000人の収容が可能になる。

KAVOは7年間の韓国GP掲載契約をかわしており、さらに5年間延長できるオプションもある。主催者は施設の進展に満足している様子で、2010年10月の初開催までに準備を整えられると自信を見せていたものの、工事には大幅な遅れが生じ、FIAの承認が降りたのは第1回韓国GPが開催される2週間前のことだった。サーキットは好評を得たものの、プロジェクト全体の運営には厳しい批判の声も挙がった。