イタリアGP

/ News

  • イタリアGP

2013年第12戦ドライバーコメント決勝

Jim / Me / M.S.
2013年9月9日 « レースに満足するリカルド | マクラーレンもピレリのテスト実施へ »

8日(日)、2013年のヨーロッパシーズンを締めくくる第12戦イタリアGP決勝レースがモンツァで行われた。

ポールシッターのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が危なげない走りでポール・トゥ・ウインを決める一方、先頭以外の至るところでさまざまなバトルが繰り広げられる。序盤にポジションを上げたフェラーリのフェルナンド・アロンソが2位でゴールし、今年もティフォシに表彰台をプレゼント。フロントロースタートだったマーク・ウェバー(レッドブル)はトランスミッションのトラブルを抱えながらも最後までアロンソを抜き返そうとプッシュしたが、F1キャリア最後の欧州レースで3位表彰台に上った。

レースを終えたドライバーやチーム関係者のコメントは以下の通り。

レッドブル

セバスチャン・ベッテル(1位)

「このイベントでまた勝てるなんてファンタスティックだ。1コーナーは危なかった! 右フロントをロックさせてしまって、なかなか戻らなかったんだ。大きなフラットスポットができてしまい、タイヤが持つか不安になった。でも運良く消えてくれたおかげで第1スティントをいいペースで走り切ることができた。万が一早めのストップが必要になって、2ストップ戦略に変えなければいけなくなった場合のために、少しギャップを築こうとすぐにプッシュを開始した。ギアボックストラブルのためにショートシフトが必要になり、ストレートで少しタイムが落ちてしまったけど、コーナーで取り戻そうと頑張った。最上段でフィニッシュできて最高だよ。ここの表彰台はいつもすごく熱狂的だからね。イタリアだけに、コースの周りを歩くと、どこのショップにも一番小さなサイズからフェラーリのウエアやグッズが並んでいる。彼らのDNAの一部なんだね。それは理解するよ。今日はフェルナンドがティフォシの前でポディウムに上がれて良かったね。シーズンは順調だし、ハードにプッシュしているけど、僕らは一戦ごとに取り組むだけ。次のシンガポールを楽しみにしている。1年で一番タフなレースだと思うけど、フィニッシュしたい」

マーク・ウェバー(3位)

「ここは素晴らしい場所だし、ポディウムに上がれて特別な気分だ。過去に最高のリザルトを得てきたサーキットじゃないから、予選とレースでの自己ベストだよ。今日は柔らかい方のタイヤの感触が良かった。フェルナンドとのいいバトルがあり、フェアな戦いをした後は集中してレースに取り組んだ。ストップでフェリペの前に出られたのはすごく良かった。インラップがうまくいって、ピットストップも成功で、アウトラップも良かったから、かなり楽に彼をクリアできた。最後は少しギアボックスをいたわらなければならなかったけど、全体としていいリザルトだ。ここではいつもセブが強かったから、今日はこんないいリザルトを残せて良かった」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「セバスチャンにとって32勝目、われわれにとって40勝目を素晴らしい形で達成できた。伝統のモンツァで1位と3位を勝ち取れたということは、われわれの強力なチームワークの証明だ。このイベントに向けた舞台裏での頑張りは素晴らしかった。レース中に対処の必要な問題があったが、今日はピットストップがとりわけうまくいき、マークをフェリペ・マッサの前に出すことができた。この素晴らしいリザルトのためのチームの貢献は非常に立派なものだった」

フェラーリ

フェルナンド・アロンソ(2位)

「モンツァの表彰台に上るのはいつも特別な気分。ファンのチームに対する愛情をフルに感じられる唯一の場所だし、ほぼ完ぺきな週末の締めくくりには最高のご褒美だ。"ほぼ"と言ったのは勝ったのがチャンピオンシップのライバルだったから。彼らを祝いたい。金曜日も土曜日も順調で、(予選では)2台揃ってトップ5に入れたけれど、レッドブルの方がうまくやれた。ベッテルがピットに入ったとき、僕たちはまだセクターで自己ベストを刻めていたからできるだけスティントを長くすることにしたんだ。少なくともウェバーは脅威になっていなかったから。その中で、ハードタイヤを履くベッテルに対して自分たちの方が数周でもフレッシュな状態にしようとトライした。ベストは尽くしたし、たとえ、チャンピオンシップのチャンスを現実的に見て、残り数レースで53ポイントのギャップを縮めることが簡単じゃないにしても、F1では何が起きるか分からないし、ブラジルで最後のゴールを切るまで自分たちのチャンスを信じて100%全力を尽くすつもりだ」

フェリペ・マッサ(4位)

「自分のレースにはとても満足している。最初からとても順調だったし、素晴らしいスタートを決められたおかげでポジションを2つ上げられた。ペースはどちらのコンパウンドを履いても良くて、レースを通して一貫していたと思う。ピットストップでウェバーにポジションを奪われたのは悔しい。今日は表彰台に手が届きそうだったし、ホームレースでそれが実現していればファンと一緒に盛大なお祝いができたはずだから。今日はオーバーテイクが難しくって。特にセクター2は前のマシンに近づくとダウンフォースを大量に失ってしまう。全体的には僕にとってもチームにとっても本当にポジティブな週末だった。大量点を獲得できたけど、改善したければまだやるべきことが山積みなのは分かっている。それに関して言えば、チャンピオンシップの最後の最後まで全力を尽くす」

ステファノ・ドメニカリ(チーム代表)

「今日、われわれは離されまいとして力の限りにレースリーダと戦ったが、ベッテルのパフォーマンスを考えると、これ以上のことはできなかっただろう。私から彼に祝福を述べたい。われわれのライバルが非常に強力なのは分かっている。だが、フェラーリがコンペティティブに戦い、レッドブルに唯一プレッシャーをかけたチームだったことに私は満足している。わずかな悔いが残るのは仕方あるまい。われわれはモンツァで、不屈の精神を与えてくれるファンの素晴らしいサポートに報いたかったのだから。ドライバーズランキングでのギャップは広がってしまったが、コンストラクターの方では2番手に浮上できた。それに加えて、フィニッシュラインを越えたトップ7の中に4台のフェラーリエンジンが入っていたというのも非常に素晴らしいリザルトだ。この調子を維持して、これからどんな機会が訪れた場合にも、それを生かせる準備をしておかなければならない。これからのシーズンは少しの運と、信頼性が重要となる。今日のフェルナンドは非の打ち所のないレースをし、とてもコンペティティブなウェバーにプレッシャーをかけていた。この2位という結果は彼の素晴らしい粘り強さのおかげだ。フェリペのことはとても気の毒だと思っている。彼も素晴らしいレースを見せたが、その頑張りにふさわしい表彰台まであと一歩届かなかった。前に目を向けると、ハイダウンフォースサーキットでのわれわれの競争力レベルが明らかになるため、シンガポールは重要だ。そのグランプリの結果はまた、リソースを2014年のプロジェクトに切り替えていくかどうかを決めるための指標となる。今年はまだ計算上のチャンスがあり、われわれが努力を怠ることは決してない」

パット・フライ(テクニカルディレクター)

「モンツァの伝統として、非常にタフなレースを予想していた。今年もスタートからフィニッシュまで大接戦だった。戦略的にレースを理解するのはさほど難しくなく、金曜日のプラクティスの段階で、タイヤデグラデーションのレベルは1ストップで十分にいけることを示していた。フェリペはいつものように素晴らしいスタートを決めたが、早めのピットストップを行ったにウェバーに抜き返されてしまい、これによってウェバーは3位になるのに十分なアドバンテージを築いた。以後、2人の差が1秒以内に縮まることはなく、フェリペはDRSを使って近づくことができなかった。フェルナンドもまた素晴らしいスタートを決め、ロッジアでのウェバーのオーバーテイクは真のチャンピオンたるものだった。ベッテルが入った時のフェルナンドのタイムが非常にコンペティティブだったことから、われわれはストップを遅らせようとした。ハードタイヤではメルセデスに対するパフォーマンスの差がミディアムより大きくなると分かっていたため、レースの最終ステージでよりフレッシュなタイヤを投入したかったのだ。これでシーズンのヨーロッパラウンドが幕を下ろした。この後は世界中を飛び回りながら、直近のライバルにプレッシャーをかけられるよう努力する」

マクラーレン

ジェンソン・バトン(10位)

「クラッチが滑っちゃって最悪のスタート、いくつかポジションも落とした。最初のスティントはわりと楽しかったんだけど、ダニエル(リカルド/トロ・ロッソ)の後ろに引っかかってからは彼を追い抜く方法がなくて。今日はあまりきちんとギアレシオを設定できていなかったんだ。だから燃料が少なくなればコーナリングスピードが上がるはずだったのにレブのリミッターがネックになり、他のマシンのオーバーテイクを簡単にさせてしまう一方で自分たちのオーバーテイクを難しくしてしまった。前がクリアな状態だとペースはとても良かったんだけど、これだけトップギアがショートな状態でDRSを起動すると他のマシンはリミットに達していないのに僕たちはレブリミッターにあたっちゃう。それに、最後の15周は最初のコーナーでロックアップしていて、右フロントタイヤにフラットスポットがいくつもできたから、それ以降はバイブレーションがひどくてあまりよく見えなかったんだ。ただ、何とかゴールできたし、チームのために1ポイントを獲得できた。最後に、今日はガレージの皆に心から"ありがとう"と言いたい。レース前に僕のマシンは燃料システムを直さなきゃいけなくて、皆が必死にがんばってくれた。すべての作業を完了させた時間はレコードタイムさ。際どくてどうなるか分からなかったけど、皆が本当にうまく応えてくれて信じられないくらいがんばってくれた。窮地に追い込まれてなお、彼らは最高だ。今日もまたひとつのミスもなかった」

セルジオ・ペレス(12位)

「がっかりなレースだったし、もっといけたと思う。ターン1でぶつけられてしまい、シケインをカットしなきゃいけなくなったのが残念。そこからのレースはずっとダニエルのトロ・ロッソにつかまってしまった。僕のマシンの方が全体的には速いのに、直線速度は彼に並んで追い抜いていけるほど十分な力がない。予定していたよりも1周遅れてストップしたんだけど、ピットストップがうまくいかずジェンソンにポジションを奪われた。その後は集団の中でスタックしたし、直線速度のアドバンテージがなければ誰も追い抜けない」

マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)

「今日のレースはフラストレーションのたまる週末のガッカリなエンディングだ。ジェンソンはスタートでいくつかポジションを失い、その後のレースの大半はトロ・ロッソの1台に引っかかり、チェコ(ペレスの愛称)も同じように(もう一台の)トロ・ロッソにスタックした。あれがなければ実際よりもはるかに速く周回できていたはず。全体的なラップタイムに関してはうちのマシンの方が速かったとはいえ、相対的なストレートラインスピードが不足しており、ジェンソンとチェコがトロ・ロッソ勢をかわし、クリアな状態でさらに優れたペースを発揮できるようにするのを妨げた。それでも、レース終盤のジェンソンは凄まじく、キミを抑え続け、わずか0.3秒差ながら(ライコネンより前で)チェッカーを受け、10位をキープしてくれた。チェコは残念ながら12位フィニッシュ。いつもより遅かったピットストップの時間がコース上でのポジションに影響したので、彼に責任はない。全体的には1点の世界選手権ポイントをやっとこさ勝ち取った週末だったと要約できる」

ロータス

キミ・ライコネン(11位)

「フロントウイングを失って新しいものに交換しなければならず、予定外の余計なピットストップが必要になってしまった。ピットで時間を失うだけじゃなく、その後も失ったポジションを取り戻さなければいけなくなる。それについてはいい仕事ができたと思うし、土曜日の位置を考えればクルマも驚くほど良かった。でもスタートがあんなことになった後だと、残念だけどできることは多くない」

ロマン・グロージャン(8位)

「僕らのレース時の空力構成でほかのクルマについていくのは楽じゃなかった。でも13番手からスタートしたことを思えば、ベストなリザルトだったと思う。ピットストップで電気系の問題があって、信号がグリーンに変わらずに数秒ロスしてしまった。2台のマクラーレンとトロ・ロッソの前で戻れていたはずだし、そうなっていたらもう少し上を狙えたと思う。最終ラップではルイスといいバトルができたよ。モンツァで僕らはベストを尽くしたと思う。シンガポールではブダペストと同じパフォーマンスレベルに戻れるといいな」

エリック・ブーリエ(チーム代表)

「チャンピオンシップでコンペティティブになりたければ、毎週末、日曜日と同様に土曜日も先頭で戦わなければならない。今週末のポジティブな面は、レースで素晴らしいペースを見せ、両ドライバーが群を抜く良い走りをしてくれたことだ。ロマンは大きなプレッシャーに耐え、両マクラーレンに対して素晴らしいオーバーテイクを見せた。キミは1周目のインシデントから反撃に転じ、その才能を存分に見せてくれた。今週の反省点は予選で必要な位置に入れなかったことだ。レースの結果はチームにとって報いとはならなかったが、ヨーロッパラウンドの最終戦からは多くのポジティブを引き出すことができた。われわれは大きな闘争心を持って終盤のフライアウェイ戦に臨むことができる」

アラン・パーメイン(トラックサイドオペレーションディレクター)

「昨日の予選のダメージが大きすぎた。レースペースは非常に良く、キミの最初のストップ後の走りをセバスチャン・ベッテルと比較すると、セブ(ベッテル)に対して1秒しか失っていない。フェルナンド(アロンソ)に対しては4秒ゲインしている。セブはレースで勝利し、フェルナンドは2位フィニッシュしている。となれば、われわれがどこに入れたかは想像できるだろう。土曜日のペースが悪かった理由については詳しく分析するが、残りのシーズンでこのレベルのダウンフォースのサーキットがないことはいくらかの慰めといえる。予選においてわれわれに有利でなかったのは明らかだ。1周目にインシデントが起きやすい集団の中でのスタートとなったために、両ドライバーとも実際に巻き沿いを食らったが、そこからのリカバリーは2人とも見事だった」

メルセデス

ニコ・ロズベルグ(6位)

「一番の週末にはならなかったし、最初からすべてがちょっとずつ損なわれていたような気分。レースのペースは本当に良かったと思うだけにとっても悔しい。ただ、昨日の問題の影響でアドバンテージをフルに生かせなかった。ここではセットアップに自信を持つことがとても重要で、3回目のフリー走行を逃してしまった僕は自分の思うようなマシンに仕上げられなかった。今日はもうひとつ順位を上げたくてニコ(ヒュルケンベルグ)をオーバーテイクするために全力を尽くしたけれど、終盤の彼は本当に速くてかなわなかった。今は2週間後のシンガポールに期待している。市街地サーキットは大好きだから、いい週末を過ごせるよう願っている」

ルイス・ハミルトン(9位)

「僕にとっては難しい週末だったけれど、たまにあること。これまでのところはいい一年だって言わないとね。今日は本気でがんばった。マシンのペースは最高だったのに、予選順位の代償を支払った感じ。レース序盤は無線が壊れちゃってて、レースを戦う上でのアドバイスとか情報はチームに頼っているだけに本当にタフだった。レースが終わるまでスローパンクチャーを起こしていたことさえ知らなかったんだ。だからようやく何で余分に1回ストップしたのか意味が分かった。今日はいろいろ楽しかったよ。特にキミとのバトルはね。自分のマシンが明らかに速い場合、あれだけ後方から追い上げるのは本当に辛い。チームとしてプッシュを続けていく。シンガポールではきっと調子を取り戻せると思うしね。シンガポールではもっと強力なパフォーマンスを発揮して今週末を埋め合わせられるよう全力を尽くす」

ロス・ブラウン(チーム代表)

「結局のところ、イライラの募るレースだった。今日はとても速いマシンだっただけにね。トップを独走していたベッテルの究極なペースについては何の確信もないが、激しく2番手を争っていたフェルナンドとマークに関してはうちのドライバーたちのペースも常に匹敵していた。2ストップを強いられることになった第1スティントで発生したルイスのスローパンクチャーは明らかに彼の戦略を損なった。それでも彼は見事な走りで巻き返し、無線の故障で複雑になったにもかかわらず、マシンの力をすべて引き出して9位にポジションを上げている。ニコ(ロズベルグ)はラップタイム的に彼よりも遅いマシンに引っかかってしまい、フラストレーションを抱えるレースだった。ただ、前のマシンはオーバーテイクが可能なラップの重要な部分で速さが凄まじい。悔しい結果であり、自分たちのポテンシャルを最大に生かしたければ常に好調を維持し続ける必要があることを思い知らされた。とはいえ、今日のレースはわれわれのマシンがコンペティティブであることを示唆していると思う」

クリスチャン・トト・ウォルフ(エグゼクティブディレクター)

「今日のレースはスターティングポジションによって損なわれ、昨日のトラブルが影響し、レースがさらに難しくなった。ニコはザウバーのニコ・ヒュルケンベルグに引っかかり、ラップ全体ではわれわれの方が速いにもかかわらず、重要な場面では追い抜く速さがない。ルイスはスローパンクチャーのせいで1回余分にストップしなければならなくなったが、彼はこのマシンがいかに速いかを示してくれたと思うし、それが今日のレースの兆候を示していたのかもしれない。とはいえ、終わったことにこだわっても仕方がない。結果は自分たちで設定した基準を下回る6位と9位。この先のレースでマシンのポテンシャルを発揮できるように集中していかなければならない」

ザウバー

ニコ・ヒュルケンベルグ(5位)

「最高の結果だし、昨日に続いて今日もチームはものすごいパフォーマンスを披露したと思う。とても満足している。5位は理想的な結果だ。3番手スタートだったとはいえ、フェラーリやレッドブルを抑え続けるなんて現実的じゃない。スタート直後に2つポジションを落としたけど、ペースは良かったし、特に終盤は前のマシンにまた追い付けた。ニコ(ロズベルグ)はミスを犯す隙なんて一切残してくれなかったけど、メルセデスを後ろにキープできたしね。チームにとっては本当に良い結果だし、ようやくまたポイントを手に入れられた。これで勢いに乗れるといいな。今の調子をこの先のレースにも繋げたい」

エステバン・グティエレス(13位)

「レースのスタートはわりと良かったんだ。1つポジションを上げられたしね。でも最初のコーナーが厄介だった。マシンをしっかりキープしておくことが大事。最初の数周は落ち着いて走れたと思う。精いっぱいタイヤをマネジメントしようとがんばってはいたけど、もちろんあまり妥協できない。全体的には良いレースだった。当然、最高の結果とは言えないから満足はできない。ただ、レースはポジティブだった。予選を改善しないと。もっと良いポジションからスタートできるようにね。きっとやれると確信している」

モニーシャ・カルテンボーン(チーム代表)

「これだけ最高の結果ですしうれしいです。ニコ(ヒュルケンベルグ)は懸命に戦い、素晴らしいレースを披露してくれました。クルーも今日はお見事です。エステバンは何度も行く手を阻まれてしまい、ポイントを獲得するチャンスを逃しました。とはいえ、全体的には今回も本当に強力なレースを走ってくれたと思いますし、成長し続けていることを示したと思います。マシン開発が前進していることを初めて結果につなげられ、満足です。モンツァのレースチーム、そしてヒンウィルの皆さんに心から感謝しています」

トム・マッカラ(トラックエンジニアリング責任者)

「グリッドに向かうラップ中に雨が降ったものの、レースはドライで安定していた。終始ニコ・ロズベルグからのプレッシャーに耐え、ミスひとつ犯さなかったニコにとってはファンタスティックな結果だ。ようやく、昨日の素晴らしい結果のご褒美を手に入れられた。エステバンはトラフィックにはまる不運があったものの、強力なレースペースを発揮してくれている。16番手からでは難しくなることは明らかだった。このコースでは最近のレースよりもレースペースが力強かったので、現場でもヒンウィルでも皆の顔にたくさんの笑顔が見られることだろう」

フォース・インディア

ポール・ディ・レスタ(リタイア)

「昨日のブレーキトラブルから始まって、今日の早々のリタイア。忘れたい週末だね。2つ目のシケインへ向かうときに前のクルマがつまっていて、追い込まれてしまったんだ。彼らはさらに前のバトルに反応したんだと思う。マシンを止めようとしてフロントを両方ロックさせてしまい、最後にはグロージャン(ロータス)にぶつかってしまった。残念だけど避けるには遅すぎた。今はシンガポールのことを考え、今回のレースは忘れなきゃ」

エイドリアン・スーティル(16位)

「今日はタフなレースで、最終的にはブレーキトラブルでリタイアした。僕はベストを尽くしたし、レース中ずっと限界まで攻めていたからこれ以上ができたとは思わない。ピットストップは良かったけれど、マルドナド(ウィリアムズ)が入ってきていたからチームは僕をとどめておかなきゃならなくて、グティエレス(ザウバー)にポジションを奪われてしまった。コース上でまた彼をパスすることができたとは言え、僕よりフレッシュなタイヤを履いた速いマシン(ライコネンやハミルトン)が何台かいていて、彼らを抑えておけるはずもなかった。ポイントはそんなに遠くなかったけれど、全体的に見れば今週末はペースがなかったんだ」

ビジェイ・マルヤ(チーム代表兼マネジングディレクター)

「われわれは難しい週末を終え、何も手にすることなくモンツァを後にする。ペースに苦しみ、運にも恵まれなかった。ポールのレースは1周目に2つ目のシケインでグロージャンと接触したことで終わり、非常に落胆している。エイドリアンのスタートは良く、いくつかポジションを上げてトップ10の後ろにつけた。彼はグティエレスへの見事なオーバーテイクを見せつつ強力なレースをしていたが、ポイント争いをするだけのスピードはなかった。われわれは終盤になってブレーキの懸念からリタイアを強いられている。コンストラクターズチャンピオンシップで5位争いを続けたいのなら、夏休み前の勢いを取り戻す必要があるのは明らかだ」

ウィリアムズ

パストール・マルドナド(14位)

「僕らにとっては最初からまずいレースだった。スタートでポジションをいくつか落として、リカバーするのが難しかったんだ。マシンのペースがほとんどなくて、戦略的にはすごくうまくやったけれど、何をやったところで今日はポジションを取り戻すのに十分ではなかったと思う。ガッカリだけど、次のレースに期待しているよ」

バルテリ・ボッタス(15位)

「スタートでポジションを守ったのに、今日はとにかくレースペースがなくて前にいるマシンに全然チャレンジできなかった。予定通りの1ストップができたのは良かったけれど、ライバルもほとんどが同じ作戦だったからね。今はシンガポールを楽しみにしている。僕にとっては新しいサーキットだから、そこではもっとうまくやれるといいな」

セビ・プヒョラー(チーフレースエンジニア)

「レース中に軽い降雨の可能性があったが、ドライタイヤでいけると考えたため両マシンでミディアムコンパウンドでのスタートを選んだ。金曜日のペースを振り返り、2台とも1ストップ作戦を敢行することが狙いだった。タイヤマネジメントは計画通りだったが、ただ前にいるマシンに挑むだけのペースがなかったのだ。これからダウンフォースの最も低いサーキットを後にして、ダウンフォースレベルが最高のシンガポールに向かう。まったく異なる挑戦になるので、パフォーマンスが上向くよう期待している」

トロ・ロッソ

ジャン-エリック・ベルヌ(リタイア)

「途中まではすべて順調だった。別にバトルをしていたわけではなく、タイヤを温存して、それほど苦労することなく後ろのバトンを抑えていた。でも急に何かがおかしくなって、コース脇にストップしなければならなかった。僕はラジオでエンジンが壊れたんじゃないかって言ったんだけど、実際にはまだ動いていて、どうやらトランスミッション関連の問題だったみたいだ。本当に残念だよ。ハードタイヤの最終スティントは、確実にもっと良くなっていたはずなんだ。前の人たちに離されていなかったし、十分なポイントを獲得できる位置でフィニッシュできたはずだ。今シーズンは多くの不運に苦しめられているけど、もうすぐターニングポイントが来るはずだと僕は信じている」

ダニエル・リカルド(7位)

「結果には満足! 昨日の予選がうまくいって、そのポジションを最後まで守れたのはうれしいよ。最近の僕らは予選でトップ10に入れても、レースでそこにとどまれなかった。でも今日はそれができた。クルマからはほとんどの力を引き出せたと思うし、後ろの人たちを押さえることができた。ローダウンフォースのセットアップがストレートで役立ったよ。セクター2では接近されたけど、高速セクションに入ると引き離すことができた。それは昨日から僕らの長所だと分かっていたんだ。次の数戦ではマシン開発を頑張らないといけない。トップ5フィニッシュもそう遠くはないはずだから」

フランツ・トスト(チーム代表)

「ダニエルとチーム全体の素晴らしいパフォーマンスにより、カレンダーで最も有名と言ってもいいレースで7位という結果を得ることができた。加えてここはわれわれのホームグランプリでもある。ダニエルは序盤こそ、1ストップ作戦が可能かどうかタイヤデグラデーションの面で多少の不安があったが、実際には問題なく、プラン通りのレースができた。タイヤを気づかいながらもポジションを守る素晴らしい働きをしてくれた。彼はバックマーカーに追い付いた時以外はほとんどDRSを使えるポジションになく、反対に後続車はそれを使って接近できるという難しいレースだった。ジャン-エリックに関しては、またしても不運に見舞われてしまったことが本当に残念だ。良いスタートを決めた彼もポジションを守っていたが、トランスミッショントラブルでリタイアを強いられた。原因については調査しなければならない」

ケータハム

シャルル・ピック(17位)

「スタートは良かったし、ターン1でポジションを守ってボッタスと並び、彼のペースについていこうとプッシュした。最初のピットストップまでは射程内にとらえていたんだけど、第2スティントでは彼の方が明らかに速く、戦えるペースがなかったよ。クルマの感触はまずまずで、最初のセットのタイヤが良かったから、作戦通り17周目に最初のストップを行った。第2第3スティントはハードタイヤで、正直言って、最初のストップを終えてからのレースは静かなものだった。ブルーフラッグが出始めるとトラフィックの処理が必要になり、それで少しタイムを失ったけど、ペース面では1ストップ作戦だった直近のライバルたちをカバーできた。それが今日の一番の目標だったんだ。この数戦で、僕らの方が彼らよりもペース的なアドバンテージがあることを証明できた。チャンピオンシップ10位獲得に向けて、まだ十分なレースが残されている。次のシンガポールはオフトラックでもオントラックでもすごく忙しいレースになるけど、僕らのクルマは暑さとそこのレイアウトに適していると思う。今日は静かなレースだったから、もう少しバトルが増えるといいね!」

ギド・ヴァン・デル・ガルデ(18位)

「今シーズンはスタートがうまくいくことが多かったんだけど、今回は僕のベストだったとは言いがたい。でも1周目の途中でマルシャをオーバーテイクして、シャルルが最初のピットに入るまで彼についていっていた。彼の1周後に僕も入り、新しいハードタイヤの感触は良かった。ターゲット通りのペースで走ることができて、楽に後続を引き離してシャルルをプッシュすることができた。僕らは2ストップ作戦で、チームからボックスの指示を受けて2回目のストップのためにピットに入った。でもピットウオールでコミュニケーションミスがあり、僕が入ってきたらまだ準備ができていなかったんだ。当然、大きくタイムロスしてビアンキの後ろでの復帰となった。でも比較的早く彼をパスできたから、チームメイトに追い付こうと頑張った。第2スティントの僕のペースはすごく良かったから、シャルルをパスするチャンスもあったはずだ。残念だけど、こういうことは時々ある――これがレースだよ」

マルシャ

ジュール・ビアンキ(19位)

「最初のコーナーでケータハムの2台の前に出られたからスタートはすごくうれしかった。残念ながら序盤のペースは彼らを抑えておけるほどじゃなくて、1周目の終わりまでにポジションを取り戻されてしまった。第1スティントで僕らは前進し始め、彼らに追いつきつつあった。だけど、ピットストップの後にバランスが悪くなってハードタイヤに手こずり、また後退してしまったんだ。僕らは1ストップで、ケータハムは2ストップだった。しばらくの間18番手に上がってヴァン・デル・ガルデを抑えていられたんだけど、それも長くは続かなかったし、青旗が出ている間は前進するのが特に難しかった。今日、僕が大好きなこのコースで強いレースをできなかったのは残念だ。だけどこれからシンガポールに向かうし、それをすごく楽しみにしている」

マックス・チルトン(20位)

「今日はまたしてもタフなレースで、週末を通してバランスの問題に苦しめられた。スタートはOKだったけれどライバルのペースについていくことができなかったんだ。僕にとって励みになったのは、チームメイトと比べた自分のペース。最初の25周は僕らの間に何もなかったけれど、オーバーテイクできるだけ近づくたびにダウンフォースを失っていたから、前へ進むためにできることは何もなかったけどね。その後はこのシーズンでも一番キツイ青旗を経験しながらもずっと彼についていった。適切なときに十分なスペースを開けつつ、自分自身のタイムロスが大きくならないようにするのはすごく難しかった。今はデビューシーズンのヨーロッパラウンドに別れを告げるとき。これからは遠方ですごくチャレンジングなレースが続くと思う」

ジョン・ブース(チーム代表)

「レースの前にかなり多くのことに取り組んだ。グリッドに着く30分前の天候は非常にあいまいで、どのタイヤでスタートするかを決めるのはとても難しかった。さらに雨が降った場合に備え、われわれはレースのスタート前にインターミディエイトとドライタイヤを比較する機会を与えた。結局は最後まで雨が降らず、われわれは計画していた1ストップ作戦を実行することができた。週末を通してわれわれのデグラデーションレベルは非常に良かった。これはここ数戦で改良できた部分だし、この部分でわれわれが行った作業が報われてケータハムの2ストップ作戦に対して1ストップのレースが可能になった。彼らの前でフィニッシュするだけのペースがなかったのが残念だが、最後はヴァン・デル・ガルデにかなり接近していた。終盤は燃料が少なくなり、ヴァン・デル・ガルデに全力でしかけたことを考えれば、確実にチェッカーフラッグを受けるために大幅にペースを落とさなければならなかった」

© ESPN Sports Media Ltd.