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ハミルトンが余裕の勝利、ベッテルとの差は67点に

M.S.
2018年10月7日
© Behrouz MEHRI / AFP
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7日(土)、晴天に恵まれた鈴鹿サーキットで第17戦日本GP決勝が開催され、チャンピオンシップリーダーであるメルセデスのルイス・ハミルトンが優勝した。

前日に実施された予選で1-2を決めたメルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスがフロントローを独占し、2列目にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンとフェラーリのキミ・ライコネンが並んだ。

予選8番手のエステバン・オコン(フォース・インディア)は土曜フリー走行で赤旗が掲示された際の減速不十分で3グリッド降格し、11番グリッドについている。

立体交差が特徴的な鈴鹿サーキットは全長5.807km、レースは53周で競われ、スタート時の天候は快晴、気温29度、路面温度40.1度、湿度48.8%のドライコンディションだった。

ピレリはミディアム、ソフト、スーパーソフトのドライタイヤを持ち込んでおり、レースではミディアムかソフトを少なくとも1セット使用しなければならない。スターティンググリッドで予選Q2の最速タイムを計測した際のソフトタイヤを装着していたのはハミルトン、ボッタス、5番手のロマン・グロージャン(ハースF1)で、タイヤを自由に選べる10番グリッドのシャルル・ルクレール(ザウバー)を含む予選11番手以下のドライバーは基本的にソフトタイヤをチョイス。16番グリッドのニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)がミディアムタイヤを装着してシグナルオフを待った。

スタートで順位を上げたのはわずかにタイトルの可能性をつなぐフェラーリのセバスチャン・ベッテルで、8番グリッドから発進してまずは5番手まで浮上する。そのベテルの前で僚友ライコネンがコースオフを喫したフェルスタッペンと接触してマシンにダメージを負ったため、ベッテルはライコネンもかわして4番手につけた。この1件でフェルスタッペンには5秒のタイムペナルティが言い渡されている。

また、後方ではルクレールがハースF1のケビン・マグヌッセンと接触し、それぞれにダメージを負った2人はいったんピットに向かっている。

デブリ撤去のため、4周目にセーフティカーが導入された。8周目にレースが再開すると、ベッテルが3番手フェルスタッペンにしかけたものの、並びかけたところでドアを閉じられて接触してしまう。フェルスタッペンが3番手で走行を続けた一方、ベッテルは18番手までポジションを落とした。2人のクラッシュは審議対象となったものの、おとがめなしの裁定が下っている。

ルクレールとのクラッシュでマシンにダメージがあったマグヌッセンはガレージに戻ってレースを終えた。

ベッテルが後方から少しずつ巻き返している間に、予選Q2でトラブルが生じて15番グリッドからスタートしたレッドブルのダニエル・リカルドが5番手まで上がっていた。レッドブル勢はタイヤ交換のタイミングでライコネンをかわし、リカルドとフェルスタッペンが3番手と4番手を走っている。

全てのマシンがピットストップを終えた段階でトップ10にいたのはハミルトン、ボッタス、フェルスタッペン、リカルド、ライコネン、グロージャン、ベッテル、セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、エステバン・オコン(同)、シャルル・ルクレール(ザウバー)だった。コースを外れてアドバンテージを得たとしてマクラーレンのフェルナンド・アロンソが、また、接触を引き起こしたかどでウィリアムズのランス・ストロールが、それぞれ5秒のタイムペナルティを科されている。

38周目にはトロ・ロッソのピエール・ガスリーがルクレールをオーバーテイクしてポイント圏内へ。ベッテルもグロージャンをパスしてライコネンの後ろにつけた。上位勢はフェルスタッペンとベッテル、ペレス、ガスリーがソフト、それ以外の面々がミディアムに履き替えている。

40周目、ルクレールがコースを飛び出してマシンを止め、バーチャルセーフティカーが発令される。それと前後して、ヒュルケンベルグがマシンをガレージに戻してリタイアした。

Hondaのお膝元である鈴鹿での入賞が見えていたガスリーだったが、残り13周でルノーのカルロス・サインツに抜かれてポイント圏外に脱落している。

終盤に2番手ボッタスに迫っていたフェルスタッペンはファイナルラップまでチャンスをうかがっていたものの、ポジションは変わることなくチェッカーフラッグが振られた。

終始リードを保ったハミルトンが今年の日本GPウイナーとなり、タイトル争いのライバルであるベッテルとのポイント差を67に広げている。

2位ボッタス以下、フェルスタッペン、リカルド、ライコネン、ベッテル、ペレス、グロージャン、オコン、サインツまでがポイントを獲得した。

11位ガスリーからエリクソン、ブレンドン・ハートレー(トロ・ロッソ)、アロンソ、ストフェル・バンドールン(マクラーレン)、セルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ)、ストロールが完走を果たしている。

次戦はサーキット・オブ・ジ・アメリカズが舞台のシーズン第18戦US GPだ。初回セッションとなる金曜フリー走行1回目は日本時間10月19日(金)24時に開始されることになっている。

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