イタリアGP

/ News

  • イタリアGP - ペナルティ

ルノー組3チームがエンジンペナルティ

Jim
2017年9月6日 « レッドブルが5基目のエンジン投入 | アロンソとのインシデントでパーマーに1点 »
© Glenn Dunbar/LAT/Sutton Images
拡大

2017年シーズンのヨーロッパラウンドを締めくくった一戦、イタリアGPは常連のマクラーレンをはじめ、ルノーエンジンを積む3チームも5基目のエンジンコンポーネントを投入してペナルティを受けた。

マクラーレンはアロンソ車にHondaの最新バージョン"スペック3.7"を投入して初日を迎え、残りの週末は旧バージョンの"スペック3.5"に戻している。チームメイトのストフェル・バンドールンは前戦ベルギーGPで新しくエンジンを搭載していたため、モンツァではエンジン交換の予定がなかったものの、予選でパワーロスに見舞われ、レース前にターボチャージャーなど4つのコンポーネントを交換した。ターボチャージャーとMGU-Hはついに二桁の10基目に達している。

モンツァの高速バトルが繰り広げられた決勝レースはオーバーテイクも多々見られたが、ペナルティが科されるインシデントは1件のみ。マクラーレンのフェルナンド・アロンソを追い抜こうとしたルノーのジョリオン・パーマーがシケインをショートカットしたにもかかわらず、アロンソにポジションを戻さなかったとして5秒のタイムペナルティを受けると同時にペナルティポイントも1点が付与されている。

イタリアGP週末を通してスチュワードが審議し、何らかの裁定を下したインシデント、およびペナルティの詳細は以下の通り。

イタリアGP初日:9月1日(金)

【金曜フリー走行1回目】

◆カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)
<違反内容>
5基目のMGU-Hを使用し、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
<裁定>
10グリッド降格(いずれかのコンポーネントが5基目に至るのは初めて) <裁定理由>
FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)および第23条3項(e)に則り、上記の通り10グリッド降格ペナルティが科される。チームは8月29日(火)10時39分にパワーユニットエレメントの交換を技術委員に通知した。

◆フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
<違反内容>
9基目のターボチャージャー(TC)、9基目のMGU-H、7基目の内燃機関、7基目のMGU-K、6基目のエネルギー貯蔵、5基目のコントロールエレクトロニクスを使用し、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
<裁定>
35グリッド降格、内訳は次の通り
1)9基目のターボチャージャー搭載による10グリッド降格(いずれかのコンポーネントが9基目に至るのは初めて)
2)9基目のMGU-H搭載による5グリッド降格
3)7基目の内燃機関搭載による5グリッド降格
4)75基目のMGU-K搭載による5グリッド降格
5)6基目のエネルギー貯蔵搭載による5グリッド降格
4)5基目のコントロールエレクトロニクス搭載による5グリッド降格
<裁定理由>
FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)および第23条3項(e)に則り、上記の通り35グリッド降格ペナルティが科される。チームは8月29日(火)11時51分にパワーユニットエレメントの交換を技術委員に通知した。

◆ダニエル・リカルド(レッドブル)
<違反内容>
6基目のMGU-H、5基目の内燃機関、5基目のターボチャージャーを使用し、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
<裁定>
20グリッド降格、内訳は次の通り。
1)6基目のMGU-H搭載による10グリッド降格(いずれかのコンポーネントが6基目に至るのは初めて)
3)5基目の内燃機関搭載による5グリッド降格
4)5基目のターボチャージャー搭載による5グリッド降格
<裁定理由>
FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)および第23条3項(e)に則り、上記の通り20グリッド降格ペナルティが科される。チームは8月29日(火)11時57分にパワーユニットエレメントの交換を技術委員に通知した。

◆マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
<違反内容>
5基目の内燃機関、5基目のMGU-Hを使用し、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
<裁定>
15グリッド降格、内訳は次の通り。
1)5基目の内燃機関搭載による10グリッド降格(いずれかのコンポーネントが5基目に至るのは初めて)
2)5基目のMGU-H搭載による5グリッド降格
<裁定理由>
FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)および第23条3項(e)に則り、上記の通り15グリッド降格ペナルティが科される。チームは8月29日(火)11時57分にパワーユニットエレメントの交換を技術委員に通知した。

<なお、FIAは上記4名のペナルティを科す順番について金曜フリー走行1回目にピットレーンを出発した順番を適用し、リカルド、サインツ、アロンソ、フェルスタッペンとすることを発表している>

イタリアGP2日目:9月2日(土)

【土曜フリー走行】

◆ダニエル・リカルド(レッドブル)
<違反内容>
ギアボックス交換によるFIA F1スポーティングレギュレーション第23条5項(a)に違反
<裁定>
5グリッド降格処分
<裁定理由>
カーナンバー3(リカルド)のギアボックスが6戦連続の使用期間を満たす前に交換されたため。チームは8月30日(木)11時17分にギアボックス交換を技術委員に通知した。

◆ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
<違反内容>
5基目のMGU-Hを使用し、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
<裁定>
10グリッド降格(いずれかのコンポーネントが5基目に至るのは初めて) <裁定理由>
FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)および第23条3項(e)に則り、上記の通り10グリッド降格ペナルティが科される。チームは8月27日(日)20時36分にパワーユニットエレメントの交換を技術委員に通知した。

◆ジョリオン・パーマー(ルノー)
<違反内容>
5基目のターボチャージャーと5基目のMGU-Hを使用し、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
<裁定>
1)5基目のターボチャージャー搭載による10グリッド降格(いずれかのコンポーネントが5基目に至るのは初めて)
2)5基目のMGU-H搭載による5グリッド降格
<裁定理由>
FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)および第23条3項(e)に則り、上記の通り15グリッド降格ペナルティが科される。チームは8月27日(日)20時36分にパワーユニットエレメントの交換を技術委員に通知した。

◆マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
<違反内容>
5基目のターボチャージャーを使用し、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
<裁定>
5グリッド降格 <裁定理由>
FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)および第23条3項(e)に則り、上記の通り5グリッド降格ペナルティが科される。チームは8月29日(火)11時57分にパワーユニットエレメントの交換を技術委員に通知した。

【予選】

◆ストフェル・バンドールン(マクラーレン)
<違反内容>
10基目のターボチャージャー(TC)、10基目のMGU-H、7基目の内燃機関、7基目のMGU-Kを使用し、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
<裁定>
25グリッド降格、内訳は次の通り
1)10基目のターボチャージャー搭載による10グリッド降格(いずれかのコンポーネントが10基目に至るのは初めて)
2)10基目のMGU-H搭載による5グリッド降格
3)7基目の内燃機関搭載による5グリッド降格
4)7基目のMGU-K搭載による5グリッド降格
<裁定理由>
FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)および第23条3項(e)に則り、上記の通り25グリッド降格ペナルティが科される。チームは9月2日(土)20時45分にパワーユニットエレメントの交換を技術委員に通知した。

◆ロマン・グロージャン(ハースF1)
<違反内容>
ギアボックス交換によるFIA F1スポーティングレギュレーション第23条5項(a)に違反
<裁定>
5グリッド降格処分
<裁定理由>
カーナンバー8(グロージャン)のギアボックスが6戦連続の使用期間を満たす前に交換されたため。チームは9月2日(土)21時32分にギアボックス交換を技術委員に通知した。

◆セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
<違反内容>
ギアボックス交換によるFIA F1スポーティングレギュレーション第23条5項(a)に違反
<裁定>
5グリッド降格処分
<裁定理由>
カーナンバー11(ペレス)のギアボックスが6戦連続の使用期間を満たす前に交換されたため。チームは9月3日(日)11時51分にギアボックス交換を技術委員に通知した。

イタリアGP決勝:9月3日(日)

◆ジョリオン・パーマー(ルノー)
<違反内容>
ターン5でコースを飛び出し、アドバンテージを得たため、FIA F1スポーティングレギュレーション第27条3項に違反
<裁定>
5秒タイムペナルティ、およびペナルティポイント1点(12カ月有効)
<裁定理由>
スチュワードが映像証拠を見直したところ、カーナンバー30(パーマー)がターン5でカーナンバー14(フェルナンド・アロンソ/マクラーレン)をオーバーテイクしようとしたものの、コースを離れ、アドバンテージを得たままコースに戻っていたため違反と判断。

パーマーの累積ペナルティポイント:6ポイント(2017年9月3日時点)

ベルギーGP:タイヤ使用のミスでウィリアムズに罰金130万円
ハンガリーGP:複数のバトルにそれぞれの裁定
イギリスGP:車検結果を受けFIAはテザー製造過程を再確認へ
オーストリアGP:やむを得ない走行妨害はおとがめなし
アゼルバイジャンGP:レース中断時はファストレーンから動くべからず
カナダGP:ペナルティ発令の不手際に怒るクビアト
モナコGP:代役のバトンに次戦3グリッド降格処分
スペインGP:正面から見えなかったフォース・インディアのナンバー
ロシアGP:接触はおとがめなしもコース復帰で2名にペナルティ
バーレーンGP:レース展開を左右したハミルトンのペナルティ
中国GP:黄旗の減速不十分に厳罰
オーストラリアGP:急いでも手順は確実に!

© ESPN Sports Media Ltd.