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2012年第17戦ドライバーコメント決勝

Jim / Me / M.S.
2012年10月29日 « シューマッハへの餞別は今季型マシン | キャリアの終局に期待を高めないシューマッハ »
1位と3位でインドGPを終えたレッドブル © Sutton Images
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28日(日)、ブッダ・インターナショナル・サーキットを舞台に2012年シーズン第17戦インドGPが開催され、ポールスタートのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップチェッカーを受けた。ベッテルはシンガポールGP以降のレースをすべて制し、4連勝を決めている。

2位でゴールしたのはチャンピオンシップのライバルであるフェラーリのフェルナンド・アロンソ。もう一台のレッドブルを駆るマーク・ウェバーが3位表彰台に上った。

インドでのレースを終えたドライバーやチーム関係者のコメントは以下の通り。

レッドブル

セバスチャン・ベッテル(1位)

「全体として僕たちにとって今日はとても良いレースだったし、結果には満足している。いいスタートが決められて、マークの方がうまかったからターン1は接戦だったけどターン3をうまく抜けられたからそこで前に出られた。ギャップを広げられたのが重要だったと思う。ソフトタイヤを履いたときの感触が素晴らしく、コンペティティブだと思ったし、思っていたよりも長く走り続けられるんじゃないかと思ったけど、いずれかの段階でカバーしなきゃいけなくなる。マクラーレンとフェラーリはハードタイヤが速かったから、彼らに対してギャップを気づけたことが大事だったんだ。終盤はマシンから火花が上がっているのが見えたけど、今週末はいろんなマシンが火花を上げていたし、僕たちもその仲間入りってわけ。僕たちにとっては最高の一日であり、重要なステップだったと思っている」

マーク・ウェバー(3位)

「KERSに問題を抱えていてそれに対応しなきゃいけなかった。見ている人にとったらマシンに何が影響しているのか分かりにくかったかもしれない。直線では明らかなパワーになるんだ。その上、ブレーキバランスやそういったところを管理してもいる。KERSを復活させようと無線で話しながら、皆ががんばってくれた。それに、1ストップレースだと右フロントをロックアップしちゃう可能性が常にある。リズムにも少し影響しちゃうかもしれないからフロントタイヤをケアすることが必要だしとても重要なこと。でも僕はできるだけ冷静になろうと努めた。全体的には自分の走りに満足している。もうちょっと上でゴールすべきだったとは思うけど、今日はこんなところだったと思っている」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「今日は2人とも素晴らしいパフォーマンスだった。セバスチャンは一点の曇りもないレースを戦い、スタートからゴールまで常に先頭を維持しながらしっかりとレースをコントロールした。マークは当初、楽に2位を狙える様子だったが、20周目前後でKERSトラブルを抱え始めてしまった。まずシステムを切り、それからパワーが衰えた状態で回復させなければならず、それによってピットストップ後にフェルナンドに接近されたことは残念だ。ここではDRSがとりわけパワフルだったと思っている。マークも残りの周回でハミルトンを抑えきる素晴らしい走りだった。コンストラクターズ選手権で勝ち得る最高得点より3ポイント少ない結果だったので、(コンストラクターズ選手権の)リードを強固なものにできている。加えて、セバスチャンはドライバーズ選手権でフェルナンドに対するリードを7点に広げた。残りの3戦もすべてのレースをひとつずつきっちり取っていかなければ。とはいえ、インドで二度目の優勝は最高であり、セバスチャンが4連勝を達成したことは注目に値する。2011年に初開催されて以降、セバスチャンはインドGPのすべてのラップで先頭を走っている」

マクラーレン

ジェンソン・バトン(5位)

「レースのスタートが僕のハイライト。ルイスとフェルナンドと僕の間にはほんのちょっとしか隙間がなかった。こんなスタートは今まで経験したことがない。信じられないくらい激しいバトルだったよ。それでも、僕たちは誰とも接触していない。超接近戦で本当にタイトだったけど、でもクリーンだった。その後のレースがあまり楽しめなかったのが残念! 第1スティントはかなりがっかりだった。僕たちは他のドライバーたち以上にオプション(タイヤ)に苦しんでいたんだと思う。だから皆を抑えきれなかった。ハードタイヤを履いてバランスを良くするために予定よりも早めにピットストップをしたんだけど、ロマン(グロージャン)の後ろにスタックしちゃって機能せず。さらにタイムを失ってしまった。それでも、ファイナルラップでファステストラップを刻めたことはうれしい。ポテンシャルはかなりあると思うし、来週末のアブダビではしっかりやっていけると思う」

ルイス・ハミルトン(4位)

「何であんなにひどいスタートだったのかまだ理由は分からない。それで不利になっちゃって後ろの皆から攻められてしまった。オープニングラップの間、最初はジェンソンと接触しないように集中していたんだけど、フェルナンド(アロンソ)が右のミラーに映り込んできた。かなり後ろからいきなり僕の真後ろにやってきたんだ。実際よりもうまくスタートしていたとしても、前のドライバーたちはたぶんちょっと速すぎたと思う。第1スティントは特にね。最初のスティント中はダウンシフトに問題が発生し始めていた。左手じゃなくて右手で下げなきゃいけなくなっていたから、チームはピットストップでステアリングホイールを交換することを選んだ。これまでレース中にステアリングホイールを変えなきゃいけないようなことは一度もなかったんだけどね。バルセロナのテスト中にはあったけど、でもレース中は一度もない。それでも、ものすごいプレッシャーの中で皆が素早く最高の仕事をしてくれたから、皆に"よくやった!"と伝えたい。まだマシンが停止する前にステアリングを外して、それをマシンの外に投げ捨てた。で、チームが新しいのを装着してくれたから、1速に入れるようクリックして、発進。そのすべてが3秒ちょっとで行われたってわけ。終盤はマークを追いかけていたけれど、そのときはもう遅くて、真剣な戦いを挑むには彼が速すぎたと思う。でも僕は絶対にあきらめない。最後の最終コーナーまで。もしかしたら追いつけるかもしれないと思ったけど、結局はダメだった。それでも今日はとてもよかったと思う。前回、限界ギリギリまでこれだけ長く本気で必死にプッシュしたのがいつだったのか思い出せない。最高の気分。実際、あれだけのバトルの最中もファンタスティックだと思っていたからね。ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスの全員を誇りに思う。本当に素晴らしいレースだった」

マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)

「今日はここで世界選手権ポイントを22点獲得したが、それよりはもう少し多くの特典を期待していた。オプション(タイヤ)のペースを引き出すのが難しいと分かった一方で、プライムタイヤでは最速だった。プライムを履くまでの間に生じた問題は前のマシンとのギャップが開きすぎてしまったこと。それでも、ルイスは終盤に目いっぱい必死にプッシュしてくれ、前方にいたウェバーとのギャップをどんどん縮めていった。レースがあと数周長ければ彼が追い抜きのチャンスを得られたことは間違いないだろう。ジェンソンも難しい状況の中で見事なドライブを披露してくれた。ロマンの後ろに引っかかり大きくタイムを失いながらも、プライムに履き替えるとルイスと同様にすぐさま進歩を見せている。実際、彼はレースのファイナルラップでファステストラップを刻んだ。ちなみに、世界選手権のグランプリレーシングにおいてはマクラーレンの150回目のファステストラップだ。最後に、マニアの皆さんにもうひとつの記録をお伝えしよう。今日、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスは55戦連続入賞というフェラーリの最多記録に並んだ。ジェンソンが優勝した2010年オーストラリアGPがその始まりだ。つまり、ジェンソンがチームに加わって以来、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスはすべてのレースでポイントを獲得していることになる。1週間後のアブダビでは56戦連続入賞の新記録樹立を目指す。実際はもちろんそれ以上の結果を狙うつもりだ。今シーズンはまだ3レースあるので、できるだけ多くの勝利を収められるようボーダフォン・マクラーレン・メルセデスの全員がそれぞれにベストを尽くしていくことは間違いない」

フェラーリ

フェルナンド・アロンソ(2位)

「レッドブルに対抗することは可能だけど、今の僕らにはまだ勝てるクルマがない。今日もまた、レースでは状況が予選よりもずっといいことが分かった。素晴らしいスタート、素晴らしいオープニングラップ、優れたトップスピードと正しいタイヤマネジメントを実行し、僕が60周のレースラップすべてで120%のドライビングをした結果がこの2位だ。僕らはすべてのレースでできる限りのことをしてきた。もしチャンピオンシップの最後で僕らが勝ったとしたら、ほかの人たちがミスしたおかげだなんていう人は1人もいないだろう。常に僕らは最善を尽くしてきたんだから。アブダビではアップデートが用意されている。一歩前進できることを願う。ここからはポイントギャップを取り戻すことが重要になる。まだ75ポイントと多くの得点が可能だ。僕らにはパフォーマンスの改善が、特に土曜日の改善が必要なのはよく分かっているけど、僕はまだ楽観的だ。これがシーズンのベストパフォーマンスだったかどうかは分からない。そういう判断はいつも難しいからね。バレンシアとモンツァも捨てがたいけど、ここも候補の1つなのは明らかだ。スタートからフィニッシュまでプッシュしたし、以前のレースと比べてオーバーテイクのリスクも冒した。スタートしてすぐにマクラーレンのスリップストリームに入ってアタックを仕掛けた。彼らはお互いにバトルをしていて僕のことを忘れていたのかもね。1人をパスし、数周後にはバトンもオーバーテイクしたけど、その数周の間に2台のレッドブルに少し差を広げられてしまった。第2スティントではウェバーがKERSトラブルを抱えている隙に彼をオーバーテイクした。ここでもまたレースは分からないということが明らかになったし、レースはいつだって長くて難しいものだ・・・」

フェリペ・マッサ(6位)

「最初から最後まですごくタフな戦いだった。20周くらいでピットウオールから燃料をセーブしなければいけないと言われたんだ。だからレースの半分以上、全開では走れなかったし、すごく大変だったよ。すぐ後ろにキミが張り付いていたからね。望んだようなリザルトじゃなかったけど、コンストラクター選手権のためには大事なポイントだ。FP2のタイムロスが痛かったよ。パッケージを最適化することができなかったから。ピットストップ後のキミとのバトルについては、ピットレーンを出たところでは彼の前に立てたんだけど、ターン3でいったん彼を先に行かせたんだ。彼はまだすごく接近していたからストレートでDRSを使おうと考えたんだ。彼もそれに気付いたみたいだったけど、時すでに遅しさ。僕がDRSの権利を得て彼を抜き去った。次のアブダビはフェラーリにとって第2のホームレースみたいなもの。素晴らしいテーマパークがあるからね。さらなるアップデートを得て6位以上のリザルトが手に入れられることを願おう」

ステファノ・ドメニカリ(チーム代表)

「フェルナンドのレースといったら何と言えばいいだろう、とにかくものすごかった! 昨日、彼が60周を通して予選セッションのように攻めていくと言っていたように、スタートからゴールまで言葉通りの走行だったし、トップ10スタートだった中で最終的にポジションを上げたのは彼だけ。今日の2位は彼の能力やアグレッシブなアプローチ、絶対にあきらめたくないという想い、彼を支えたいとベストな状態のマシンを与えられるよう全力を尽くすチームの支えによってもたらされたもの。もちろん、ドライバーズ選手権のリーダーとの差はインドに来たときよりも大きくなっているが、今回のレースは上に立っている者に冷静でリラックスしたムードを与えるようなものではない。フェルナンドとフェラーリは、この長いシーズンの最後の最後まで1cmたりとも努力を怠るつもりはない。フェリペは第1スティントで攻める良いレースを戦ったものの、第2スティントは守りの走りとなり、その理由の一部には燃料のマネジメントによって制限された事情がある。いずれにせよ、彼の6位はコンストラクターズ選手権においてはとても貴重だ。(コンストラクターズ選手権の)リーダーにはさらに引き離されたとはいえ、3位のチームとの差は広げられている。あと残り3レース。強敵を相手にしなければならないが彼らを打ち負かせられないわけではない。1982年のサッカーイタリア代表は決して最強のチームではなかったにもかかわらず、その年のワールドカップを制していることに言及しておきたい。われわれは自分たちのチャンスを信じているし、すべてのファンも同じであると確信している!」

パット・フライ(テクニカルディレクター)

「グリッドポジションを考えると最高の結果だ。フェルナンドは今回もまた、彼にとっては凄まじいシーズンにおいて驚異的なパフォーマンスを披露した。ダブルDRSゾーンがオーバーテイクを助長するとはいえ、追い抜きが非常にまれなレースで5番手スタートの2位フィニッシュとは。フェルナンドはマクラーレンの2台をかわすべくオープニングラップを最大に生かし、その後はレッドブルの追撃を開始してそのうちの1台をとらえた。優れたトップスピードの力とギアレシオの選択を目いっぱい発揮できたと思う。スタート時は2ストップ戦略を選ぶ可能性もあったが、レースが進むにつれ、少なくともフェルナンドに関してはスタートからゴールまでプッシュし続けても一回のピットストップだけ乗り切れた。残念ながらフェリペはレースの第2パートで燃料の消費を管理しなければならず、マシンの力を最大限に生かすことができなくなってしまった。それでも、彼にとってはポジティブな週末だったし、コンストラクターズ選手権にとっては重要なポイントを持ち帰ってくれている。予選のマシンパフォーマンスを改善する必要があるので、今からシーズン末まですべてのレースにアップデートを投入するため全力を尽くす。もしわれわれがドライバーのスタート位置をさらに上位にできればレッドブルにプレッシャーをかけることができるはずだ。現時点では終始セバスチャン・ベッテルに楽をさせてしまっている。われわれにはとてつもなく優秀なドライバーがいることは分かっているし、彼と共にブラジルGPの最後まで戦い続ける」

メルセデス

ミハエル・シューマッハ(22位完走扱い)

「とてもじゃないが満足できるレースではなかった。事実上、スタート直後に終わったも同然だ。パンクチャーのあとピットに戻るのに時間がかかりすぎて、ポイント獲得の望みは失われてしまった。レースペースはなかなか良かったけど、すでに離されすぎていて、いくつかポジションを取り戻す以外には何もできなかった。最後はテクニカル的な問題でリタイアを強いられた」

ニコ・ロズベルグ(11位)

「ポイントのすぐ外でフィニッシュというのはキツいものだよ。厳しいレースだった。新品タイヤでスタートして、いくつかポジションアップを願っていたんだけど、とにかくペースが足りなくて、後ろから来るクルマと戦うのが精一杯だった。厳しい時間だったけど僕らは来年のために学んでいる。それはポジティブな点だ」

ロス・ブラウン(チーム代表)

「今シーズンは非常に接近した中で戦っており、コンマ数秒がポジションに大きな違い生む。現在われわれはその貴重なコンマ数秒の誤った側にいる。今日もまたポイントを獲得できなかった。ニコは1ストップ作戦を成功させてくれた。タイヤをうまくケアすることによって各スティント終盤になっても良いスピードを保ち続けた。だがそれ以外は比較的静かなレースだった。マイケル(シューマッハ)に関しては、1コーナーの接触によってターン2以降は苦しい戦いとなり、集団の後ろに取り残されてしまった。しかしソフトタイヤで2スティントを走ったことで、レース中のいくつかの場面で優れたスピードを見せていた。レースの最後に呼び入れたのは、ギアボックスに懸念が生じたための予防的措置だった」

ノルベルト・ハウグ(メルセデス・ベンツ・モータースポーツ副社長)

「マイケルはオープニングラップの接触でパンクチャーを起こし、ピットストップを終えた頃には集団の後ろに落ちてしまっていた。フィニッシュまで残り5周というところでギアボックストラブルのためにリタイアした。ニコについては10番手からスタートしたものの、ポイントを獲得できるほどの速さがなかった。われわれには多くの課題が起こされており、チームはそれをよく認識している」

ロータス

キミ・ライコネン(7位)

「今日はクルマがすごく良かったけど、ストレートでパスできないから何もできなかった。すごくガッカリだけど、そんなものだ。自分たちでしたことだからね。昨日の予選のセットアップを選んだのは僕らだし、今日はその代償を払った。スピードはあったけど、前にクルマがいるところでは発揮されず、どうしようもなかった。次のレースではもうちょっとレーススピードを賢く使ってチャンピオンシップポイントを取りたい」

ロマン・グロージャン(9位)

「12番手からスタートして9位フィニッシュはいい結果だけど、もっと上を目指せたはずだ。でも自分自身としてはいいレースができたし、エンジニアやピットストップのクルーもよくやってくれた。できることはやり尽くしたよ。みんな100%の力を出し切った。でも今日はストレートラインでスピードが足りず、オーバーテイクは不可能だった。すべてのラップでプッシュしたよ――90分間の予選みたいだった――クルマのベストパフォーマンスを引き出そうと頑張ったからすごくハッピーだ」

エリック・ブーリエ(チーム代表)

「どのレースもそうだが、多くのポイントを取るには予選がその鍵となる。昨日のパフォーマンスが今日のレースを決定づけた。残念ながらキミはフェリペを抜くことができず、ついていくことしかできなかった。ペース的には良かったのだから、もっと先頭に近づけたはずだ。明らかに予選が課題であり、もっと良い仕事をしなければならない。マシンがレースで強いのは分かっており、2人のドライバーたちは期待に応えてくれた。チームもピットストップ戦略では素晴らしい仕事をしたので不満は言えない。あと少しだけうまくやれなかったものかとフラストレーションを感じているだけだ」

アラン・パーメイン(トラック運営ディレクター)

「両ドライバーともレース中のマシンはエクセレントだと報告してくれたので良かった。残念だったのはキミがレースを通してマッサの後ろを眺め続けるしかなかったことと、ロマンが4周ほどブルーフラッグを振られているマイケル(シューマッハ)に阻まれたことだ。このサーキットはオーバーテイクがかなり難しい。非常に長いストレートがあるとはいえ、DRSゾーンはそれほど長くない。われわれの方が前にいたマシンより速いのは明らかだったが、オーバーテイクできるほどの差ではなかった」

フォース・インディア

ポール・ディ・レスタ(12位)

「すごく厳しい午後だったけど、レースでは僕らにできるすべてを達成したと思う。今日はこれ以上をマシンから引き出すことはできなかったからね。できるかぎりハードにドライブして、ずっとプッシュしていた。ロズベルグ(メルセデス)やセナ(ウィリアムズ)を狙っていたけど、彼らにしかけられるほどは近づけなかった。正直言えば、週末を通して理想的なバランスを見つけるのに苦労していたんだ。ゆうべ、データでいくつかの問題を特定したけれど、それがレースにも持ち越されてしまった。チームがそれを解決し、来週アブダビに着く頃にはもっとコンペティティブだと確信している」

ニコ・ヒュルケンベルグ(8位)

「今日のリザルトに満足。8位は僕らにできる最大の結果だったんじゃないかな。素晴らしいチームパフォーマンスで、僕らが今日達成したことに満足している。スタートでは最高の蹴りだしとはいかなかったけど、オープニングラップは良くて、バックストレートでロズベルグをオーバーテイクし、マルドナドをターン4でかわした。レース中盤は周りにマシンがいなくて一人ぼっちだったけど、終盤にはグロージャン(ロータス)が僕の後ろにすごく迫ってきて激しくプッシュされた。でも僕はプレッシャーに屈せず、彼を後ろにキープして1ストップ作戦を機能させた。今日はグランドスタンドからチームへのサポートをすごく感じられたし、彼らのためにポイントを挙げることができて最高だ」

ビジェイ・マルヤ(チーム代表兼マネジングディレクター)

「サハラ・フォース・インディアがわれわれのホームレースでポイントできたことに喜んでいる。これで2年連続のことだ。予選の後はわれわれの前に大仕事が控えていると分かっていたが、ニコがこの困難に果敢に立ち向かい、いいレースをして8位フィニッシュを果たした。とても満足の行くリザルトで、夏休み明けの全レースであるここ6戦でポイントを獲得できたことになる。コンストラクターズチャンピオンシップ争いにおいて重要な得点であり、残る3レースでもハードにプッシュし続けるつもりだ。ポールも激しい戦いの末に4つポジションを上げたものの、結果的にポイントに挑戦するのは難しかった。概して今回も素晴らしいインドGPだった。このサーキットはモーターレースにとって最高の場所であり、ブッダ・インターナショナル・サーキットは再びファンタスティックなイベントを届け、われわれ全員が大いにそれを楽しんだ」

ザウバー

小林可夢偉(14位)

「ここでの週末は僕たちに出番がなかったと言うしかありません。レースでは単独になることがなく、常に自分の前に誰かがいたんですが、オーバーテイクできるほど直線のペースがありませんでした。もどかしいですね。ダニエル・リカルドの後ろでスタックしてしまいましたが、僕にはどうすることもできなかったので。パストール・マルドナドとの問題はちょっとおかしな感じでした。彼は僕をオーバーテイクしたのに突然僕のレーシングラインに入ってきたんです。接触を避けられませんでした。アブダビではスムーズな週末を過ごし、ここでのレースを忘れられるようにする必要があると思っています」

セルジオ・ペレス(リタイア)

「今日はまったくもってガッカリ。まず、14周を走った段階で左フロントタイヤのブリスターがひどく、ピットに入る必要があった。なぜこうなったのかはまだ分からない。失ったポジションを取り戻したかったのに、ダニエル・リカルドを追い抜いたときに彼のフロントウイングに触れてしまった。右リアタイヤがリムから外れて、マシン後部の何かを傷つけてしまったんだ。だから僕のレースは20周でおしまい」

モニーシャ・カルテンボーン(チーム代表)

「ガッカリのレースでした。可夢偉は必死に戦ってくれましたが、彼のグリッドポジションがかなりのハンデとなってしまいました。セルジオはいいスタートを決めたものの、左フロントタイヤに予想外の問題が発生したのです。早めのピットストップを終えた後にはパンクチャーを抱え、マシンがおかしいようだったのでストップしなければなりませんでした。コンストラクターズ選手権5位を争うという私たちの目標は達成がさらに難しくなったと思います」

ジャンパオロ・ダラーラ(トラックエンジニアリング責任者)

「セルジオの速さは予想通りだったが、左フロントタイヤのブリスターにより早くピットに戻らなければならなくなったので、2ストップ戦略に切り替えた。ソフトタイヤをもう1セット投入したものの、ダニエル・リカルドのマシンと接触してしまい、パンクチャーに見舞われた。2回目のピットストップ後にマシンリアのトラブルを報告してきたのでリタイアさせることに決めた。可夢偉は後方スタートを強いられ、ダニエルよりもペースが良かったにもかかわらず、オーバーテイクできずレースの序盤でかなりのタイムを失っている。そこから可夢偉は巻き返すことができなかった」

トロ・ロッソ

ダニエル・リカルド(13位)

「かなり波乱のオープニングラップだった。僕のグリッドは汚れている方だったけど正直、あのグリップレベルではベストを尽くしたと思っている。ディ・レスタが僕の前に出てしまったからポジションをキープするのは無理だったけどターン1後にトラブルを抱えていたシューマッハを追い抜くことができた。ターン4ではいろいろと騒動があって、ターン5にかけて僕はディ・レスタと(ブルーノ)セナと三つ巴(どもえ)になったけど、僕はアウト側にいたから引き下がるしかなかった。それ以降の第1スティントは必死にプッシュしようとしたんだ。でもプライムタイヤはあまり感触が良くなくてペースがちょっと遅い気がした。オプションタイヤに履き替えた一度だけのピットストップを終えてからはマシンの感触がずっと良くなったから、いいリズムに乗れたしプッシュし続けられた。でもディ・レスタに追いつくほどではなく、終盤にはコバヤシ(可夢偉)からの攻撃に対して防御しなきゃいけなかった。だからエキサイティングなレースとはいかなかったけれど、数日後に行われるアブダビでリベンジだ」

ジャン-エリック・ベルヌ(15位)

「(スタートの)シグナルが消えた直後にサンドイッチ状態に陥り、自分がやりたかったよりもハードに、そして早めにブレーキングしなきゃいけなくなった。それでホイールをロックしてしまい、シューマッハのマシンのリアに接触したんだ。フロントウイングが壊れたからピットに入らざるを得ず、僕のレースはそこである意味終わったと言える。でもその後もできる限りハードにプッシュし続けたし、いいラップタイムを刻もうとがんばったけど、僕のマシンのパフォーマンスは今週末ずっとあまり良くない。今回ばかりは忘れるべきレースだと思うけど、その一方で、今回のレースから学べるところを見ていく必要もあると思う。アブダビで調子を上げるためにもね。レースが1週間後に行われたとしても、前回のパフォーマンスと同じになるとは限らないってことが分かっているから、次の戦いについては楽観できると思っている」

フランツ・トスト(チーム代表)

「オープニングラップの困難により、両ドライバーとも入賞のチャンスを失ってしまった。ダニエルはスタートでディ・レスタにポジションを奪われただけだが、ジャン-エリックの方はより深刻で、シューマッハとの接触にからみ、フロントウイングを交換する必要があったので呼び戻すしかなかったが、その結果ポジションを落としている。残りのレースの全体的なマシンパフォーマンスはそれほど悪くなく、ディ・レスタやセナと同じような速さで走れていた。しかし、2人ともトラフィックにはまってしまい、チームの戦連続入賞は3で途絶えることになった。数日後のアブダビで優れたセットアップを見いだせればトップ10フィニッシュも可能になるかもしれない」

ウィリアムズ

パストール・マルドナド(16位)

「今日のマシンの感触は良くて、ポイントをとれる自信があった。でも、ぶつけられてパンクチャーを負ったときに僕のレースは事実上終わってしまったんだ。後方に下がり、多くの時間をロスした。結局、僕にとってはすごくツイてないレースだったけど、マシンのペースが良くなったという事実はポジティブだし、ラスト3レースではもっとコンペティティブなはず」

ブルーノ・セナ(10位)

「レースではマシンが強くて、昨日の予選でガッカリしただけにポイントが取れてうれしい。楽しいレースだった。ペースがすごく近いマシンとバトルできたし、オーバーテイクを確実にしなければならなかった。今週末はマシンの感触がずっと良くなったから、自信を深めて次のレースに向かう」

マーク・ジラン(チーフオペレーティングエンジニア)

「最終的にはわれわれのレースはトラフィックのせいで妥協を強いられたし、パストールのレースはコバヤシ(可夢偉/ザウバー)と31周目のターン5で接触してリアのパンクチャーに見舞われて終わったようなものだったが、ブルーノが10位でポイントを持ち帰り、再びレースペースが強力だったのを確かめられて満足している」

ケータハム

ヘイキ・コバライネン(18位)

「スタートは良かった。オープニングラップの後は17番手にアップして、後続を引き離しながらコバヤシ(可夢偉)や前の集団のペースについていけていたんだ。僕は2ストップする予定だったんだけど、マシンのパフォーマンスを考えて第1スティントを長く取る1ストップに切り替え、レースの半分が過ぎてからピットインした。ストップは問題なかったけれど、3分の2くらい終わったところでKERSに問題が発生し、ヴィタリーを前に行かせるしかなった。そこからはレースを完走できるかどうかが勝負。KERSがない状態は明らかに何の役にも立たないけど、それでも後ろのマシンを引き離すのは楽だったし、トラブルがなければもっと上位でフィニッシュできたと確信している。今はマシンにいくつかアップデートが投入される来週のレースを楽しみにしている。もしかしたら、前のマシンとのギャップ短縮に役立つかもしれないし、レースで前のマシンともっと長く戦い続けられるようになるかもしれない」

ヴィタリー・ペトロフ(17位)

「とてもいいスタートを決められて、かなり早くヘイキに追いつき、最初のピットストップが始まるまでは彼や前のマシンのペースについていけていた。最初のタイヤセットではペースもデグラデーションレベルも本当に良かったから、長めに走って2ストップから1ストップの戦略に切り替えることにした。チームメイトのすぐ後ろでコースに戻り、彼がKERSトラブルを抱えたときに追い抜いた。その後は15番手まで上がれたけれど、残り数周のところで後方にいた速いマシンに何台かかわされて17位でゴール。それでも素晴らしいレースだったと思う。マシンはずっと感触が良かったし、今週末を通して皆本当によくがんばってくれた。来週のアブダビにはいくつか新しいパーツを持ち込むから、どうなるか見てみよう」

HRT

ペドロ・デ・ラ・ロサ(リタイア)

「マシンはハードタイヤでいい動きをしていたから、リタイアを強いられたのは残念だった。でも、前触れなくブレーキが故障したんだ。ハードブレーキのコーナーが3つ連続していて、サーキットの要求はすごく厳しいから、気温が高ければこういうこともあり得る。だけど、大事なのは僕自身が無事で、アブダビに向けてマシンのダメージがそう大きくはなかったこと。アブダビもブレーキにはチャンレンジングなサーキットだから、なぜこの問題が起きたか理解し、修正しなければ」

ナレイン・カーティケヤン(21位)

「いいスタートを切ったけど、最初のコーナーでインシデントがあってフロントウイングの大部分を失った。ダメージはそこまで深刻ではなかったけれど、そこからマシンバランスに問題を抱えてしまったんだ。だけど最大の問題はブレーキのオーバーヒートだった。無線で最後まで持たせるためにケアしろって言われて、そうしたよ。今日は自分たちの手元にあるものからベストを尽くしたし、母国レースで完走できてうれしい」

ルイス・ペレス・サラ(チーム代表)

「タフなレースだった。特に序盤はブレーキのオーバーヒートに悩まされた。このサーキットでこういった問題が起こるとは想定していなかった。温度の面で言えばスタートから限界で走っており、ペースを若干落とす必要があった。その後は改善して自分たちのペースを維持したが、終盤にペドロがブレーキトラブルを抱えてフィニッシュできなかった。ナレインも困難なレースを送ったものの、少なくとも母国のファンの前で完走できたし、それがもっともポジティブな点だった」

マルシャ

ティモ・グロック(20位)

「僕にとっては何だか妙なレースだった。ターン1では位置取りを間違い、HRTにポジションを失ってしまった。それからかなりの時間ペトロフに引っかかって、その間にほかの人たちはみんないなくなってしまった。今日は全体的にペースに苦しんだ。金曜のロングランの時はもっとクルマの感触が良かったんだけど。それと右フロントタイヤにバイブレーションが出ていて、セクター2が特にひどく、25周目以降はブルーフラッグとも格闘しなければならなかった。最後も同じさ。このためにどんどん時間を失っていって、リカバーは不可能だった。アブダビを楽しみにしているよ。そこではもっといいレースになることを願っている」

シャルル・ピック(19位)

「昨日の予選はガッカリだったけど、今日は最高のレースだった。予選では僕らのペースを見せられなかったけど、今日はそれができてすごくうれしい。スタートはうまくいき、ターン1と1周目で5つポジションを上げてペトロフの前に出た。でも彼らはKERSを持っているから抜き返されるまでそう長くはなかった。それでも残りのレースを通してケータハムについていけたし、最後はコバライネンを追い上げていた。最後の数ラップはブルーフラッグのために何度もバックオフしなければならず、大きくタイムロスしたからヘイキを捕まえることができなかったけど、確かにペースはあった。今日はクルーが素晴らしいピットストップ作業を見せ、エンジニアとメカニックは予選の悪い流れをひっくり返そうとこの週末とてもいい仕事をしてくれた。すごくハッピーだしこの傾向を来週末のアブダビでも続けたい。僕のよく知っているサーキットで、去年の若手ドライバーテストはとてもうまくいったんだ。そこでまたポジティブな結果を望んでいる」

ジョン・ブース(チーム代表)

「予選にはフラストレーションがたまったが、今日のシャルルは見事に運を取り戻す素晴らしい仕事をしてくれた。彼は多くのマシンが影響を受けた1コーナーのインシデントを正確に判断し、ペトロフを抜いてしばらくギャップを維持し続けた。残念ながら彼らのKERSにやられてしまい、シャルルも長くは持ちこたえられなかった。それにもかかわらず、ペトロフに抜かれてからもシャルルはケータハムのペースに食らいついていき、終盤に連発したブルーフラッグがなければヘイキから5秒以内でフィニッシュできたはずだ。数台のマシンに見られたように、われわれもレースの燃料消費量の増加に影響を受け、思うようにプッシュすることができなかった。残念ながらティモはあまり理想的な1日ではなかった。1コーナーのインシデントが彼のレースに大きく響き、かなりの間HRTの後ろにつかえることになってしまった。彼はうまく攻略してくれたが、われわれは1ストップ作戦だったため、レースが進むにつれて彼らをパスするために費やした時間が第1スティントのタイヤに現れ始めた。またピットストップでもリアジャッキにトラブルがあり、コースに戻った途端にブルーフラッグの嵐に見舞われるなど、彼にはさらに妥協を強いる結果となってしまった。決してパーフェクトな週末ではなかったが、最低限ライバルについていくという目的は達成することができた。今回も連戦であり、スムーズな週末の組み立てに集中し、前のライバルたちに対してわれわれの真のポテンシャルを発揮することを目指して中東へ向かいたい」

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