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ベッテル、4年連続ポールを達成!

M.S.
2012年10月6日
ポールポジションを獲得したベッテル © Getty Images
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世界を転戦するF1サーカスが初秋の日本に集結し、鈴鹿サーキットにて6日(土)14時から2012年FIA F1世界選手権第15戦日本GP予選が行われた。

これまで3回実施されたフリー走行ではマクラーレンとレッドブルの両陣営が速さを見せている。初日は午前にジェンソン・バトン(マクラーレン)が1分34秒507のトップタイムを記録してチームメイトのルイス・ハミルトンと共にマクラーレン1-2態勢を築き、午後は1分32秒493のマーク・ウェバー(レッドブル)に次いでハミルトンが2番手につけた。

2日目に入って実施された予選前最後のフリー走行ではセバスチャン・ベッテルが1分32秒136をマークし、ウェバーと共にレッドブルが上位を独占している。

ピレリが今週末用意したのはソフトコンパウンド(オプション)とハードコンパウンド(プライム)の2種類。

前戦シンガポールGPでトロ・ロッソのジャン-エリック・ベルヌに衝突したミハエル・シューマッハ(メルセデス)は今回の予選結果から10グリッド降格されることが決まっている。また、予定外のギアボックス交換を行ったバトンには5グリッド降格のペナルティが科され、土曜フリー走行でクラッシュしたフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグもギアボックス交換でバトンと同様の処分を受ける。

予選スタート時の気温は26度、路面温度36度のドライコンディションだった。20分で争われるQ1がスタートすると、しばしの沈黙の後にフォース・インディアのポール・ディ・レスタと来季のマクラーレン入りを発表したザウバーのセルジオ・ペレスがコースへ向かった。

ディ・レスタが1分33秒661を計測したのに続き、ロータスコンビが同じく1分33秒台でタイムシートの上部を占める。フェラーリ勢が動くとフェリペ・マッサが暫定トップ、フェルナンド・アロンソが3番手に飛び込んだ。

セッションが中間地点を迎えたところでトップ5はマッサ、ウェバー、ロマン・グロージャン(ロータス)、バトン、ブルーノ・セナ(ウィリアムズ)に変わり、土曜フリー走行トップのベッテルが始動。さらに数分遅れてシューマッハがタイムアタックを開始したものの、午前のセッションでクラッシュしてしまったヒュルケンベルグはガレージにとどまっていた。

コース上ではベッテルが1分32秒608のファステストラップを計測。ヒュルケンベルグは残り時間が5分というところでようやくコースへと向かう。

同じタイミングで一度タイムを出した面々も順次2回目の走行を開始した。ほとんどのドライバーがソフトに履き替えてコースインし、セッション終盤にかけてタイムシートのオーダーは大きく変動していく。

まずは24名の中で最後に動いたヒュルケンベルグが2番手に飛び込み、ライコネンがベッテルのトップタイムを塗り替える。さらにペレスがセッション最速タイムを更新したのに続いて、チームメイトの可夢偉がペレスのタイムを上回った。これで暫定トップとなった可夢偉だったが、程なくしてグロージャンにQ1トップの座を奪われている。

一方、今季をもって引退することを発表したばかりのシューマッハはノックアウトゾーンにいる状態からギリギリのタイミングで最後のタイムアタックに入る。何とか1ラップをまとめあげたシューマッハは16番手でQ2進出を決めた。

ここでノックアウトされたのは18番手ブルーノ以下、ヘイキ・コバライネン(ケータハム)、ティモ・グロック(マルシャ)、ペドロ・デ・ラ・ロサ(HRT)、シャルル・ピック(マルシャ)、ヴィタリー・ペトロフ(ケータハム)、ナレイン・カーティケヤン(HRT)の7名。

グロージャンのQ1最速タイムは1分32秒029だった。

15分のQ2では可夢偉が先陣を切ってピットレーンを後にする。少しずつタイミングをずらして全員がタイムアタックを開始したが、シューマッハだけはガレージから様子をうかがった。

最初にタイムを出した可夢偉はしばらく暫定トップの位置をキープしていたが、ベッテル、マッサらがそのタイムを塗り替えていく。シューマッハ以外のタイムが出揃ったところでベッテル、バトン、ウェバー、ハミルトン、マッサが上位に並び、可夢偉は5番手。残り時間が5分の段階で全員が1回目の走行を終えてガレージに戻り、コースは無人の状態になっている。

ほどなくしてシューマッハがタイムアタックに向かったのを皮切りに、4番手ハミルトン以降の全員が動く。アロンソが3番手にジャンプアップしたのに続いて可夢偉が4番手タイムを記録するも、ライコネンが2人を上回って2番手バトンの後ろにつけた。

Q3出場の資格を得たのは1分31秒501を刻んだベッテルはじめ、バトン、ライコネン、アロンソ、可夢偉、ウェバー、グロージャン、ハミルトン、ペレス、ヒュルケンベルグの10名。

11番手マッサ以下、ディ・レスタ、シューマッハ、ロズベルグ、ダニエル・リカルド(トロ・ロッソ)、ベルヌの予選順位がここで決した。

10分の予選最終決戦が始まるとライコネンを先頭にロータス、レッドブル、マクラーレンの6名がコースイン。1回目のタイムアタックでベッテルが1分30秒台に突入する圧倒的なペースを見せる。

6名のタイムはベッテル、ウェバー、バトン、グロージャン、ライコネン、ハミルトンという並びとなり、セッション残り時間が3分というところで今度はペレスからラストアタックが始まった。

全員がガレージを後にしてタイム更新を目指すも、ベッテルのタイムには届かない。チェッカーフラッグとほぼ同時にライコネンがスプーンでスピンを喫し、イエローフラッグが掲示された。ライコネンの後からアタックラップに入った可夢偉は4番手につけている。

最終的に1分30秒839をたたき出したベッテルが4年連続で鈴鹿のポールポジションを獲得。僚友ウェバーと共にレッドブルが最前列を独占する。3番手バトンは5グリッド降格される予定で、4番手の可夢偉以降、グロージャン、ペレス、アロンソ、ライコネン、ハミルトン、そしてQ3ノータイムのヒュルケンベルグが予選トップ10に並んだ。

日本GP決勝は7日(日)15時スタート予定。決勝レースもお楽しみに!

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