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マクラーレンが最前列を独占!

M.S.
2012年9月8日
明暗分かれたアロンソとマッサ © Sutton Images
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2012年FIA F1世界選手権は後半戦に入って早々にヨーロッパ最終ラウンドを迎え、8日(土)日本時間21時からアウトドーロモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァ(モンツァ・サーキット)にて第13戦イタリアGP予選が行われた。

初日のセッションで前半に1分25秒422をマークしたメルセデスのミハエル・シューマッハ、後半に1分25秒290のルイス・ハミルトン(マクラーレン)がそれぞれトップに立ったのに続き、2日目に入って実施された予選前最後の土曜フリー走行では再びハミルトンが1分24秒578をマーク。ポイントリーダーのフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がハミルトンと0.001秒差で2番手につけていた。

カレンダーでも屈指の高速サーキットであるモンツァに持ち込まれたのはピレリのミディアムコンパウンド(オプション)とハードコンパウンド(プライム)の2種類。

なお、前戦ベルギーGPでジャンプスタートと他車との接触で2つの5グリッド降格ペナルティを科されたウィリアムズのパストール・マルドナドは今回の予選結果から10グリッド降格されることが決まっている。また、フォース・インディアのポール・ディ・レスタは予定外のギアボックス交換により5グリッド降格ペナルティが科される。

予選スタート時の天候は晴れ、気温27度、路面温度41度のドライコンディション。20分で争われるQ1が始まると、トロ・ロッソのダニエル・リカルドが最初にコースへ向かい、スパで多重クラッシュを引き起こしたために1戦の出場停止処分を科されたロマン・グロージャン(ロータス)に代わって参戦しているリザーブドライバーのジェローム・ダンブロジオがそれに続いた。

他のドライバーたちも順次コースインしてタイムアタックが始まる中、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグがターン1のシケインを回らずに通過したところでマシンを止める。マシンを降りたヒュルケンベルグはタイムを残さないまま予選から姿を消した。

対照的に暫定トップタイムを出していたチームメイトのディ・レスタだが、その記録をアロンソとニコ・ロズベルグ(メルセデス)が上回る。1分24秒540をマークしたアロンソは自己ベストを1分24秒175に縮めてコースを後にした。

ヒュルケンベルグ以外のタイムが出揃ったところでトップ5に名を連ねたのはアロンソ、ロズベルグ、ハミルトン、ディ・レスタ、フェリペ・マッサ(フェラーリ)。1回目のタイムアタックが終わってコースが閑散とした中盤にはハミルトンがアロンソを上回るペースを見せるも、セクター3でアロンソに及ばず2番手タイムを残している。

残り5分の時点でザウバーの小林可夢偉は13番手。終盤には14番手のマーク・ウェバー以下のドライバーが生き残りを懸けてピットを離れたが、ザウバー勢は11番手ペレスと可夢偉をガレージにとどめて残るセッションを見守った。

2011年ブラジルGP以来のグランプリウイークエンドに臨むダンブロジオは17番手でQ2進出を決め、18番手のヘイキ・コバライネン以下、ヴィタリー・ペトロフ(共にケータハム)、ティモ・グロック、シャルル・ピック(共にマルシャ)、ナレイン・カーティケヤン、ペドロ・デ・ラ・ロサ(共にHRT)とノータイムのヒュルケンベルグがノックアウトされた。

アロンソが記録したQ1最速タイムは1分24秒175だった。

予選Q2ではダンブロジオとマルドナド以外の面々がミディアムを履いてタイムアタックを開始。マクラーレン勢はややタイミングを遅らせてライバルたちのタイムが出始める頃にバトンを、さらに間を置いてハミルトンをコースに送り込む。

フェラーリの地元でアロンソとマッサが1-2態勢を築いたものの、遅れて始動したバトンが間に飛び込み、ハミルトンがその後ろ3番手につける。これで上位はアロンソ、バトン、ハミルトン、マッサ、ロズベルグというオーダーとなった。

その後はトップ5と7番手のシューマッハ以外のメンバーが自己ベスト更新を目指して再びタイムアタックを敢行。14番手だった可夢偉は8番手に浮上した。一方、今週末に苦戦しているレッドブル勢は、残り1分を切ってベッテルとウェバーの両名がノックアウトゾーンという状態。ベッテルが何とか9番手タイムを出したものの、ウェバーは0.67秒差でQ3進出を逃した。

Q3への関門を突破した10名は1分24秒242でトップに立ったアロンソをはじめ、バトン、ディ・レスタ、ハミルトン、マッサ、ロズベルグ、シューマッハ、可夢偉、ベッテル、ライコネンの10名。

11番手ウェバー以下、マルドナド、ペレス、ブルーノ・セナ(ウィリアムズ)、リカルド、ダンブロジオ、ジャン-エリック・ベルヌ(トロ・ロッソ)がここで予選を終えた。

予選最終決戦の舞台に最初に現れたのはマッサとアロンソのフェラーリデュオだった。マクラーレン勢とベッテルもコースに入り、まずはこの5名がタイムを計測。アロンソのタイムは1分30秒976と伸び悩み、タイムシートにはハミルトン、マッサ、バトン、ベッテル、アロンソの順で名前が並んだ。

メルセデスの2台とライコネン、ディ・レスタ、可夢偉は10分のセッションが中盤を過ぎてから順次コースへ向かい、シューマッハが4番手、ロズベルグが5番手に入ったところでいったんピットヘ戻っていた面々もそれに合流。5グリッド降格が決まっているディ・レスタが目覚しい走りで2番手タイムを叩きだすも、バトンとマッサが自己ベストを更新し、ディ・レスタのタイムは4番手に後退した。

一方でハミルトンがマークした1分24秒010には最後まで誰も届かず、2番手バトンと共にマクラーレン勢がモンツァのフロントローを独占。ハミルトンのポールポジションは今季4度目となる。

3番手のマッサがフェラーリファンの前で今季初の予選トップ3入りを果たし、4番手以降はディ・レスタ、シューマッハ、ベッテル、ロズベルグ、ライコネン、可夢偉が9番手。アロンソはまさかの予選10番手に沈んだ。

イタリアGP決勝は9日(日)日本時間21時スタート予定。決勝レースもお楽しみに!

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