1998年のイタリアGPにて © Sutton Images

イタリアGPは現在のF1カレンダーの中で、最も長い歴史を持つイベントの1つだ。

初開催は1921年9月。舞台はブレシアで、ジュール・グーがレースを制した。モンツァの国立公園内に常設サーキットを建設する工事がスタートし、6カ月後に完成。モンツァは、インディアナポリスとブルックランズに続く世界3番目の常設サーキットとなった。バンクが印象的な当時のコースは1周10kmにも及んだ。

1922年にイベントを開催したモンツァは1950年にF1カレンダーの常連となり、以降同地で開催が続いている。1950年以降、毎年名を連ねているのは他にイギリスGPだけである

2006年にはレース優勝後、この場所でミハエル・シューマッハがF1引退を発表した。モンツァで5勝しているシューマッハは同サーキット最多勝記録の保持者であり、それに一番近いのが現在3勝のルーベンス・バリチェロだ。現役ドライバーではその他にフェルナンド・アロンソや、この地で2008年に21歳と74日でF1最年少ウイナーに輝いたセバスチャン・ベッテルが複数回の優勝を記録した。"La Pista Magica(魔法のサーキット)"はファンにとっても、ドライバーにとっても、心の中で特別な一画を占めている。