ハンガリーGP

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ハミルトンがライバルを圧倒!

M.S.
2012年7月28日
ライバルを引き離したハミルトン © Sutton Images
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前戦から一週間、夏真っ盛りのハンガロリンクにて2012年前半戦の最終ラウンドが幕を開け、28日(土)日本時間21時からFIA F1世界選手権第11戦ハンガリーGP予選が行われた。

初日の金曜日に2回実施されたフリー走行では、1回目のセッションで1分22秒821をマークしたマクラーレンのルイス・ハミルトンがトップに立ち、僚友ジェンソン・バトンが2番手。途中から雨に見舞われた後半のセッションではハミルトンが1分21秒995の初日ベストタイムを記録し、キミ・ライコネン(ロータス)が2番手に入っている。

2日目に行われた予選前最後のフリー走行ではレッドブルのマーク・ウェバーが1分21秒550のトップタイムを計測し、2番手にハミルトンをおいてセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が3番手だった。

今週末に使用されるドライタイヤは前戦ドイツGPに続きピレリのソフトコンパウンド(オプション)とミディアムコンパウンド(プライム)の2種類。

予選スタート時の天候は晴れ、気温30度、路面温度45度のドライコンディションだった。20分で争われるQ1が始まると、一瞬の静寂の後にロータスのロマン・グロージャンが一人コースへと向かった。

グロージャンを追って少しずつアタックを開始するマシンが増え、開始から5分を待たずにマクラーレンとケータハムを除く20台がコースへ。先にコースインした面々のタイムが出始める中でマクラーレン勢もピットを離れている。

コース上ではライコネンが1分23秒273の暫定トップタイムを刻み、ニコ・ヒュルケンベルグとポール・ディ・レスタ(共にフォース・インディア)、グロージャン、アロンソがそれに続いた。

セッションが折り返し地点を迎えたところで、ハミルトンがトップタイムを塗り替える。最後にコースに入ったケータハムコンビを含む全員がひと通りタイムアタックを終えた時点で、ハミルトン、ライコネン、グロージャン、バトン、フェリペ・マッサ(フェラーリ)がトップ5に名を連ねていた。

その後、ライバルたちと同様にミディアムタイヤでタイムアタックを続けていたブルーノ・セナ(ウィリアムズ)が2番手にジャンプアップ。ハミルトンが唯一の1分21秒台を刻んで最速タイムを塗り替え、ソフトタイヤを投入したトロ・ロッソのジャン-エリック・ベルヌが4番手に飛び込んでいる。

一連の流れでノックアウトゾーン間近の17番手に下がってしまったアロンソはオプションに履き替えて再びコースに出ていく。ロータス勢はミディアムで最後のタイムアタックに向かったが、それ以外でコースに出た面々は全員がソフトタイヤをチョイスしていた。

Q1のチェッカーフラッグまでにオーダーは大きく変動し、ザウバーの小林可夢偉は足切りになる位置まで落ちていたものの、セッション終了時間直前にラストアタックに入って15番手でQ1を通過した。レッドブル勢は可夢偉に次ぐ16番手(ウェバー)と17番手(ベッテル)で辛くもQ2にコマを進めている。

ここでノックアウトされたのは18番手のダニエル・リカルド(トロ・ロッソ)以下、ヘイキ・コバライネン、ヴィタリー・ペトロフ(共にケータハム)、シャルル・ピック、ティモ・グロック(共にマルシャ)、ペドロ・デ・ラ・ロサ、ナレイン・カーティケヤン(共にHRT)の7名。ハミルトンがマークしたベストタイムは1分21秒794だった。

15分で行われるQ2ではメルセデス勢とマッサが先陣を切ってコースイン。ベルヌを除く16台がガレージを後にし、全員がソフトタイヤを履いていた。

まずはバトンが1分21秒880でトップに立つもグロージャンがそれを塗り替え、さらにはグロージャンの僚友ライコネンがタイムシートの頂点へ。ベルヌ以外の16台のタイムが出揃った時点でトップ5はライコネン、グロージャン、バトン、ヒュルケンベルグ、マッサというオーダーとなった。

ほとんどの面々がいったんピットへと帰還するのと入れ替わりにベルヌが出てきたタイミングで、ハミルトンがライコネンに0.554秒の大差をつけてQ2最速タイムを更新する。

タイミングをずらしてタイムアタックを行ったベルヌと、トップのハミルトンを除く全員が再びコースに向かい、トップ10を目指して自己ベスト更新を試みた。

10番手だったウェバーはチェッカーフラッグ後にライバルたちがタイム更新に成功したため、Q2でドロップアウト。0.04秒差でQ3進出を逃したウェバー以下、ディ・レスタ、ロズベルグ、セルジオ・ペレス(ザウバー)、可夢偉、ベルヌ、シューマッハの予選順位がここで決した。

Q3行きの切符を手にしたのは1分21秒060をマークしたハミルトン以降、ベッテル、パストール・マルドナド(ウィリアムズ)、マッサ、ライコネン、アロンソ、バトン、ヒュルケンベルグ、グロージャン、ブルーノの10名。5番手ライコネンとノックアウトされたウェバーのギャップは0.15秒未満という激戦だった。

予選最終決戦のQ3ではミディアムタイヤを履いたヒュルケンベルグが真っ先にピットレーンを後にする。ソフトタイヤを装着したマクラーレンコンビがそれに続き、まずはベッテルとフェラーリの2台以外の7名がコースに入った。

ヒュルケンベルグ、マルドナド、ブルーノの3名はタイムを残さずにピットへ。コース上では1分22秒717を刻んだライコネンが暫定トップタイムを残すも、ライバルたちがそのタイムを更新し、残り5分でハミルトン、グロージャン、バトン、ライコネンという形になった。

ベッテルは4人のタイム計測が終わってから行動を開始し、ウィリアムズの2人とヒュルケンベルグも再びコースへ向かう。フェラーリが動いたのは残り時間が2分ほどの段階で、最初にタイムを残した4名もそれに加わり、最後には全員がコース上でタイムを競い合った。

ベッテルの最初のタイムはハミルトンに次ぐ2番手。暫定トップのハミルトンは自己ベストを塗り替えて後続を引き離し、開幕から2戦以来で今季3度目のポールポジションを手にした。

ハミルトンの予選タイムは1分20秒953。2番手に上がったグロージャンに0.413秒の差をつけている。3番手以降はベッテル、バトン、ライコネン、アロンソ、マッサ、マルドナド、ブルーノ、ヒュルケンベルグというトップ10だった。

ハンガリーGP決勝は29日(日)日本時間21時スタート予定。決勝レースもお楽しみに!

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