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2011年第11戦ドライバーコメント予選

Kay Tanaka / Jim / Me / M.S.
2011年7月31日 « ベッテル、"ジョーカー"を使ってポールを奪還 | ハンガリーGP予選後の記者会見パート1 »

夏休み前最後のレースであるハンガリーGPの予選でポールポジションを獲得したのは、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)だった。1分19秒815というタイムを刻み、マクラーレン勢を抑え込むことに成功している。

初日に引き続き、予選でもレッドブル、マクラーレン、フェラーリの3チームが別格の走りを見せた。この3チームに所属する6名が0.7秒の中に収まる一方、6番手のマーク・ウェバー(レッドブル)から7番手のニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)までは0.6秒以上の差がある。

小林可夢偉(ザウバー)はQ3進出を争ったものの、10番手となったチームメイトのセルジオ・ペレスに0.3秒及ばず13番手。決勝レースでは入賞を果たして約1カ月の夏休みを迎えてほしいものだ。

予選を終えたドライバーたちのコメントは以下のとおり。

【レッドブル】

セバスチャン・ベッテル
土曜フリー走行:1番手
予選:1番手

「僕たちにとってはとてもいいセッションだったと思う。マクラーレンは本当に速かったからうまくやれたんだと思うし、今朝ははるかに快適に感じていた。Q1とQ2は最後のセッションにコマを進められるかがすべてだったし、結果にはとても満足している。徹夜でマシンにたくさんの変更を施したから、皆があまり睡眠も取らずに本当に必死にがんばってくれたんだ。今日のような結果を残すことが彼らにお礼を言う最高の方法だよね。本当にうれしい。自信を取り戻せたし、今日はずいぶんとマシンの感触が良くなっていたから明日が楽しみだ」

マーク・ウェバー
土曜フリー走行:4番手
予選:6番手

「3列目なんて望んでいた場所じゃない。マシンからもタイヤからも最大の力を引き出せなかった。KERSに少しアップダウンがあって、Q2では使えなかったけど、Q3の最後のラップは大丈夫になったから、結局のところは僕に十分な速さがなく、ラップタイムを残せなかったってこと。だから明日は立て直さないといけないし、どこになるかは見てみよう」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「非常に接戦の予選で、最後の走行でポールポジションを獲得したセバスチャン(ベッテル)の驚異的な結果だと思う。全メカニックが大変な夜を過ごした後だけにね。マシンのセットアップ作業を延長して行うため、シーズンで4回だけ認められている消灯令の免除のジョーカーを初めて切ったが、彼はポールポジション獲得という最高の形でそれに報いてくれた。週末をスタートするには最高の位置ではあるものの、明日はタフなレースになるだろう。残念ながらマーク(ウェバー)はQ2でKERSの問題が発生してしまい、Q3では再び使用可能になったとはいえ、彼の準備が阻まれてしまった。それでも、マークが素晴らしいレーサーであることは分かっている。この位置から明日のレースで前進してくれると確信している」

【マクラーレン】

ルイス・ハミルトン
土曜フリー走行:7番手 予選:2番手

「ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス・チームの2台が2列目までに入れて良かったよ――僕らがここで本当のペースを持っているというサインだ。チームのみんながファンタスティックな仕事をしてくれて、今日はおおむねコンペティティブだった。Q3では途中までタイムを更新していて、0.05秒の余裕があった。でも、少しワイドになってしまったことが大きなオーバーステアを招いてしまい、結果的にその貴重なタイムを失ってしまった。でも今日の結果にポイントはつかないんだし、明日には自信を持っている。レースはすごく楽しみにしているんだ。昨日、かなりのロングランをしているから、今夜はそのペースをさらに改善して明日に臨むつもりだ。確実に戦いの渦中にいるし、スタートが決まれば優勝も狙える」

ジェンソン・バトン
土曜フリー走行:3番手 予選:3番手

「全般的に言って、3番手には満足だよ。きれいな側からスタートできるし、レースにはポジティブな感じを持っている。とはいえ、今日はポールに近いタイムが出ていたから、どうしてもあそこやここでもう少し稼げていたら、追いつけたのにと考えてしまうものさ――たったの0.2秒だからね。でも予選ラップとしては妥当な走りだったと思う。正直なところ、このところ僕の課題は予選だったしね――どんなサーキットでもレースデーにはポジションアップのためのアタックを楽しんではいるけど、2列目以降のスタートだと、常に追い上げが必要となる。だから今週末は最初から勝利を狙えるポジションから走ることができてうれしいよ。それが僕の明日の目標さ」

マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)

「ドライバーたちが2番手3番手という位置を手にすると、やはりポールポジションが取れなかったことが少し悔やまれるものだ。今日はまさしくそんな気分だよ。だが、そこから推察できる前向きな結論は、確実にポールポジションがわれわれの手の届くところにあったということだ。ポールを取りに行ったルイスは最後のターンで少しワイドになってしまったものの、いいラップだった。明日はフロントローからスタートする。ジェンソンもルイスのすぐ後ろ、3番グリッドを確保し、クリーンな側が取れたので良かった。チームは昨日と今日、プロフェッショナルかつ統制の取れた仕事ぶりを発揮し、明日は真剣に勝利を狙えると考えている。昨日のロングランは良かったし、最近のレースではスタートがいい。さらにルイスは新品のオプションタイヤを余らせているので、レースで多少のアドバンテージになるはずだ。ごくわずかなアドバンテージだよ――だが昨今のF1のコンペティションは非常にし烈なので、そのわずかなアドバンテージが全てを変えることもあるんだ・・・」

【フェラーリ】

フェルナンド・アロンソ
土曜フリー走行:2番手
予選:5番手

「1週間前と同じ結果だから、今日も別に驚きもなければガッカリもない。Q3で完ぺきなラップが走れなかったのは本当だし、そのことは喜んで認める。でも、フロントローに着けたとは思わない。3番手は手が届いただろうし、そうなればレースをスタートする上で最高のポジションだったと言えるけど、他の人が僕たちよりうまくやったわけで、それは素晴らしいラップを走った自分のチームメイトも含めてね。僕たちが揃って表彰台を狙える位置につけることが重要。どっちでもいいんだ。4番手より5番手がいいのは少なくともコースのキレイな側からスタートできるってこと。なんだかQ3になった途端、レッドブルが魔法のボタンでも押して突然速くなったようにも思える。でも、レースではボタンがオフになるかもよ! ここはいつもオーバーテイクがかなり難しいから、DRSがあってもあまり変わらないと思う。突風とかの方が使えるかもしれない。明日はもう少し順位を上げられるようがんばる。いいペースを保ち、ピットストップで完ぺきな作業を行わなきゃいけない。たぶんピットストップは多くなるよ。タイヤのデグラデーションがすごいからね。適切なタイミングでストップすることも重要になる。僕はまだ何だって起こり得ると思っているし、明日はとてもオープンなレースになるだろう」

フェリペ・マッサ
土曜フリー走行:5番手
予選:4番手

「いつものことだけどライバルたちは予選で何かしら多くのことを見いだすみたい。僕たちはレースで前進するんだ。このコースでもこの暗黙の了解が当てはまるかどうかは明日分かる。僕は予選の終盤にそうだったように、自分がコンペティティブなマシンを持っていると願っている。今朝もまた、オーバーステアがひどくて、いくつか変更したらようやく別の形になった。フロントウイングにさらなる調整を施したらマシンのハンドリングがかなり良くなったんだ。ピットストップの回数は予想が難しいかな。4回は不可能じゃない。3回は妥当だ。多くは第1スティントの長さ次第だと思う。その先のストップまでどのくらい走ることになるのかはっきりしてくるからね。今年初めてチームメイトの前に立ったことの意味? 満足だよ。でも、皆の前に出て初めて意味がある。僕たちがベストだと言える予選がすぐにでもあることを願っている。ここでは自分が1分20秒を切れるとは思っていなかった。マクラーレンとレッドブルは本当に強いし、明日もきっとそうだろう。唯一の不満はコースの汚れた側からスタートするってこと。このコースでそれがどれだけ影響するかは分かっている」

ステファノ・ドメニカリ(チーム代表)

「自分のところのマシンがQ1、そしてQ2でもタイムシート最上位につけているのを見れば、ついにポールを取れるかもしれないと思い始める。だが、それを達成するのが非常に難しいことは分かっていた。ハミルトンは週末を通してかなり手ごわく、レッドブルは常にQ3まで何かを隠している。どちらのドライバーも完ぺきなラップを走れず、1週間前のドイツとまったく同じ結果になったことは論理的にも理にかなっている。基本的にわれわれは予選に比べてレースになるとペースがもう少し出てくるが、今回も同じだ。オーバーテイクはかなり厄介になるだろう。歴史的に見ると、このコースではスタートの一瞬がとても重要。つまりタイヤの挙動だ。予測不能のレースになると思う。事実、今年はほぼすべてのレースがそうだった。チームとして最高の仕事をする者が優勢となる」

パット・フライ(シャシーディレクター)

「これは予想できた結果と言える。マシンのポテンシャルをすべて引き出すことはできなかったが、グリッドポジションに関して言えばこれ以上は望めなかっただろう。シーズン開幕時に比べると、だいぶ追いついてきてはいるものの、特に予選では直近のライバルに対してまだ何かが足りない。一発の速さをもっと改善しなければ。それは疑いようのないこと。テクニカル面から話すと、第3セクターでつまずいている。最初の2つのセクターがとてもコンペティティブなのに対し、最終セクターはコンマ数秒を失っているので多すぎる。先週末のドイツでニュルブルクリンクの最初の数コーナーを見た感じから、予想できたことだ。とはいえ、多くのタイヤ交換が予想されているため、明日は非常に接戦になるだろう。DRSがあっても、このコースでは誰にとってもオーバーテイクが楽ではないので、ピットストップの適切なタイミングをしっかりと判断していかなければならない。自分たちの主要ライバルの長所を意識しつつ、ベストを尽くす」

【メルセデスGP】

ミハエル・シューマッハ
土曜フリー走行:8番手
予選:9番手

「今日の予選から前向きに捉えることができるのは、9番グリッドという良い側からスタートできることだ。でも今日は最初の2つのセクターがうまくいかなかったので、もう少し調べてみる必要がある。プライムでは問題なかったのに、スーパーソフト(オプション)の方ではそうじゃなかったから、なぜなのか理由を突き止めなければいけない。いつものように、明日のレースではベストを尽くす」

ニコ・ロズベルグ
土曜フリー走行:6番手
予選:7番手

「予選7番手という結果は悪くないだろう。今朝のプラクティス後はセットアップが決まっていて、Q3でいいラップができた。レース用にオプションタイヤを1セットセーブできたから良かったよ。いいポイントが稼げるんじゃないかな」

ロス・ブラウン(チーム代表)

「今日はニコとマイケル(シューマッハ)がマシンのベストを引き出してくれて、まずまずの予選セッションだった。このポジションは現在のわれわれの力を表しているといえる。午前中のプラクティスではレースパフォーマンスに焦点を合わせていたので、明日の午後につながるはずだ。スーパーソフトタイヤはかなりギリギリのところなので、トリッキーなレースになる。注意深く使用し、最大限活用しなければならない」

ノルベルト・ハウグ(メルセデス・ベンツ・モータースポーツ副社長)

「ニコとチームは現在のテクニカルパッケージから最大限の力を引き出し、トップ3チームに続く7番手のポジションを獲得してくれた。1週間前にポールだったマーク(ウェバー)が今回6番手ということから分かるように、このグループのバトルは非常に厳しく、今シーズントップ6に食い込むことがいかにチャレンジングかを示している。マイケルのQ3は難しい状況で、彼はややマシンセットアップに苦しんだ。ニコはQ1でプライムのみを使い、Q2とQ3は1度しかアタックしなかったので、レースにフレッシュのオプションを1セット残したことが役立つはずだ。チャレンジングなレースとなるが、われわれの狙いはスタートのポジションか、それよりやや上でゴールすることだ」

【ルノー】

ニック・ハイドフェルド
土曜フリー走行:11番手
予選:14番手

「今日もまた、望んでいた結果を得られなかった。14番手という結果を求めて予選に挑んだわけではないが、もしかしたら、この順位が今のわれわれの位置を象徴しているのかもしれない。現時点では、マシンの能力を引き出すことに難しさを感じている。明日はより上位の成績を狙って戦うことになる。レースでいくつかポジションを上げることは大いに可能だ。そのためにはいいスタートと適切な戦略が必要だから、明日の午後にそういったことを達成できるようにしたい」

ヴィタリー・ペトロフ
土曜フリー走行:9番手
予選:12番手

「天候変化のせいで、タイヤのウオームアップに困難を抱えてしまった。それに特にターン9でアンダーステアが激しかったから、コンマ2秒の遅れにつながってQ3進出の最後のチャンスを逸してしまったよ。それに加えてトラクションに問題があったけど、これは今週末の僕らが抱えている主なトラブルなんだ。ザウバーは僕たちよりも競争力を発揮している感じだから、僕たちの問題がどこにあるのか理解する必要がある。最近の僕らにとって予選は十分なものじゃないからね。僕たちはもっと野心を持っているから、今は明日のレースで状況を好転させることに集中している」

【ウィリアムズ】

ルーベンス・バリチェロ
土曜フリー走行:14番手
予選:15番手

「すべてがうまく進んだし、戦略も期待ができるものだった。でも、最終アタックのセクター1でKERS(運動エネルギー回生システム)を機能させることができなかったから、タイムに妥協点が生まれてしまった。いいラップだったけど、その前のプライムではコンペティティブな走りができていたし、オプションなら11番手か12番手も可能だと思っていたから残念だ。それでもタイヤを十分に温存できたし、明日はより堅実的な戦略を持っているよ」

パストール・マルドナド
土曜フリー走行:15番手
予選:17番手

「オプションタイヤを温存するために、Q2では走行しないことを決めたんだ。レースで最高の結果を得ることが重要だから、今日の僕たちの戦略で重要だったのはタイヤをいくらか温存することだった。明日は僕の周りにいるマシン勢と共に争うことになるだろうけど、僕らにはスーパーソフトが1セット余分にある。どうなるのか楽しみだね」

サム・マイケル(テクニカルディレクター)

「今日はレースに向けてタイヤを温存するために、Q1では2台共にプライムだけを用いるというプランを考えていた。ルーベンスは序盤のセッションでかなり強力だったので、Q2ではオプションを履いて1回走行するだけだった。残念ながらKERSに問題が発生してしまい、最速ラップに影響が生じた。そのため、彼は新品オプションの能力を最大限に生かせず、少なく見積もっても2種類のタイヤの差は0.4秒はあった。パストールの場合はオプションタイヤを温存するためにQ2で走行しないことを選択したが、これはチームのプランだった」

【フォース・インディア】

エイドリアン・スーティル
土曜フリー走行:16番手
予選:8番手

「予選には本当に満足しているし、2レース連続して8番手からスタートできるっていうのは気分がいい。今朝の最後のフリー走行は全体的なグリップ不足で苦戦していたから、あまり見通しは良くなかったんだけどね。予選に向けていくつか変更を施した。それが正しいことだったのは明らかだし、午後は本当にマシンの感触が良くて自分たちが可能だと思ったラップタイムを刻めている。ハンガロリンクはダウンフォースが最大のコースだからこれまでは僕たちの得意コースじゃなかったのに、今回も自分たちがすべての部分においてコンペティティブになっていることを証明できて本当にうれしい。明日のレースはすべて戦略がはまるかどうか。でもいいポジションからスタートできるし、楽しみにしている」

ポール・ディ・レスタ
土曜フリー走行:10番手
予選:11番手

「11番手スタートなら悪くはないけど、もう少し上を期待していた。でも明日ポイントを獲得するにはいいポジションだと思うし、スタートがグリッドのキレイな側なのはいいこと。Q1ではスーパーソフトを履いたラップでちょっとだらしない走りになってしまったけど、それを除けばプライムの走行はとても良かったし、マシンには満足していた。Q2の最後のラップはわずかに足りなかったから、もしかするともうちょっと冒険しても良かったのかもしれない。フリー走行ではロングランで競争力があることを示せているから、レースを通してそれを発揮できると楽観している」

ビジェイ・マルヤ(チーム代表)

「またもハイダウンフォースのコースでVJM04が一貫してトップ10に入るマシンであることを証明できた。フォース・インディアがQ3に進出したのはこれで4戦連続だ。この偉業はチーム全体が誇りに思っていいと思う。厳しい最後のフリー走行からうまく立て直し、メルセデスGPの2台に割って入る予選8番手の結果を残した今日のエイドリアン(スーティル)は見事だった。ポール(ディ・レスタ)もすべてのセッションを通して素晴らしい速さを披露したので、明日のレースは強いはずだ。ポジティブな気持ちで明日に挑めるので、今日のパフォーマンスをさらなるポイント獲得につなげられるよう集中する」

【ザウバー】

小林可夢偉
土曜フリー走行:13番手
予選:13番手

「午前中のフリー走行では大いに苦しんでしまったのですが、予選はかなり改善できました。セットアップを変更したので決して楽ではありませんでしたが、コンディションにも変化がありました。Q2最後のアタックは悪くなかったのですが、Q3進出を逃してしまいましたね。もちろん、明日の目標はポイントをいくつか手にすることです。タイヤのライフは2種類ともに短いと感じているので、明日はエキサイティングなグランプリになりそうです」

セルジオ・ペレス
土曜フリー走行:12番手
予選:10番手

「すごくハッピーだ。Q3に進出できたのは今シーズン2回目だけど、(1回目はレースを欠場したモナコGPだっただけに)お祝いできるのは初めてのことだよ。Q2の自己ベストタイムは本当に良かったんだ。今日は最大限の結果を得られたと思う。チームが本当によくコンディションを判断してくれたし、戦略も最高だった。でも、明日が大事だからね。僕たちのレースペースはいいし、改善してポイントをいくつかもぎ取りたい」

ペーター・ザウバー(チーム代表)

「セルジオがトップ10からスタートを切るのは彼のF1キャリアで初めてのことであり、特別な出来事だ。彼と彼のレースエンジニアの素晴らしいパフォーマンスを祝福したい。レースに向けて1セットのスーパーソフトを残したのは適切なことだったはずだ。可夢偉の13番手は期待していた結果とは少し離れているが、彼は明日のレースでアタックしてポイント争いをするのにいいポジションを得ている」

ジェームズ・キー(テクニカルディレクター)

「予選におけるセルジオのパフォーマンスには大満足だ。午前のセッションの時点で予選が接近した戦いになることは分かっていたので、Q3に進めたことは素晴らしい。Q3ではアタックをしないことにしたが、もっと成果を残すことも可能だったろう。タイヤを温存したことが明日のレースではとても重要になると思う。彼はピットを離れたものの、タイムアタックを行わないと決めたのだ。残念ながら可夢偉はQ3進出を逃したが、ほんのコンマ数秒の差だった。すべての可能性を検討して繊細なレース戦略を組み立てることになる。目標は効果的なポイント獲得だ」

【トロ・ロッソ】

セバスチャン・ブエミ
土曜フリー走行:18番手
予選:18番手

「先週末のニュルブルクリンクのレース結果によって5グリッド降格処分を受けることが決まっていたから、今日の午後の予選セッションへのアプローチを調整することにしたんだ。明日のレースのためにスーパーソフトを残すことに決め、予選では一切使わなかった。これで新品のオプションタイヤは3セットも温存できたよ。このコースはタイヤデグラデーション値が高いから、これが重要なファクターになりそうだ。順位を上げるために機能してくれることを願っているよ。タイヤは完全に新品な場合と数周だけでも走った場合とで、大きな性能差がある。だから、マシンをオーバーテイクする場合はできる限り早く決めようとしなきゃね」

ハイメ・アルグエルスアリ
土曜フリー走行:17番手
予選:16番手

「レースに向けてタイヤをいくらか温存したことを考えれば、今日はできる限りのことをやったと思う。レースに向けたセットアップがすごく効果的だと考えているから、明日には自信があるんだ。ポイント獲得が可能かどうかは分からないけど、レースがどうなるのか見てみようじゃないか。明日は70周もあるし、いろいろな戦略が展開されるだろうから、何が起きてもおかしくはない。僕たちの戦略が役立つことを期待しているんだ!」

ジョルジオ・アスカネッリ(テクニカルディレクター)

「マルドナド(ウィリアムズ)がQ2に進めなかったことにより1つポジションを得られたのは事実だが、ハイメはいい仕事をした。ハイメはQ1でまずプライムを履いてからオプションを履き、前にいるマシン勢にかなり接近したが、オプションで1周のみ走ったQ2ではギャップが広がってしまった。ブエミは5グリッド降格処分を受けるため、われわれは彼のグリッド位置にとらわれずにレースに向けてタイヤを温存する作戦を採用した。彼は午後の予選でプライムタイヤしか履かなかったので、レースに向けて残した新品のオプションタイヤは3セットとなる。通常ではわれわれは予選よりもレースの方がペースはいいし、昨日のフリー走行ではどちらのコンパウンドでもそうだった。しかし、われわれは燃料搭載量が少ない場合にうまくいかなかったので、こういったサーキットでどのような状況になるかはわからない。このサーキットではオーバーテイクが難しいので、戦略面では創造性とタイヤの耐久性が必要になる」

【ロータス】

ヘイキ・コバライネン
土曜フリー走行:20番手
予選:19番手

「これまで少しタフな週末だったこともあって、予選には本当に満足だよ。週末を通して納得できるバランスが見つけられずにいて、予選に向けて行ったいくつかの変更が最終的に正しい方向に導いてくれた。最初の走行ではクリーンラップがとれなかったけど、僕は2回目のアタックにすべてをつなげられるとひそかに自信を持っていて、その通りになった。かなりハードに取り組まなければならなかったから、Q1の最後の瞬間にうまくいってすごくうれしいよ。ここに持ち込んだアップデートはとてもうまく働いていて、前をいくライバルたちより得るものがあったみたいだ。ヤルノの競争力がはっきりと高くなって、チーム全体のムードがすごくいいよ」

ヤルノ・トゥルーリ
土曜フリー走行:19番手
予選:20番手

「予選では僕ができたはずのものすべてをマシンから引き出すことはできなかったとは言え、今日はとてもいい日だったよ。最初のタイムアタックではプライムを使って、マシンに少しオーバーステアが出ていた。スーパーソフトタイヤを履いた2回目には、この週末これまでよりアンダーステアになっていたから、昨日や今日の午前のようなペースを出すことができなかった。それでも今週は本当に満足しているんだ。新しいパワステのおかげで僕にとってマシンが変わったし、今は前よりずっといい。まさに夜と昼ほどの違いで、明日戻ってきてどんなレースができるかが楽しみでしかたがない。2種類のタイヤ選択の違いがあるから戦略が大きな役割を果たすだろうし、何かできるか見てみよう」

マイク・ガスコイン(CTO/最高技術責任者)

「チームにとって大変良い予選だった。Q1ではレースにとっておくために2台のマシンともオプションタイヤを1セットしか使っておらず、明日のデグラデーションレベルを考えればわれわれがレースで良い位置をつかむのに役立つだろう。両ドライバーとも良い仕事をしてくれた。ヤルノはこの週末ずっとマシンに満足していたが、それを予選での走行に完全に反映することはできなかった。アタックラップで彼はいくつか小さなミスを犯し、そのせいで少しタイムを失ったものの、われわれが持ち込んだアップデートへの彼の好反応が見られたのは良い材料だ。ヘイキはバランスにそれほど満足できていなかったが、マシンからすべてを引き出すべく素晴らしい仕事をしている。彼とチーム全体がよくやってくれた」

リアド・アスマット(CEO/最高経営責任者)

「まず、われわれ全員が今週のマシン内外でのヤルノのパフォーマンスにいかに喜んでいるか伝えたい。彼はここに導入したアップグレードにまさにわれわれが望んでいた通りに応えてくれ、彼が最速のドライバーの一人とされるゆえんを示した。予選セッション自体の進行具合には、われわれは喜んでいいはずだ。ヘイキは素晴らしいファイナルラップでヤルノのすぐ前に入った。さらに、ブエミ(トロ・ロッソ)からわずか0.3秒以下、マルドナド(ウィリアムズ)から約0.5秒のところにつけたことは、われわれの施した変更が功を奏した証だろう。2人ともおそらくこれ以上の力をマシンから見つけることはできないと話しているものの、大変堅実だった3回のフリー走行を終え、また、昨日のロングランでは良いペースだったことから、明日のレースに向けて良いかたちで来ていると思う」

【HRT】

ダニエル・リカルド
土曜フリー走行:22番手
予選:23番手

「トニオ(リウッツィ)とティモ(グロック/ヴァージン)にかなり接近できて差はコンマ数秒だったから、最終的にはそんなに悪いラップじゃなかったと思ったよ。これほどタイムが接近している場合は、もう1つ上の位置を得られなかったことに少々ガッカリするものだよね。もう少し改善できればよかったけど、僕たちの競争力には満足するべきだろう。明日はまた別の1日さ。コンディションを考えるとかなり難しいだろうね。タイヤマネジメントがカギとなりそうだし、ピットストップも同様だ。何が期待できるのかわからないけど、僕は限界までプッシュするから、どうなるのか楽しみだ」

ビタントニオ・リウッツィ
土曜フリー走行:24番手
予選:22番手

「全体的にはいい予選セッションだった。今週末にはいくらか問題を経験していることを考えれば、22番手はいい結果だろう。僕たちはマシンに異なったことを試したけど、バランスが改善されたんだ。残念ながら1周目にフロントウイングを壊してしまったよ。でも、主なライバルに対して競争力を発揮できたし、特にここ数日に起きたトラブルやこのサーキットが僕たちにあまり適していないことを考えればポジティブなことだ。すべてがまとまればもっとよかったけど、今は前を見て明日のレースでプッシュしないとね」

コリン・コレス(チーム代表)

「2台のマシンにスーパーソフトを履かせてコースに送り出したが、強風というコンディションの中でリカルドは1分27秒206、リウッツィは1分27秒850を刻んでくれた。いいポジション争いができたし、とても接近していた。明日も風が強くなれば難しいレースになるだろう。昨日からセットアップを改善できているので、明日に向けた準備は良好だ。すべてのレースで成果を残そうとしているし、先週末の結果に基づいたものを得たい。今週末も前進できない理由などないんだ。予選の流れを維持し、2台が再び完走できる信頼性が必要だ」

【ヴァージン】

ティモ・グロック
土曜フリー走行:23番手
予選:21番手

「ここまで楽な週末じゃなかった。昨日のクルマは悪くなかったけど、パーフェクトじゃなかった。でも少なくともベースラインにはなったよ。今朝は風が強くなってしまって、コースからクルマが吹き飛ばされそうな感じだった。バランスが全く取れずにセットアップをいろいろ変えなければならず、本当に難しかった。たくさんのコンビネーションを試したけど、エンジニアたちはすごくよくやってくれたよ。最終的にチームとして正しいセットアップを選ぶことができて、予選ラップはとても良かった。クルマのベストを引き出せたし、たくさんのデータを収集できた。今後はこうしたコンディションでどうしてクルマがドライブしにくくなってしまうのか、原因を突き止めなければならない。でも今日の仕事ぶりには満足しているよ」

ジェローム・ダンブロジオ
土曜フリー走行:21番手
予選:24番手

「悪くない土曜日さ。今朝はすごく順調でクルマのバランスも良かった。でも午後は路面温度が少し下がり、バランスが変わってしまって、少し苦戦した。ややアンダーステアだったから、1ラップで少し遅くなってしまったけど、今日はクルマのフルポテンシャルに近かったと思う。ラップ全体をうまくまとめられれば、もっと改善できた自信がある」

ジョン・ブース(チーム代表)

「2台とも2回目のフリー走行でポジティブだったセットアップを基準に作業を開始した。ジェロームは今朝バランスに満足していたが、ティモはそうでもなかったので、これには今日の強風が一部影響しているかもしれない。予選に向けてジェロームは3回目のフリー走行のセットアップを維持し、ティモはバランスを改善するため大幅な変更を加えた。どちらもクリーンなラップが取れて、ティモも予選ではマシンにより満足していた。明日のレース用に新品のオプションタイヤを1セット取っておくことにしたので、この決定が2人の明日のレースに役立つはずだ」

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