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2011年第15戦ドライバーコメント決勝

Kay Tanaka / Jim / Me
2011年10月9日 « バトンが鈴鹿を初制覇! ベッテル3位でタイトル獲得! | 日本GP決勝後の記者会見パート1 »

快晴の下で行われた日本GP決勝レースを制したのは、フロントローからスタートしたジェンソン・バトン(マクラーレン)だった。スタートではポジションを落としたものの、巧みなタイヤマネジメントとペースコントロールが実ってシーズン3勝目を挙げた。2位にはフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が入っている。

セバスチャン・ベッテル(レッドブル)は3位だったが、この結果により2年連続ワールドチャンピオンシップ制覇を確定。表彰台で歓喜に酔いしれた。

小林可夢偉(ザウバー)はF1自己最高位の7番手からスタートしたが、スタートで5つポジションを落としてしまった。それでも入賞圏内に復帰したが、終盤にはロングスティントを走ったプライムタイヤが耐えきれず、最終的に13位でレースを終えている。

レースを終えたドライバーたちのコメントは以下のとおり。

【レッドブル】

セバスチャン・ベッテル(3位)

「多くの人々がタイトル獲得に高い自信を持っていたようだけど、重要なのは、僕たちはあまり深く考えすぎていなかったってことなんだ。その代わり、僕たちは一つ一つの前進に集中していたし、今シーズンをすべて戦ってすべて成功してから、"ワオ"って感じさ。ミルトンキーンズのファクトリーで働くすべての人々に感謝したい。一生懸命プッシュしていたのは僕たちだけじゃなくて彼らも一緒さ。郵便部門からデザインオフィス、エンジニアリングオフィス、そしてこのサーキットで働く人々に至るまで、彼らの努力は素晴らしいものだった。想像するのは難しいと思うけど、僕たちには2台のマシンと2人のドライバーしかおらず、コースに出る際にはその肩に毎回重みがかかっているんだ。たまには望んだようにマシンを扱えない時もあるけど、僕たちはレース週末ごとにそれぞれの細かいことに挑もうとしている。それでも、結果は本当に素晴らしいものだ。今年はチャンピオンシップ制覇を目標に掲げていたし、それを残りレースが4戦となった日本GPで決めたことを何と表現すればいいかわからない。初めてだから混乱したよ。チャンピオンシップを始めて制することさえイメージできなかったんだから、2回目の獲得には驚くばかりさ。F1には小さかった時に観戦していた時から今に至るまで、いい思い出がたくさんあるよ。今日は幸運な経験をできたと感じている。今日のドライバーズパレードでは熱狂的なファンがたくさんいたし、ヘルメットをかぶった時にはそのことを考えていた。ドライバーとしては、これ以上のことはないよ。快晴だったし、すべてのファンが興奮して僕たちが何をするのか見ていてくれている。人生ってそういうものだと思うんだ。ここでチャンピオンシップを決められたことを何と言って表現すればいいのかわからない。ファンタスティック以上のことさ」

マーク・ウェバー(4位)

「最高の仕事ぶりで2回目のワールドチャンピオンに輝いたセバスチャンを祝福するよ。今日はレース中のすべてのオーバーテイクがピットで行われたもので、コースではそんなになかったね。僕たちはフェラーリとマクラーレンをかわせたけど、僕らはかなりイーブンな戦いぶりだった。ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)といくらか接触したんだけど、それによってレースの重要な部分である集団から上位争いに戻ろうとしている時に、僕のフロントウイングがちょっとダメージを負ったんだ。接触はしたけど、彼は行ってしまったよ。セーフティカー導入も僕らにとって適切なタイミングじゃなかった。フェルナンドのピットストップを見ておきたかったんだけど、集団が詰まるようになってそれを抜けなきゃいけなくなったし、ミハエルと接触するという状況もあったから、アンダーカットするのは困難だった。最終的には悪くない結果だったよ。ジェンソンにとっては、彼の第二の母国での素晴らしいレースになったね。そしてタイトル獲得を果たしたセブを祝福する」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「まず、セバスチャン・ベッテルが2回目のワールドチャンピオンに輝いたことは素晴らしい。彼は今シーズン圧倒的なドライブを見せ、チャンピオンシップ獲得にふさわしい走りを開幕戦メルボルンから見せつけた。たくさんのハードワークとチームワークがあり、彼は達成した成果に誇りを持つことができるだろう。これで彼は素晴らしいドライバーたちの仲間入りを果たしたわけだが、単なる2回のタイトル獲得ではなく、2年連続という偉業だ。今日のレースはタイトなもので、ピットレーンでタイムロスを喫したようだ。もしかしたら、ピットレーン最後尾というわれわれの位置に関係していたのかもしれないが、ジェンソンは力強いレースを果たしたので彼を祝福したい。3位と4位という結果はコンストラクターズ選手権にとって大きなものだし、われわれのリードは130ポイントになった。それでも、今日という1日はセバスチャンのものだ」

【マクラーレン】

ルイス・ハミルトン(5位)

「僕にとっては残念なレースだったけど、ジェンソンとチーム全体にとっては素晴らしい1日だ。今日のジェンソンは卓越した仕事ぶりだった。彼は本当にこの勝利にふさわしいけど、僕はそんなに素晴らしいものじゃなかった。それでも、僕も頭を上げていくし、またチャンスを得られるように次のレースを見据えていく。僕たちのマシンに勝てる速さがあったことは明らかだけど、今日の僕は戦えなかったんだ。だから、来週末に韓国GPで競争力を発揮するためにもデータを分析して作業したい」

「レースでは、フェリペ(マッサ/フェラーリ)と何が起きたのかわからないんだ。高速で走っていたからサイドミラーがブレていて、彼が僕の隣にいたのがわからなかった。マシンが接触したことについては謝罪したいけど、幸運にもお互いに何も影響はなかったね。フェリペに対して何か悪い印象は持っていないよ。僕は彼を尊敬している。素晴らしいドライバーだし、今日の彼は本当に速かった。最後に、タイトルを獲得したセバスチャン(ベッテル/レッドブル)を祝福したい。そうなるだろうとは分かっていたけど、彼のシーズンは本当に滑らかなものだった。彼は最高の成果を収めたよ」

ジェンソン・バトン(優勝)

「厳しいレースだったね。最後の5、6周は本当にタフだった。タイヤをしっかりケアしなきゃいけなかったし、マシンをゴールに導くためにいくらか燃料をセーブしたよ。でも、最高の勝利だった。スタートではセバスチャンが僕のほうに迫ってきたんだ。どんどん迫ってきて止まらなかったから、僕は芝生に押し出されてスロットルを戻さなきゃいけなかった。そうしなかったらターン1でクラッシュしていただろうからね。僕が後退するまで僕のことが見えなかったって彼は言っていたけど、それで僕はポジションを落とした」

「でも、巻き返したことにはすごく満足している。週末を通じたマシンパフォーマンスにもね。僕にとっては本当に感情的になる勝利だよ。このサーキットにはたくさんの歴史が詰まっているし、観客も最高だ。僕にとっては母国レースでの勝利に準ずるよ。ここ日本で僕を支援してくれた人々一人ひとりに感謝したい。今年は日本で難しい状況があったから、彼らの心に幸せな思い出をあげることができたらいいな。僕らはベストを尽くして最高なショーを届けることができた。セブ(ベッテル)はシーズンを通じて最高の仕事をしてきたから、タイトル獲得にふさわしいよ。彼は彼が必要とした装備を手に入れていたんだ。でも、僕らも今シーズン中にもっと成功を収めることができるだろう。残りの数レースも勝利争いをしたいし、僕たちのマシンとチームにはそれができると思っている。プッシュし続けるし、今シーズン中にあと数回は勝ちたい。それに、今はすごくいいポジションにいるけど、2012年に向けた成功のカギにもなっていると思うんだ」

マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)

「今日はジェンソンの素晴らしいドライビングを目撃することができた。序盤から速くタフなレースになったが、ジェンソン、フェルナンド(アロンソ/フェラーリ)、セバスチャンはいずれも最高の仕事ぶりだった。もちろん、最後の終盤は本当に気を使った。勝利を得られるポジションにいたのだが、前にいるときのほうが神経は疲れるものなのだ! それでも、最高のスペクタクルだったしジェンソンは道を踏み間違えなかった。彼は本当に冷静なドライブだったので、今日の勝利は大いにふさわしいものだろう」

「ルイスはより難しい午後を過ごした。ルイスが第1スティントでスローパンクチャーに見舞われたことを、われわれはすぐに発見できなかったのだ。それによりリアアクセルのディファレンシャルへの圧力が増大しており、われわれとしてはリアのバランス不足を補うためにフロントウイングで調整してしまう可能性もあった。それでも、ルイスは残りの2つのスティントでは満足のできるバランスを得て、われわれも彼が満足していたここまで2日間のマシンセットアップを得ることができた。ルイスにとってはチャレンジングな午後になったが、彼は決してあきらめず、プッシュし続けてチームにとって効果的なポイントを手にしてくれた。今週末の彼には速さがあったし、来週末の韓国での彼はさらにタフになるだろう」

「最後に、私個人とボーダフォン・マクラーレン・メルセデスからセバスチャンへの祝福を送りたい。彼はシーズンを通じて安定し、ミスのない走りを見せた。われわれとしては、できれば今晩に行われる祝賀パーティーを送らせたかったのだが! それでも、彼には大いなる祝福を捧げる。われわれボーダフォン・マクラーレン・メルセデスの野望は薄れていない。来週末の韓国GPを筆頭に、残りのレースで勝利を狙っていく」

【フェラーリ】

フェルナンド・アロンソ(2位)

「セバスチャン(ベッテル/レッドブル)おめでとう! 彼の年齢で2回の世界タイトルを勝ち取るなんてすごいし、予選でもレースでも、すべての場面で本当にうまく戦い、これだけ完ぺきなシーズンを過ごすのは驚異的。まさに(チャンピオンに)ふさわしい。僕たちは挑戦するしかないし、来年は彼を打ち負かせるようにがんばる。今日はベストを尽くした。優勝にも近づけたと思う。予選でレッドブルとマクラーレンに遅れているのは分かっているけど、タイヤのデグラデーションなんかで変化が見られるレースではチャンスにつけ込むことができる。ここでは最初の5周から6周は他のマシンがとても強かったけれど、その後はかなり接近できた。今回の表彰台でシーズン残りの4戦に向けてかなりモチベーションが上がる。戦略がモノを言うおもしろいレースだった。最近のレースとは違って、今日の僕たちは優勝を争えるだけのペースがあったと思う。韓国では胸を張ってもう一度、勝利に挑む。勝てるようにがんばって、少なくともまた表彰台に上れるようにしたいな」

フェリペ・マッサ(7位)

「今回もまた苦い思いをしてレースを終えることになってしまった。フェルナンド(アロンソ)が示したように、今日の僕たちのペースは表彰台に届くに十分あったと思う。でも、僕は7位フィニッシュ。本当に悔しい。ハミルトンとの接触? 僕のマシンはそのせいでダメージを負った。レース後に見てみたらフロントウイングのエンドプレートがなくなっていて、フロアの左側が適切ではなくなっていた。それはマシンをドライブしていても感じたんだ。たぶん映像が物語っているはず。彼はタイヤに苦戦していて、僕はほとんど彼に並びかけていたのに彼が動いて僕にぶつかってきたんだ。判断は皆がしてよ・・・。これ以上、僕が話しても意味はない。それでも、セバスチャン・ベッテルにはおめでとうと言いたい。彼は素晴らしい奴だし、タイトルにふさわしいと思うから、僕も本当にうれしいよ」

ステファノ・ドメニカリ(チーム代表)

「まずはスクーデリア(チーム)を代表して2度目のドライバーズタイトルを勝ち取ったセバスチャン・ベッテルにお祝いを述べたい。彼はものすごいシーズンを過ごし、今回のファンタスティックな結果は本当にそれに見合っている! フェルナンド・アロンソの今日のレースを説明するにあたり、驚異的だという形容詞を使ったとしても場違いだとは思わない。うちのドライバーは常に攻め、優勝にかなり近づいていた。2週間前のシンガポールのパフォーマンスを考えると、そのことは信じられないほど素晴らしいと思う。誰がコンペティティブなのかが常に変わる状況は、各サーキットにおけるマシンとタイヤのパッケージが示す真のパフォーマンスにどれだけの可能性があるのか、またそれを理解することの難しさを確認させてくれる。フェリペも本当に素晴らしいレースを戦っていた。少なくともハミルトンと接触するまでは。そのインシデントで彼のマシンが受けたダメージがレース後半に大きく影響したと思っている。まだ今シーズンはあと4戦ある。われわれの目標は今でももう一度表彰台の頂点に立つことであり、ドライバーズ選手権でフェルナンドを2位にすること、そして2012年に向けて現行型マシンから可能な限り多くを学ぶことが目標なので、それを達成するために全力を尽くす」

パット・フライ(シャシー部門ディレクター)

「特にコース上でのコンペティティブ具合を考えれば、今日の鈴鹿の結果は最高だ。フェルナンドは自分の手にある環境から最大限を引き出し、めぐってくるすべてのチャンスで攻撃に努めながら優勝にかなり近いところまでいった。フェリペも素晴らしいレースだったが、最初にピットストップが数周遅れてしまったことが影響したのかもしれない。その後にはハミルトンとの接触があった。最後はトラフィックにつかまり、今年、度々目撃してきたようにペースが上回っていたとしてもメルセデスGPを追い抜くのは本当に難しい。タイヤのデグラデーションがとりわけ激しいことを念頭に置いて、3ストップ戦略を採った。セーフティカーは誰にとっても助けになっただろうし、トラフィックでさえも、少なくともフェルナンドにとっては役に立った。ソフトタイヤを履いたスティントの終盤はすべてペースを最大に引き出すことができていない。どんなケースでも、レースの最終スティントはあまり長くしたくないので、早めにピットに入れば常に影響が出る。ここでも同じで、硬めのコンパウンドに関しては熱入れに問題を抱えることが多かったものの、あまり苦しむこともなく、ミディアム(コンパウンド)のパフォーマンスはそれほど悪くなかった。来週末の韓国でも同じようにできるようがんばる。難しいことは分かっているがシーズンが終わるまでにもう1勝できれば最高だ!」

【メルセデスGP】

ミハエル・シューマッハ(6位)

「今日、僕たちが鈴鹿で達成した結果には大満足だ。マシンの能力を最大限に発揮できたし、いいレースをマネジメントできた。チームも週末を通じて最高の仕事をやってのけてくれたし、パフォーマンスを見出してレースに生かしてくれたよ。これ以上の結果は予想していなかったし、達成できなかっただろう。ピットストップも完ぺきなタイミングで、すべてがプランどおりに進んだ。最高の1年を過ごしたセバスチャン(ベッテル/レッドブル)と彼のチームを祝福したい。再び彼がチャンピオンシップを制覇するのを見られたのは素晴らしい気分だ。大いにハッピーだし、少し誇りも感じている」

ニコ・ロズベルグ(10位)

「今日は1ポイントを獲得することができてうれしいし、何度かオーバーテイクを決めることができて楽しかった。間違いなくオーバーテイクが最も難しいサーキットの1つだから、グリッド後方からのスタートは難しい仕事になることを意味していたよ。レースの前には8位から10位ぐらいになれればと願っていたから、もう少し上位だったら素晴らしかったけど、それでも確実な結果だね。いい戦略とピットストップ作業をしてくれたチームに感謝したい。複雑な週末になったけど、韓国ではより通常な週末を過ごしていつものポジション争いをしたいんだ。そして最後になるけど、セバスチャンをお祝いするよ。君はタイトルにふさわしかった」

ロス・ブラウン(チーム代表)

「今日はマシンの能力とチャンスを最大限に発揮することができた。マシンはレースを通じていいパフォーマンスを発揮し、2台にとって適切な戦略とピットクルーたちによるファンタスティックなピット作業があった。われわれはシーズンを通じて強力なピットストップ作業ができており、今日はピットでポジションを得ることもできた。特にセーフティカーが導入された際にニコは2台をかわしている。ミハエルとニコはコックピット内で素晴らしいパフォーマンスを発揮し、必要な時はクリーンにパス、また強力な防御を見せた。全体的にはとてもエキサイティングなレースだったと思うし、新しいワールドチャンピオンを生むグランプリに適したものだった。2度目のドライバーズ選手権制覇を果たしたセバスチャンとレッドブル・レーシングを祝福したい。彼はシーズンを通じて最高のドライブを見せ、基準を設定してくれた。われわれはそれを上回ることを目標にしなければならない」

ノルベルト・ハウグ(メルセデス・ベンツ・モータースポーツ社長)

「ミハエルとニコは今日の午後、いずれも強力なレース運びを見せて極めて競争力の高いラップタイムを刻んだ。ミハエルはトップ3チームに続いてフィニッシュし、ピットストップのタイミングによってラップリーダーともなった。ニコも力強いドライブでポイント圏内まで浮上したが、これは昨日の予選によって23番手スタートになったとはいえわれわれが信じていた結果になった。ピットストップおよび戦略を組み立てたクルーたちを称賛したい。彼らは今日の午後にチームが得た結果においてカギとなる役割を演じたのだ。ワールドチャンピオンに対して勝利を収めたジェンソン・バトンとマクラーレンを祝福したいが、セバスチャン・ベッテルとレッドブル・レーシングには脱帽の思いだ。単にワールドタイトルを獲得したからではなく、シーズンを通じて高いレベルを発揮し、タイトルを防衛したためだ」

【ルノー】

ブルーノ・セナ(16位)

「僕としては、あんなにいい位置からスタートしたにもかかわらず、ガッカリのレースだった。2コーナーでヴィタリーに少し押し出されて、挽回が難しくなった。残りのレース中は何度もトラフィックに悩まされ、タイヤのデグラデーションもすごく早かった。全体として学ぶところの多い週末だった。昨日の予選前に限られた走行しかできなかったにもかかわらずQ3に進出し、3日間ともシンガポールに比べれば手応えを感じられた。韓国ではまたポイントを取りたい」

ヴィタリー・ペトロフ(9位)

「僕らはミディアム(プライム)タイヤでスタートし、周りはソフト(オプション)だったからポジションを維持するのが精一杯だった。ホイールスピンもひどかったから、このタイヤにしてはまずまずのスタートだったと思う――もしソフトだったらもっと上にいけただろう。レース中は戦略が成功しているのかどうか判断が難しく、第2スティントまではソフトタイヤの人たちを相手に戦うのが難しかった。最終的な僕らのターゲットはフォース・インディアの前でフィニッシュすることであり、それは達成できた。レース終盤にソフトタイヤに履き替えるとすごくグリップを感じた。思わずにっこりして思い切りプッシュしたよ! それから何台オーバーテイクしたか分からない。セルジオ(ペレス)との差が開きすぎていたのが残念だ。韓国でもトップ10でフィニッシュしたい」

エリック・ブーリエ(チーム代表&マネージングディレクター)

「何よりも、またポイントが取れたことは良かった。他の多くのチームとは異なる戦略を選び、ヴィタリーの方は比較的うまくいったのだが、ブルーノはトラフィックに悩まされて成功しなかった。また残念ながらセーフティカーにも味方されなかったが、少なくともコンストラクターズ・チャンピオンシップでフォース・インディアの猛攻をしのぐ2ポイントを手に入れた。最後に、チームを代表して2度目のワールドタイトルを手に入れたセバスチャン・ベッテルに祝福を述べたい」

アラン・パーメイン(トラック運営ディレクター)

「ヴィタリーがポイントを取れて良かった。われわれのマシンはソフトタイヤに非常に厳しく、それによってある程度戦略が限られていた。ミディアムタイヤのパフォーマンスはまずまずだったので、ミディアム-ミディアム-ソフトとつないだ。しかし、レースではミディアムよりソフトタイヤが予想より大幅に速かった。このためピットウオールで少し悩んだが、戦略は変えないことにした。フォース・インディアと(小林)可夢偉に対してはその手法が功を奏したが、セルジオ(ペレス)はオプションタイヤで2度のロングスティントを走ることができたため、届かなかった。ブルーノはスタートで妥協を強いられ、1回目のストップもあまり良くなかった。ソフトタイヤを履いてからもヴィタリーほどペースが上がらなかったので、理由を解明する必要がある。ヴィタリーのソフトはよく持ったが、ブルーノはデグラデーションがひどかった。セーフティカーが出たタイミングも、ミディアムタイヤでの第2スティント序盤だったので、助けにならなかった。今日一日をまとめると次のようなものだ。妥当ではあるが、もっとうまくやれたはず」

【ウィリアムズ】

ルーベンス・バリチェロ(17位)

「スタートの時はすべてが僕たちの流れになっているように見えたんだけど、その後にセーフティカーが導入されてしまった。あれは僕たちにとって良くないタイミングだったね。集団が詰まってしまったし、僕たちは終盤に間違ったタイヤを履いてしまってかなり遅かったから苦しんだ」

パストール・マルドナド(15位)

「プライムタイヤで難しいスタートになったし、第1スティントは燃料が重かったからかなり影響を受けた。2回目のピットストップでオプションに履き替えたら、ペースがそれなりに改善されたよ。その後はかなり安定して走ることができた。レース終盤のペースは速かったけど、今週末で最も速かったんじゃないかと思うよ。でも、序盤にポジションを失ってしまってより良い位置で完走するチャンスがなくなったから、あまりにも遅かったね。今日はできる限りのことを尽くしたけど、十分じゃなかったみたいだ」

マイク・ジラン(チーフオペレーションエンジニア)

「今日は戦略を分けることにし、ルーベンスにはオプションタイヤを履かせて3ストップ作戦を、パストールにはプライムを履かせて2ストップを実行した。セーフティカーが導入された際にパストールを3ストップに変更したのだ。両ドライバーはレースを通じて激しく戦ったが、残念ながらポイントを手にするほどの速さは備わっていなかった。今後もマシンを開発し、韓国GPとインドGPを見据えていく」

【フォース・インディア】

エイドリアン・スーティル(11位)

「正直、今日自分たちがポイントを取れなかったのは不運だったと思っている。自分のスタートは最高だった。コバヤシ(可夢偉/ザウバー)のスタートがかなり悪くて避けなきゃいけなかったから、すべての利点を生かせたわけじゃないけど、数周後にはルノー勢の前に出られたし、いいペースだったんだ。僕のレースを台無しにしたのはセーフティカーだと思う。僕はその1周前に2回目のピットストップを行っていてポジションを失った。戦略についてはデグラデーションがかなり高かったから3回はストップしないといけなかったんだ。しばらくは9位に入れそうな感じだったけど最終的にはレース終盤にソフトタイヤの恩恵を受けた2ストップのマシンに敗れた」

ポール・ディ・レスタ(12位)

「素晴らしいスタートを決められた。アウト側に攻めてポジションを4つ上げ、ルノーの2台とコバヤシの前に出た。いいリズムに乗れていたのに、セーフティカーが僕たちの戦略を台無しにしたと思う。あの時がレースの中でも一番速いパートで、ギャップを引き離すのが重要な場面だったんだ。(セーフティカー導入によって)他のマシンは2ストップが可能になり、終盤になって彼らが追いついてきたら防御するのは本当に難しい。最後の4レースは前後のチームとかなり接戦になるだろう。ザウバーはここでとても競争力を発揮しているし、ルノーも調子を取り戻したみたい。でも、韓国では僕たちがやってみせる」

ロバート・ファーンリー(チーム副代表)

「今日のレースには入賞できると思って挑んだものの、結局のところはレースの展開によって最後の段階で阻まれた。戦略は間違いなく基本的なものをカバーしており、2台のマシンが見事なスタートを決めてくれたことでうまく事が運んでいた。タイヤの摩耗は限界だと分かっていたが、優れたレースペースを示せたと思うし、レース序盤はミディアムコンパウンドを履くマシンにギャップをつけられたと思っている。われわれの破滅の根源はセーフティカーだ。(セーフティカー導入により)すべてのアドバンテージが持ち去られ、2ストップだったマシンに入賞のチャンスをもたらした。数点を加算できるように努力はしたのだ。しかし、終盤に入ってソフトタイヤを履くマシンに対してポジションを守るのは不可能。結果的にガッカリな気持ちで鈴鹿を後にするが、ポジティブに考えることにして、韓国で自分たちのポテンシャルを発揮できるよう期待している」

【ザウバー】

小林可夢偉(13位)

「僕にとっては難しいレースになりました。スタートでクラッチをつないだ際、突然アンチストールモードに入ってしまったので、すぐに5つもポジションを失ってしまいました。ライバルたちと争おうとしましたが、今年はオーバーテイクが決して簡単ではありませんでしたね。その後、セーフティカーが導入されたのですが、僕たちの戦略からするとタイミングが悪かったんです。セーフティカーが出た時に2回目のピットストップを行い、ソフトコンパウンドからミディアムコンパウンドに交換しました。そのタイヤで残りのレース、つまり29周を走り切らなければならなかったんです。最終的にはタイヤがすごく厳しくなり、ポジションを守ることができませんでした。とにかく、ここでいい予選を戦うことができましたし、レース中のマシンパフォーマンスも間違いなく改善されました。残りのレースでも改善をプッシュしていきたいです。F1にエキサイトしてくれる日本のファンのことをすごく誇りに思いますよ。最高の観衆でしたし、僕にとってすごく感情的な1日になりました」

セルジオ・ペレス(8位)

「チームのためにここ日本でポイントを稼げて大満足だ。昨日は予選で技術的問題を抱え、17番手スタートになったことを考えると特にそうだね。今日のタイヤ戦略は僕にとってすごくうまく機能したし、チームも最高の仕事ぶりだった。マシンのパフォーマンスも良かったよ。僕はすごく激しくプッシュして、今日は全力を尽くした。風邪をひいていたから体力的にはかなり厳しかったし、マシンをポイント獲得が可能な位置でゴールさせることができて大いに満足している」

ペーター・ザウバー(チーム代表)

「すべてのチームメンバーが、可夢偉が母国グランプリで入賞することを望んでいた。力強い予選パフォーマンスを発揮したのだからそれにふさわしかったが、スタートで事態は間違ったほうに進んでしまったのだ。彼はポジションをたくさん落とし、攻撃的な戦略は結果に結び付かなかった。セルジオは輝かしいレース運びを見せた。17番手からスタートして8位入賞という結果がそれを物語っている。アグレッシブだったが、同時に安定感もあった。彼の結果はマシンの改善が進んでいることの証明であり、今後のレースに向けて重要なものだ。素晴らしいシーズンを過ごしたセバスチャン(ベッテル/レッドブル)を祝福する。ワールドタイトル獲得は彼にふさわしいものだった」

ジェームズ・キー(テクニカルディレクター)

「タフで接近し、競争が激しいレースだった。ポイント獲得は必要だったので、いくらか手にできたのは素晴らしいことだ。チーム全体が激しく作業をしたので、その報いだろう。可夢偉にとっては大いに残念なレースになった。スタートでアンチストールモードに入ってしまい、いくつかポジションを奪われた。彼にはソフトタイヤでスタートするアグレッシブな戦略を与えたが、トラフィックに抑えられてしまい、彼にとって間違ったタイミングでセーフティカーが導入されてしまった。終盤には素晴らしい仕事ぶりでタイヤに対処したが、スタートで妥協を強いられた。あの問題が発生した理由を探らなければ。セルジオは力強いレースを過ごし、とてもいいペースを発揮した。彼の戦略は可夢偉とは逆のものだったが、それが適切だった。それでもセーフティカーから恩恵を受けることはできなかったのだが、ミディアムコンパウンドを履いてのペースとその後のソフトコンパウンドでのペースがとても安定しており、17番手から8位入賞を果たすことができた。本当にファンタスティックな仕事ぶりだった。長く激しい週末を終え、4ポイントを獲得できたことに満足したい」

【トロ・ロッソ】

セバスチャン・ブエミ(リタイア)

「とてもいいスタートで5台を抜いて11番手を走っていた。最初のピットストップの前には10番手にもなったんだ。ピットから出てきて第1コーナーの時点ですでにバイブレーションを感じ、右フロントタイヤが動き始めているのが分かった。ピットストップできちんと装着されていなかったんだけど理由は分からない。その後、ターン4で外れた。ピットに戻るすべもなく、レースはおしまい。いいレースができそうだったし、ポイントも獲得できそうだったから悔しい」

ハイメ・アルグエルスアリ(15位)

「僕はペレスと同じような戦略だったけど、彼は僕より1周あたり1秒速いみたいに思えた。エンジンのリミッターを押しても追い抜けなくて、オーバーテイクするのに必要な速さを見いだせなかった。前にいるマシンを追いかけていたからダウンフォースを失ってもいたんだ。レースでこれだけオーバーテイクが難しかったことなんてあったかな。ずっとベストを尽くしていたけど、今日はパフォーマンスがなかった。今は韓国で調子を取り戻し、もう一度、ザウバーとポイント争いができることを願っている」

フランツ・トスト(チーム代表)

「まず、トロ・ロッソを代表してドライバーズ選手権2連覇を達成したセバスチャン・ベッテルとレッドブルにお祝いを言いたい。鈴鹿での私たちの週末は金曜日にまずまずの形でスタートできたものの、その後はあまりうまくいかなかった。今日は序盤にセバスチャン(ブエミ)が離脱してしまった。最初のピットストップで彼の右フロントタイヤが外れた理由については今調査しているところだ。本当に悔しい。彼は素晴らしいスタートを決めて数台のマシンを追い抜き、グリッドポジションから4つ上がって11番手を走っていたのに。ハイメ(アルグエルスアリ)はオープニングラップでポジションを3つ失い、そこからはあまりオーダーを変えられなかった。ここで投入したアップデートのいくつかがマシンパフォーマンスに改善をもたらした兆候はあるので、韓国でそれらをもっとうまく反映できるかどうかはあと数日待ってみなければならない」

【ロータス】

ヘイキ・コバライネン(18位)

「チームにとってなんて素晴らしいレースだろう! 僕はホイールスピンもなく、クラッチのタイミングも完ぺきな最高のスタートを決めて、あっという間にたくさんのクルマを抜き去り、14番手に上がった。まるでみんなはリバースに入っているようだった。エンジニアの1人が笑いながら、誰かにすごいスタートだって話してるのが偶然聞こえてしまったほどで、思わず、"ダメだ! 今はまだ残りのレースのことを考えなきゃ!"って思ったよ。第2スティントまでは最高だった。クルマはソフトタイヤで本当に調子が良くて、ピットストップも抜群。セーフティカーが出てからは車間が縮まったから、そのあとはチェッカーまでヤルノとのレースとなり、最終ラップまで彼の前を走り続けた。週末、クルマはプライムタイヤの方でもバランスが良く、プッシュし続けることができた。ブルーフラッグが出ている時にヴァージンとHRTには少し引っかかってしまったけど、それでもここを得意とするヤルノの前をキープできた。すごくいい気分だ」

「それに――今回はシーズンで初めて一度もブルーフラッグを振られずに済んだから最高に満足。誰かに道を譲ってパスさせるたびに、自分は遅くなっていく。これは僕らのクルマとチームが改善し続けていることの証明だ。OK、確かにセーフティカーには助けられたけど、コース上での出来事からアドバンテージを得るにはそれにふさわしい場所にいる必要がある。今日の僕らにはそれができた。素晴らしい1日だよ」

ヤルノ・トゥルーリ(19位)

「僕にとっていい1日だった。スタートはあまり良くなくて――今回は決してパーフェクトなスタートじゃなかったものの、一度走り出してからは何回かパスもできたし、調子を取り戻すことができた。数周走ったあとギアボックスに問題を感じてスローダウンしたけど、すぐに直ったし、その直後にセーフティカーが出てきたからヘイキとのギャップを縮めて2人で完走することができた。チーム全体にとってすごく重要な結果だよ。タイトルを決めた人たちに比べれば、レースの全周回を完走したなんてことは、大したことじゃないようにみえるかもしれないけど、僕らが前進していることの現れだし、ここに来ているスタッフ、それからファクトリーの人たちにとってすごく良かったと思う。いい形で日本を離れ、次の韓国を目指すことができる」

マイク・ガスコイン(CTO/最高技術責任者)

「このレースウイークエンドはチーム全体にとって非常に満足度の高いものだった。初めて2台そろってリードラップのままフィニッシュできたし、セーフティカーに助けられたとはいえ、パフォーマンスレベルは周囲のマシンと比べて今までのベストだった。ドライバーたちは2人ともレースを通して最終ラップまでプッシュしてくれて、マシンから絞り出せる限りのパフォーマンスを発揮したと思う。ヘイキのスタートは目を見張るようなスタートで、今年のベストだったといってもいい。それにより3ストップ作戦が有効となり、最初の3スティントでオプションタイヤを使用した。ヤルノは第1スティントで発生した問題を解決し、レースで最後までヘイキにプレッシャーをかけ続けた。これこそわれわれが望んでいたドライバー同士の姿だ。また2人はガレージの見事なピットストップによっても助けられた。全てにわたってプロフェッショナルな仕事が行われたおかげであり、チームの努力に感謝するとともに私から祝福の言葉をかけたい」

トニー・フェルナンデス(チーム代表)

「まずは今シーズンのセバスチャン(ベッテル)とレッドブル・レーシングの友人たちの驚異的な働きに心からお祝いを申し上げたい。彼らにはまだやり遂げるべき仕事が残っており、今季コンストラクターズタイトルと、今後手にするであろう王座追求の手を緩めないことは私が直接経験をもって知っている。われわれも同じ基準を目指すべきであり、彼らのファミリーの一員となり、成長の手本とできることを大変誇りに思う。いつか、彼らとコース上で戦えるようになりたいものだ」

「毎レース同じことを言い続けているように聞こえるかもしれないが、われわれにとっては今までのベストレースだった。今朝ここへやってきた時からチーム内の全てが計画通り1つになり始めているという手応えを感じた。ワールドチャンピオンと同一周回でフィニッシュできたのは巨大な一歩となる。2人のドライバーは気持ちのこもったドライビングを見せてくれたし、ピットストップも全てエクセレントだった。レースペースは力強く、2台に大胆な戦略を与えたことによって、レースを通してブルーフラッグを振られずに済んだ。チームの素晴らしい努力の成果だ」

「ここがわれわれにとってのターニングポイントになるだろう。鈴鹿は高速コースで、前進を遂げるのが容易な場所ではない。この週末、これほど優れたパフォーマンスを発揮できたことと、ハードワークが報われ始めていることに震えるほど興奮している。忍耐強く待ち、慌てて間違った判断をしないようにというわれわれの戦略が効果を現し始めており、来年とその1年後にチームがより大きなステップを踏み出せるという明らかなサインだ」

【HRT】

ダニエル・リカルド(22位)

「昨日のペースを考えればレースはかなりいい形で進み、僕らはヴァージン勢からコンマ数秒しか遅れなかったから満足できるね。ある場面では彼らの前につけていたんだけど、セーフティカーが助けになってくれなかった。セーフティカーが導入されたタイミングが僕らに適していなかったんだ。でも、パフォーマンスには満足しているし、個人的にもこれ以上のことはできなかったと思っているから、満足しているよ。マシンは良かった。調整するたびに改善していったんだ。僕たちにとって力強いレースになったから、チームのことを考えるとハッピーだ。序盤にインシデントを抱えた最近の数戦よりも改善できているから、クリーンなレースができたことに満足している」

ビタントニオ・リウッツィ(23位)

「金曜日と土曜日にほとんど走ることができなかったから、本当にタフなレースになった。試したことがないセットアップでレースに臨む部分もあったからね。リアタイヤ、特に左リアのデグラデーションが激しかったんだ。だから、そのタイヤセットではあまり多くの周回数を走破できなかった。序盤はそんなに悪くなくて前にいるドライバーたちと争えたんだけど、パスしてから数周してピットインを余儀なくされた。激しい戦いだったし、フィニッシュラインを越えられたことが今日のレースで最もポジティブな出来事だったよ」

コリン・コレス(チーム代表)

「全体的には、今日のレースはわれわれが望んでいたものと言えよう。主な問題を抱えることなくヴァージン勢と争うレースをやれたのだ。ダニエルは序盤からいいペースを築き、ダンブロジオや特にグロック(共にヴァージン)とレースを通じて争った。青旗とトラフィックにより、われわれは彼らの後ろに後退したが、ダニエルはとてもいいレースを過ごしたしさらに前進できた。トニオ(リウッツィ)は難しい週末を過ごし、彼と彼のクルーはわずかなコース時間と情報を手にした状態でレースに挑んだ。それでも周回ごとにベストを尽くしてプッシュを重ね、最後まで走ったのだ。これ以上彼にできることはなかったろう。今回のレースは終わり、次は来週末の韓国GPだ。今週末に抱えたような問題を再び経験しないことを願っている」

【ヴァージン】

ティモ・グロック(20位)

「いいスタートが決められて、最初の2つのコーナーでジェローム(ダンブロジオ)をアウト側からかわすことに成功した。でも危うくトゥルーリ(ロータス)にぶつかりそうになって彼が僕を外側に押してきて芝生に乗っちゃったんだ。コースにとどまることができず、ポジションを落としてまたダンブロジオの後ろになってしまった。第1スティントは彼の後ろでスタックしちゃって、僕の方が彼よりも速かったからそのせいで最初の5周か6周を走るうちにタイヤがダメになり、その後は彼が引き離していった。早めにピットストップを行ったけれど、右リアタイヤがうまく装着できずにリカルド(HRT)に対して4秒から5秒を失い、ジェロームにはさらにギャップをつけられてしまったんだ。その後、セーフティカーが導入されたから3ストップに変更してハードタイヤに交換した。ジェロームの前に出られたけれど、最後はかなり青旗を振られることになって本当に難しかったし、何度か危ない場面もあった。それでも2台揃って問題もなく完走できたし、マシンの力を最大に引き出せたと思っている。韓国が楽しみだ。セットアップは問題なかったけど、特に劇的なものでもなかったからマシンセットアップを調べていかないといけない」

ジェローム・ダンブロジオ(21位)

「僕はいいレースだったと思っている。スタートは良かったし、レース序盤も良かった。戦略に関してはベストな選択ができたかどうか分からない。ピットでティモ(グロック)にポジションを奪われちゃったからね。それは残念だった。彼の方が前だったけど、最後は彼の真後ろにつけられたし、いいバトルができたと思う。ポジティブな週末だったし、そのことには満足している」

ジョン・ブース(チーム代表)

「われわれにとってはまったくもって楽な週末とはいかず、今日のレースもその傾向が続いた。戦略は期待通りに機能せず、ピットストップでもいくらかタイムを失っている。レース序盤はピットウオールでタイム情報に問題が発生しており、タイヤのライフサイクルには重要な場面で起きてしまったので、即決することを強いられた。そういったすべてのトラブルを抱えたにもかかわらず、2台ともが直近のライバルよりも上位でフィニッシュできたことは今回のレースでポジティブなことだった。数日後には韓国でサーキットに戻るので、素早く形勢を立て直し、必要な改良を施すつもりだ。日本に戻って来られたこともそうだが、この場でファンからいつも通りの暖かい歓迎を受けられたことは本当に心温まる。彼らには素晴らしいレースがふさわしいし、そうなったと思っている。チャンピオンシップ決定戦になったからね。2度目の世界タイトルを獲得したセバスチャン(ベッテル/レッドブル)におめでとうと言いたい。これから私たちはかなり厳しい日程で霊岩(ヨンアム)に向かうが、ポジティブな週末を過ごせるよう願っている」

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