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2013年第15戦ドライバーコメント決勝

Jim / Me / M.S.
2013年10月13日 « 不運が信じられないとハミルトン | レッドブルの戦略ミスを示唆するウェバー »

日本のF1ファンにとっては年に一度のお祭、シーズン第15戦日本GP決勝レースが13日(日)、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。

スタートでロータスのロマン・グロージャンが先行したレースは最終的に2ストップ戦略を成功させたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が優勝。鈴鹿で5連勝、ベルギーGPからの5連続勝利を決めた。2位でゴールしたのはポールシッターのマーク・ウェバー。グロージャンは3位表彰台に上っている。

ドライバーズ選手権2位のフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が4位でフィニッシュしたため、チャンピオンシップ争いは次のレースへと持ち越された。

レースを終えたドライバーやチーム関係者のコメントは以下の通り。

レッドブル

セバスチャン・ベッテル(1位)

「今日は本当に実り多き優勝だ。最高の気分。このコースは大好きだから、とにかくここで勝つことはファンタスティックなんだ。正直、最悪のスタートだった。3番手に下がってしまったのが分かったし、その後は第1スティントを長めに走ろうと思った。ロマンを追い抜いてからはトラクションが良かったし、その後の脅威はマークだけだったけど、彼はロマンの後ろにスタックしていたし、レースの最後までギャップをコントロールできた。もちろんチャンピオンシップは大きな目標だけど、シーズンはまだ長いし、それを達成する上で一番の方法はそれについて考えないことだ。今はさらに多くを得て家に帰れるからうれしい。インドに向かうまでリラックスして過ごすよ。インドは印象的な国。2週間後にそこでレースをするのが楽しみだ」

マーク・ウェバー(2位)

「ロマンが素晴らしいスタートを決めた後はちょっと後退してしまった。優勝に向けて彼にはプレッシャーを与えたかった。セバスチャンは僕と戦略が違っていて、最終的には同じように機能したと思っている。(2ストップか3ストップか、戦略は)どちらが正しかったのか、それを知るのは難しい。僕たちはロマンをカバーしようとしていたしね。僕はベストを尽くしたし、良い結果だと思っている」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「日本で1-2を達成できたことはチームにとって本当に大きな結果だ。タイヤ戦略がものを言ったエキサイティングなレースだった。われわれはそれぞれのマシンに予想されるタイヤの寿命を基に、マークには3ストップ、セブ(ベッテル)には2ストップと、戦略を分けた。両ドライバーともロマン・グロージャンを追い抜く上ではしっかりと機能させてくれたし、とりわけターン1に向けては勇敢な動きを披露してくれた。チームにとっても両チャンピオンシップにとっても素晴らしい結果であり、再び表彰台の1-2-3フィニッシュを達成したルノーにおめでとうと言いたい」

フェラーリ

フェルナンド・アロンソ(4位)

「今日は4位が精いっぱい。僕より前の3人はまったく手が届かなかったから、自分たちのスターティングポジションやフリー走行の出来を考えると、満足。アクションの多いレースだったし、トラフィックには手を焼いたけど、デグラデーションは韓国より普通だったと思う。良いペースも取り戻せていた。確かに、この先の4レースで表彰台フィニッシュを狙うんだったら、もっと見いださないといけない。キュオはメルセデスがいくつか問題を抱えていたし、僕たちは重要なポイントを獲得できたけど、コンストラクターズのランキングで2位をキープしたければ彼ら(メルセデス)はそれほど遠いわけじゃないから全力を尽くす必要がある。数年前にポイントシステムが変わってポイント数が増えたとはいえ、F1史上最多得点記録を更新できたことをとても誇りに思っている。今はこの記録をお祝いして、次のインドのレースのことを考えたい。今回のことはもう終わったことだ」

フェリペ・マッサ(10位)

「すごくきつい一日で、ドライブスルーペナルティのせいでいいレースをしたり、もっと多くのポイントを持ち帰ったりするチャンスがふいになった。ピットレーンを走っていたとき、速すぎるって気づかなかったんだ。そんなこと初めてだし、本当に残念。最初のスティントではペースが良かったんだから。ペナルティを終えてからはトラフィックにひっかかり、レース終盤に3回目のピットストップをして新しいタイヤを履いたマシンたちが僕を簡単に抜き去っていった。あのミスがなければ間違いなくいい結果に終わったはずだからガッカリしている。残るレースで戦い続けなきゃならないし、インドではすぐにコンペティティブになれるよう願っている」

ステファノ・ドメニカリ(チーム代表)

「鈴鹿の週末は、マリア・デ・ビロタの死という悲報から始まった。まずは彼女に哀悼の意を捧げたい。マシンのポテンシャルを考えると、チームの努力のおかげでわれわれは現在の目標通り、両チャンピオンシップ2番手の座を保持するリザルトを手に入れた。4位になったフェルナンドは、キャリア通算得点で歴代トップに立った。これは彼のたぐいまれなる才能の証明であり、大変誇りに思う。フェリペはペナルティを受けるまでトップ5を争っていたのだが、残念ながら彼のレースはドライブスルーに影響され、その努力は報われずに終わった。レースをリードした3人はわれわれよりペースが良かったが、ここであきらめないことが重要だ。最後の4戦では、フェラーリが決して頂点をあきらめないということを証明する義務がわれわれにはある」

パット・フライ(シャシーディレクター)

「レースの最初のパートは戦略的観点からとても激しい戦いだった。トラフィックに影響され、ピットストップを前倒しするチームが多かった。だが、われわれが予定より早くストップするのは無意味だっただろう。2ストップ作戦を基本としていたため、それでは最後まで走り切るのが困難になっていた。デグラデーションレベルは先週よりも良く、レースペースのおかげでポジションを取り戻すことができた。今日のパフォーマンスは明らかにトラフィックの影響を受けており、ポディウムに手が届かなかったとはいえ、トップ3のすぐ後ろでフィニッシュできるだけのペースがあった。フェルナンドは良いスタートを決め、素晴らしい走りで再びレースでの強さを見せつけた。4位で満足することはもちろんできないが、フェルナンドがキャリア通算得点でトップに立ったことは喜ばしい。フェリペには同情を禁じ得ない。これほど順調に週末をスタートしたというのに、10位フィニッシュとは理不尽だ。ペナルティがなければ、ライコネンやヒュルケンベルグと5位争いすることができただろう。残る4戦では、このチャンピオンシップの終盤ステージでドライバーやチームに意欲を出させるための改良を投入するだけの価値があるかどうかを考えなければならない」

マクラーレン

ジェンソン・バトン(9位)

「レース最初の2スティントはひどいアンダーステアで難しかった。それは僕のせいなんだ。グリッドに着くラップでフロントエンドが強すぎると感じたので、少しウイングを減らしてもらった。でもそれは間違いだった――アンダーステアがひどくてフロントを何度もロックさせてしまい、フロントタイヤをダメにしてしまった。3セット目でフロントウイングを増やしたらバランスが戻ってきた。最後はクルマがすごくいい状態だった――特にミディアムタイヤの最終スティントは楽しかったよ。ほかのクルマを何台か追い回してパスできたからね。終盤にポール(ディ・レスタ)にシケインの外側から仕掛けた。フェリペ(マッサ)にも同じ動きをしたんだけど、彼は僕を縁石へ追いやったから結局ストレートで抜くことになった。最初はガッカリしたけど、最後は楽しいレースだった」

セルジオ・ペレス(15位)

「ものすごく不運なレースだった。まったくツイてなかったよ――今日は何一つ思い通りにならなかった。実際、考えられるすべてが悪い方に展開したと言ってもいいくらいだ。ピットレーンではニコ(ロズベルグ)とのトラブルがあった上に、ピットストップも遅かったし、そのあともニコとのインシデントでパンクチャーを起こしてしまった。これは幸いにもピットレーンの入り口だったけどね。こういう難しいレースのあとは、前に目を向けるしかない。2週間後にまた一からスタートだ――ニューデリーではもう少し運が向いてくることを願うよ」

マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)

「今日のレースはわれわれのドライバーたちにとってタフなものだったが、2人とも53周を通してさまざまな逆境にめげない強い精神力を示した。ジェンソンはラインからの滑り出しは良かったが、自身に関係のないところで1コーナーのインシデントに巻き込まれ、いくつかポジションを落としてしまった。またタイヤにフラットスポットを作り、それがひどいバイブレーションを起こしていたので、われわれは彼の1回目のタイヤストップを予定より早く行うことにした。そのため、2ストップから3ストップへの切り替えを強いられたのは残念だったが、その後は本当にエクセレントなレースを見せてくれた。最後の第4スティントではライバルよりもフレッシュなタイヤを生かして見事なオーバーテイクを実行し、大健闘の9位フィニッシュを果たした。チェコは優れたスタートを見せ、1周目で11番グリッドから8番手まで浮上した。第1スティントの間はトップの3人を除いた全員と同じペースで走り続けていた。残念なことに最初のタイヤストップはメルセデスのニコのアンセーフリリースに影響され、第2スティントはザウバーのエステバン(グティエレス)の後ろに戻ってしまったため、大きくタイムロスすることになった。彼は果敢にオーバーテイクを仕掛けたのだが、成功しなかった。第3スティントでは、皮肉なことにまたもやニコとのインシデントでリアタイヤがパンクチャーを起こし、予定外の余分なピットストップを要してポイント圏外に落ちてしまった。それがなければ、彼もジェンソンのように貴重なポイントを獲得していただろう。次はニューデリーだ。そこでは今日の鈴鹿よりもう少し波乱の少ないプロダクティブな1日を過ごして、コンストラクター選手権5番手の座を固めたいものだ」

ロータス

キミ・ライコネン(5位)

「最悪のスタート。ホイールスピンを起こしてしまい、いくつかポジションを落としてしまったのは良くなかったけれど、レースの終盤にいくらか取り戻すことができた。最後のピットストップ後、マシンがかなり機能するようになったんだ。レース後半のマシンはとても良かったし、それについてはとても満足している。わりと普通のレースだったかな。ここはオーバーテイクが難しいから、ポイントを獲得できたのはよかった。やれることはやった」

ロマン・グロージャン(3位)

「今日はとにかく本当にものすごく良いレースだった。スタートなんて特に! レッドブルの2台をあんな風に追い抜けるなんて最高。今年のレースでは一番の思い出に入る。最初のタイヤセットのときはマシンが最高だったし、引き離すこともできたんだけど、後からレッドブルが追い上げてきた。結局のところ、レッドブルに手が届きかけたのは僕たちのマシンだけ。僕のエンジニアにとっては最高のホームレースになったね。日本に来るのはいつもうれしいし、また表彰台に上れて本当にうれしい」

エリック・ブーリエ(チーム代表)

「レースでこれだけ素晴らしい戦いと強さを発揮する2台のマシンを見られたことは最高だ。今回も両ドライバーやストラテジスト、ピットクルーが見事なパフォーマンスを披露してくれた。コース上でやれるだけのベストは尽くしたと思っている。レッドブルを打ち負かすペースはなかったものの、今日は彼らにわれわれがかなり恐るべき相手だと知らしめることができたし、メルセデスとフェラーリに対しても残りのシーズン4レースでうちが強力なライバルであることを強調できた。E21をこれだけファンタスティックに仕上げてくれたエンストンの皆に心から感謝しなければならない。ロマンがレースをリードしている場面を見られて本当にうれしかった。すぐにまた目にすることができるよう願う」

アラン・パーメイン(トラックサイドオペレーションディレクター)

「われわれにとっては素晴らしいレースであり、ロマンがあれだけ長くレースをリードしているところを見られたのは最高だ。レッドブルに挑めたチームはうちだけだ。結局のところ、彼らは速すぎたが、ロマンが3位、キミが5位に巻き返す強力かつ受けるに値する結果を得られた。ロマンは見事なスタートを決め、第1スティントはマークより1周遅くピットストップを行う十分なマージンがあったが、ミディアムタイヤでわれわれに追い付きはじめ、セバスチャンには彼らが有する最高のペースをもってして、わりと簡単に追い抜かれてしまった。ただ、鈴鹿で力強さを示せたことは最高にうれしい」

メルセデス

ニコ・ロズベルグ(8位)

「今日はいいスタートを決められたし、最初のピットストップまでは強力なポジションにつけていた。残念なことだけど、僕がピットボックスを離れるときにインシデントがあり、そのせいで上位のポジションを失ってしまった。何がいけなかったのかチーム内で分析するつもり。ただ、僕たちがペナルティを受けるだろうことはすぐにはっきりしていた。その後は3ストップ戦略に切り替えたんだけど、それが機能したと思う。何度かいいオーバーテイクも成功させられた。ただペレスに関しては納得していない。ルールは明白なのに。一度はディフェンスしてもいいし、ドアを閉めるのも構わない。だけど、もう一度サイドにずれるのはダメ。終盤にザウバーを追い抜くのはかなりタフだったし、自分たちのポテンシャルを考えると8位に満足するのは難しいけれど、少なくともいくらかポイントを拾うことはできた」

ルイス・ハミルトン(リタイア)

「今回は最高のスタートだった。2台のレッドブルよりも良かったのは今年初めてじゃないかな。マークが右に動いたから僕も動くしかなかったんだ。そうしたらセバスチャンが僕とグロージャンに挟まれる格好になった。セブのフロントウイングが僕の右リアをクリップしてタイヤがカットされてしまい、それでおしまい。彼に責任はまったくないよ。今日の午後はうまくいかない日のひとつだったってこと。チームのことを思うとショックだけどね。現場の皆もファクトリーの皆も本当にものすごい仕事をしてくれている。ただそれが報われる結果を得られていない。最後の4戦はとにかくレースを楽しんでチームのためにできるだけたくさんのポイントを獲得できるようにがんばる。もし自分たちの運を好転させられればコンストラクターズ選手権の2位はまだ手が届くと思っているし、それが僕たち全員の目標だ」

ロス・ブラウン(チーム代表)

「われわれにとってはタフな午後であり、今日のマシンが優れていたことを思うとさらに悔しい。残念ながら、その力を発揮するチャンスを得られなかった。ラップタイムはとてもコンペティティブであり、タイヤの耐久性も良かったものの、さまざまな理由により、うまく戦えなかった。ルイスにはパンクチャーが発生し、何とかピットにたどり着いたが、レースを続けるにはダメージがひどすぎた。ニコ(ロズベルグ)に関してはピットストップに問題があり、彼にドライブスルーペナルティを与えることになってしまった。われわれは基本的にピット上で信頼性の高いチームなので、何が起きたのか完全には理解していないとはいえ、調査し、必要な対策を講じるつもりだ。チームはこの2週間、本当に凄まじい働きを見せてくれており、今でもコンストラクターズ選手権2位でシーズンを終えるポテンシャルはあると思っているが、それを達成するには残りの4レースすべてでマシンのポテンシャルを最大に生かさなければならない」

クリスチャン・トト・ウォルフ(エグゼクティブディレクター)

「今日はチームにとって人格形成な一日だったと言える。ルイスはターン1にかけて発生した不運なレーシングインシデントにより、1周すべてを右リアタイヤがパンクした状態で走らなければならず、それがマシンのアンダーフロアに深刻なダメージを与えた。彼が戻ってすぐに、リアのブレーキの温度が上昇しマシンが右に振られているのがはっきり分かった。したがって、賢明な予防措置として7周目の終わりにマシンをリタイアさせている。ニコについては強力なレースを走っていたにもかかわらず、彼の順位は最初のピットストップで起きた非安全性なリリースによるドライブスルーペナルティによって決定づけられてしまった。それ以降の彼はうまく巻き返して8位でゴールし、4ポイントをもぎ取っている」

ザウバー

ニコ・ヒュルケンベルグ(6位)

「今日はすべて出し切ったと思う。グリッドに向かう時点でマシンのペースには驚いていたんだ。とても感触が良くて。レース終盤は僕のタイヤがダメになっちゃって十分ではなかったけれど、今回も長時間に渡ってフェラーリの2台を抑えられた。今日はレースを通して競えたと思う。2回目のピットストップを終えてすぐに、フェルナンドを少し引き離せていることにびっくりした。ただ、もしかすると彼はタイヤを温存していただけかもしれない。6位と7位は素晴らしいチームリザルト。(誕生日を迎えた)ペーター・ザウバーに素敵なプレゼントになっているといいな。インドでもポイントを争えると確信している」

エステバン・グティエレス(7位)

「ようやくレース後に最高の気分を味わえる。ここに来るまでにたくさんの作業に取り組んできし、簡単な道のりじゃなかったけれど、とても堅実だったと思っている。ここ数戦でかなり改善できていたし、昨日も言った通り、僕たちはとにかく楽観さをキープすべきだし、これがその結果だ。こういうことを達成できると分かればさらに前に進めるし、ベストを尽くしてプッシュもできる。最後の数周は後ろにニコ・ロズベルグがいてかなり難しかったけど、全体的には最高のレースだった。最高の仕事をしてくれたチームに感謝したい。そして、70歳の誕生日を迎えられたペーター・ザウバーにお返しができてうれしい」

モニーシャ・カルテンボーン(チーム代表)

「私たちにとっては最高の結果です。ペーターの誕生日でしたしね。彼がこの結果を喜んでくれることを願っています。両ドライバーとも今回も最高のバトルを見せてくれました。私たちが適切な方向に進んでいることのさらなる証拠となり、残りのレースに向けて大いなる自信を与えてくれています。まだまだ戦いの場はありますから。両ドライバー、そして現場と拠点で最高の仕事をしてくれたチームを称えたいです。チーム全体を代表して、ペーター・ザウバーの70歳のお誕生日をお祝いします。この43年間、モータースポーツが彼の生活をかたどってきました。彼はF1でザウバーF1チームを確立すると共に、モータースポーツ界にザウバーブランドを確立させています。F1においては今やザウバーは4番目に歴史のあるチームです。40年以上前は誰も信じてくれませんでしたが、ペーターはそれらすべてをスイスから成し遂げました。モータースポーツのチームを立ち上げ、モータースポーツ最高峰の舞台に導き、F1で20年以上にも渡って活躍し続けるチームを生み出しています。ザウバー・モータースポーツは今、最高標準のテクノロジーセンターです。ペーター・ザウバーは常にチームの利益に力を注いでいます。それを思えば、彼は最大の感謝と尊敬に値すると思います」

トム・マッカラ(トラックエンジニアリング責任者)

「シーズン初のダブルポイント獲得であり、チームにとっては最高の結果だ。戦略面の素晴らしい作業により、レースの大半で自分たちの実力ではかなわない相手と戦うことができた。エステバンは見事なスタートを決め、ファンタスティックなオープニングラップを走った。今日初ポイントを獲得できたことは彼にとって本当に素晴らしい。しばらく時間はかかったものの、彼ならやってくれると信じていたし、とてもふさわしい7位だと思っている。ニコ(ヒュルケンベルグ)も良いレースを走り、6位を得るために必死にがんばってくれた。70歳の誕生日を迎えたボス(ザウバー)がこの結果を喜んでくれることを願っている」

フォース・インディア

ポール・ディ・レスタ(11位)

「レースの始めはいい蹴り出しができなくて、数台が通過していった。それに、最初のピットストップでもウィリアムズのボッタスが飛び込んできてロスしてしまったんだ。それが第2スティントに影響してしまったから、僕らはかなりアグレッシブに攻め、ポジションを取り戻してウィリアムズの前に出るために2回目のピットストップを早めた。最後のスティントではマシンの感触が良くなり、ポイントが取れそうだった。最終的にはタイヤの寿命が5周ほど足りなかったみたいで、ジェンソン(バトン/マクラーレン)を防げなかったけどね。残り4レースに向けてこの週末からポジティブな点を取り入れなきゃいけないし、もう一度ポイントを取ることを決意しつつインドに向かう」

エイドリアン・スーティル(14位)

「かなりタフな週末だったし、グリッド後方からのスタートでポイント圏内に近づくのは難しかった。結局14位フィニッシュでいくつかいいバトルもできたけれど、マシンはオーバーステアがひどくて安定させるのは楽じゃなかったね。レースで一番良かったのはスタートで、16番手まで上がることができたんだ。でも、とにかくレースペースが足りず、タイヤからパフォーマンスを得られなかった」

ロバート・ファーンリー(副チーム代表)

「鈴鹿がわれわれにとってシーズン後半戦で最も厳しいサーキットであることは何ら秘密ではなく、ポイント獲得が難しかったのも驚きではない。ポールは得点まであとわずかの11位に入ったが、ボッタスの後ろを走った第2スティントにレース戦略が阻害されてしまった。彼は2回目のピットストップを早めることでようやくウィリアムズの前に出たが、バトンを止めるだけのペースはなかったために最後のポイントを失っている。エイドリアンも同様で、レースの大部分をマルドナドの後ろで過ごし、タイヤパフォーマンスに苦戦した。悪戦苦闘だったが、次はチームのホームレースであるインドであり、われわれの活気は失われていない。今後のサーキットではわれわれの強みが発揮できるはずだし、継続してポイントを獲得するチャンスがあるだろう」

ウィリアムズ

パストール・マルドナド(16位)

「ファイナルラップでチームメイトをパスしてポジションを上げられたのはうれしかったね。今日は戦略を少し間違えてしまったと思うし、ペースにやや苦戦したけれど、何とかマシンから100%の力を引き出した」

バルテリ・ボッタス(17位)

「レースの最初は悪くなさそうで、何台かのマシンを後ろにとどめておくことができた。2番目のスティントの終わりから最後のスティントにかけてペースが落ちてしまったみたいで、ポジションを維持できなかったんだ。最後にはタイヤがダメになって苦労したから、残念だけどそれ以上は戦えなかった」

セビ・プヒョラー(チーフレースエンジニア)

「最初の1周は両ドライバーがクリーンなスタートを切り、トロ・ロッソ勢やフォース・インディアの2台とバトルしつつ、2ストップ戦略を狙っていた。その戦略を続行したものの、第2スティントでは彼らを抑えるためによりアグレッシブになる必要があった。結局のところ、われわれのペースが不足していたのだ。タイヤに厳しいこのサーキットではタイヤの寿命がギリギリで、あれ以上早くピットに入れることはできなかった。そうすればレースの最後までタイヤが保たなくなる危険性がある。バルテリとパストールはお互いにレースし、レースの大部分でバルテリが前だったもののパストールはファイナルラップの最終シケインで道を見出している」

トロ・ロッソ

ジャン-エリック・ベルヌ(12位)

「クルマがすごく良かったから、今日のレースにはいくつかポジティブな要素がある。でも、ピットストップは少し時間がかかり、僕らのベストじゃなかった。スタートで僕はトラフィックの中に入ってしまったので、チームはミディアムからハードに早めに交換しようと僕を呼び入れたんだ。でもピットストップに時間がかかって、またトラフィックの中で戻ってしまった。オーバーテイクは難しかったから、僕らは次の2スティントを引き延ばしたんだけど、残りのピットストップもあまり良くなかった。それ以外の僕のペースはまあまあだったから残念だよ。僕はニュータイヤを多く持っていたから、もっと上に行けたはずだ。インドではもう少し運が向いて、クルマの好調を維持できることを願うよ」

ダニエル・リカルド(13位)

「今日はポイントが取れなくて悔しい。トップ10の自信があったんだ。土曜日にクルマのバランスに苦しんだ分、そうなったら励みになったのに。ハードタイヤでのスタートはうまくいき、2つポジションを上げた。コース上でボッタスを抜き、前のミディアムの人たちがピットインすると順位が上がった。1回目のストップの後も順位を上げていて、スーティルを130Rの外側からパスした。でもその後、芝にはみ出してしまって少しタイムロスした。不幸なことにスチュワードは僕がコースオフしてアドバンテージを得たと判断し、ドライブスルーペナルティを科されて僕のレースは損なわれてしまった。ペナルティを消化した時点では9番手だったけど、それによってポイント圏外に脱落してしまった」

フランツ・トスト(チーム代表)

「初めに、昨日の発火のあとでジェブ(ベルヌ)のマシンを作り直してくれたメカニックたちの働きに賛辞を贈らねばならない。今日は柔軟な戦略を考えていた。ジャン-エリックについては、ニュータイヤを多く持っていたため、3ストップは賢明だったといえる。一方、ダニエルは2ストッパーの予定だった。鈴鹿ではよくあることだが、ジェブはスタート後にトラフィックに引っかかってしまったので早めに呼び入れたのだが、作業に時間がかかり、同じ位置に戻ってしまった。その後、レースの中盤にはオーバーテイクを見せ、とてもいい走りをしてくれた。スタートはダニエルの方が良く、すぐに2つポジションを上げてトラフィックとも距離を置いていた。その後、スーティルをパスしてしばらくしてから、グラベルに飛び出してタイムロスした。ところが、スチュワードは彼がアドバンテージを得たと判断。そのため彼はドライブスルーペナルティを消化しなければならず、トップ10フィニッシュを失ってしまった」

ケータハム

シャルル・ピック(18位)

「いいスタートを決められたのに、オープニングラップの最後にドライブスルーペナルティを実行することが決まっていたから、そこからは追いかける展開だった。チルトンを追い抜くことを目標にしていたし、20秒近く離してゴールできたから今日の僕たちに期待できることはそれがほぼすべてだったと思う。第1スティントに履いたハードのセットはもちも良く、感触がとても良くて、できるだけギャップを縮めたい中でかなり早い段階から全力でプッシュできた。17周目に最初のピットストップを行い、第2スティントは新しいオプションを履いたんだ。35周目に2回目のストップに向かうまでペースは良かったと思う。最終スティントはハードをもう1セット。マルシャの約11秒後方だったから必死にプッシュしたら残り11周で8秒まで差を縮められたんだ。1ラップで1秒追い付いていたし、残り5周からは引き離すこともできた。最終的には18位でゴール。これについてはとても満足していると言わざるを得ない。オープニングラップでは時間を失ってしまったけれど、プッシュし続けられたことは心に留めておかないとね。今日はチームのがんばりに対してフェアな結果だったと思う。それに僕たちが絶対に戦うことをやめないということも証明できた」

ギド・ヴァン・デル・ガルデ(リタイア)

「スタートはOKだったんだけど、ターン1にかけてマルシャのマシンに挟まれちゃって行き場がなくなった。ビアンキとの接触でフロントウイングを失い、そのままマシンはウオールに一直線。かなりの衝撃だったけど僕は大丈夫。確かに悔しいけれど、レーシングインシデントだったし、こういうことは起きるものだから、今はインドに向けて気持ちを切り替え、残りのシーズンでもっといい週末を過ごせるようにプッシュする」

マルシャ

ジュール・ビアンキ(リタイア)

「結局、この週末は僕のものにならなかったってこと。鈴鹿サーキットは本当に大好きだから悔しいけどね。巻き返そうとベストを尽くしたし、レースへのアプローチにもとても自信を持っていた。残念なことに、オープニングラップの第1コーナーでヴァン・デル・ガルデが僕のリアウイングに衝突してきてコース外に押し出され、グラベルにはまった。それ以上話すことは何もない。ただ、今週末を通して必死にがんばってくれたチームには感謝している。マシンパフォーマンスに関してはいい兆候が見られているからインドではまたうまくやれることを願っている」

マックス・チルトン(19位)

「全体として僕にとって今回はすごくポジティブな週末で、僕らはすべての動きを正しく成し遂げた。昨日の予選で初めて直近のライバルたち3人の前につけたのは最高だったし、今日はレースのほとんどでポジションをキープした。だから、あと数周のところでそれを失ったのはガッカリだったな。レースの展開には満足だったけど、プライムを履いていた最終スティントはかなり厄介で、小さなミスを犯してマーブルの上に乗ってしまった。そのせいでコースオフしてしまったんだ。そこからはあのタイヤでばん回できる余地はほぼなかったね。最後に失ったとは言え、僕らはポジティブな面に集中すべきだと思う。マシンはずっと強くなっていたし、ケータハムと戦うためにいい位置にいる」

ジョン・ブース(チーム代表)

「マシンパフォーマンスに関してはとてもポジティブな兆候が見られていただけに、失望の週末終わりとなってしまった。ジュールのスタートは今週末もまた素晴らしく、ギド・ヴァン・デル・ガルデの追い抜きを成功させている。レースを続けられていれば、土曜朝に取り組んだロングランのペースを見る限り、強力な走りを見せてくれていたに違いない。マックスは優れたペースに恵まれ、2ストップ戦略を機能させようと彼のペースをしっかり管理できていたと思う。残念ながら、最後のプライムタイヤのセットを履いたら少し苦戦してしまい、ワイドに膨らんでしまった隙にシャルル・ピックに先行を許した。全体的に今週末はさまざまな局面で励みになることが多く、インドでは小規模な開発パーツを投入するので楽しみにしているし、それによってマシンペースをさらに改善できることを願っている」

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