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コース上のバトルに3件のペナルティ

M.S.
2018年10月10日 « ベッテルに「敬意を払うべき」とハミルトン | エリクソンが3基目のエナジーストアを投入 »
© Behrouz MEHRI / AFP
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シーズン第17戦日本GPの週末を通して、コース上のバトルにかかわった3人を含む5名のドライバーがペナルティを科された。

決勝で発生していたバトルによってペナルティを言い渡されたのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ランス・ストロール(ウィリアムズ)、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)の3名。フェルスタッペンとストロールは他車との接触が取り沙汰されており、アロンソについてはコースオフを強いられた後、シケインをカットした際にアドバンテージを得たと判断された。

一方、同じく決勝でフェルスタッペンと接触したフェラーリのセバスチャン・ベッテルについては、いずれのドライバーにも主たる責任なしとしておとがめなしの裁定が下っている。

決勝の前日に実施された土曜フリー走行では、フォース・インディアのエステバン・オコンが赤旗中の減速不十分でペナルティの対象となった。前戦で同じペナルティを受けたセルジオ・ペレス(フォース・インディア)の一件に続き、安全性に関わる違反に厳しい裁定が下されている。また、予選後にはザウバーのマーカス・エリクソンがパワーユニット交換の代償として10グリッド降格を言い渡されたものの、エリクソンは予選20番手だったため、グリッド位置に影響は出ていない。

日本GPの週末を通してスチュワードが審議し、何らかの処分を下したインシデントおよびペナルティの詳細は以下の通り。

日本GP初日:10月5日(金)

(金曜フリー走行1回目と2回目はペナルティなし)

日本GP2日目:10月6日(土)

【土曜フリー走行】

◆エステバン・オコン(フォース・インディア)
違反内容:赤旗掲示中の減速不十分、FIA F1スポーティングレギュレーション第31条6項に違反
裁定:3グリッド降格、およびペナルティポイント2点
裁定理由:スチュワードは証拠映像と位置情報、テレメトリーを確認し、カーナンバー31のドライバー(オコン)とチーム代表者から話を聞いた。ドライバーは赤旗を受けて減速したとスチュワードに述べており、テレメトリーデータにもそれが示されている。しかしながら、ターン4の後にドライバーは無線で減速しすぎたことを示唆するビープ音を聞いており、スピードを適正化するためにすぐに加速した。その中で、ドライバーは3つの少区間にわたって、デルタを最大で1.68秒下回った。結果としてドライバーはレギュレーションによって定められているスピードデルタを維持できず、ルールに違反している。

ドライバーは違反を認識しており、これをビープ音とチームがこのような状況下で使用しているシステムによる混乱に起因するとしている。最終的に、赤旗掲示中の減速遵守の重要性をかんがみる一方、違反の程度が限られたものだったことを踏まえ、上記のペナルティを科すに至った。

オコンの累積ペナルティポイント:2ポイント(2018年10月6日時点)

【予選】

◆マーカス・エリクソン(ザウバー)
違反内容:3基目のエナジーストアを使用、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
裁定: 10グリッド降格
裁定理由:FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(b)に則り、上記のペナルティが適用される。チームはパワーユニット交換を10月6日17時54分に技術委員に通知した。

日本GP決勝:10月7日(日)

【決勝】

◆マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
違反内容:ターン16でコースを逸脱し、安全性に欠ける状態で復帰、FIA F1スポーティングレギュレーション第27条3項に違反
裁定:5秒のタイムペナルティ、およびペナルティポイント1点
裁定理由:スチュワードは証拠映像を確認し、カーナンバー33(フェルスタッペン)がブレーキをロックアップさせ、ターン16でコースを離れたとともに、シケインをカットしてターン17でコースに復帰する過程でカーナンバー7(ライコン/フェラーリ)と衝突したと判断した。

フェルスタッペンの累積ペナルティポイント:8ポイント(2018年10月7日時点)

◆ランス・ストロール(ウィリアムズ)
違反内容:ターン16でカーナンバー14(フェルナンド・アロンソ/マクラーレン)をコースオフさせる、FIA F1スポーティングレギュレーション第27条4項、およびFIA国際スポーティングコード附則L第4章2(b)に違反
裁定:5秒のタイムペナルティ、およびペナルティポイント2点
裁定理由:スチュワードは証拠映像を確認し、カーナンバー18(ストロール)がカーナンバー14と接触してカーナンバー14をコース外に押し出したと判断した。

ストロールの累積ペナルティポイント:6ポイント(2018年10月7日時点)

◆フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
違反内容:ターン16でコース外に出てアドンバンテージを獲得、FIA F1スポーティングレギュレーション第27条3項に違反
裁定:5秒のタイムペナルティ、およびペナルティポイント1点
裁定理由:スチュワードは証拠映像を確認し、カーナンバー14がコースオフを強いられたものの、その後シケインをカットしてコースに復帰したことで大きなアドバンテージを得たと判断した。

アロンソの累積ペナルティポイント:3ポイント(2018年10月7日時点)

ロシアGP:ソチの決勝ではペナルティなし
シンガポールGP:バトルとペナルティ多発のシンガポール
イタリアGP:ルノーの申し立てに長文のリリースを発行したスチュワード
ベルギーGP:大クラッシュを引き起こしたヒュルケンベルグに厳罰
ハンガリーGP:タイヤセットを混合したルノーに執行猶予つき罰金
ドイツGP:ドイツはペナルティの少ない週末に
イギリスGP:泡と消えたガスリーの入賞
オーストリアGP:青旗無視のストロールに厳罰
フランスGP:スチュワード、フォース・インディアのタイヤ問題を重視
カナダGP:トロ・ロッソ勢のみがペナルティの対象に
モナコGP:罰金多発のモナコGP
スペインGP:計3台のリタイアを招いたグロージャン
アゼルバイジャンGP:5件のクラッシュにペナルティ
中国GP:クラッシュの責任を負ったフェルスタッペンとガスリー
バーレーンGP:ピットのトラブルに悩まされたライコネン
オーストラリアGP:たて続けに起こったハースF1の悲劇

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