ハンガリーGP

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予選での走行妨害以外に目立った違反なし

M.S.
2019年8月7日 « フェルスタッペンとのレースが続くことを心から望むハミルトン | 予選Q1で敗退したリカルドがPUをフル交換 »
© ATTILA KISBENEDEK / AFP
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2019年の前半戦を締めくくるシーズン第12戦ハンガリーGPでは、予選での走行妨害が取り沙汰された以外は目立ったペナルティはなかった。

予選でチームから誤った情報を得た上で後続車のタイムアタックを阻害してしまったアルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィは、それでも後方のアタックラップ中のマシンに配慮するのがドライバーの義務だとして3グリッド降格の処分を受けている。

他にはピットレーンの速度違反やエンジン交換がペナルティの対象となった。

ハンガリーGPの週末を通してスチュワードが審議し、何らかの処分を下したインシデントおよびペナルティの詳細は以下の通り。

ハンガリーGP初日:8月2日(金)

(金曜フリー走行1回目はペナルティなし)

【金曜フリー走行2回目】

◆キミ・ライコネン(アルファロメオ・レーシング)
違反内容:ピットレーンを時速85.8kmで走行、FIA F1スポーティングレギュレーション第22条10項に違反
裁定:ルノーに罰金600ユーロ(約7万1,000円)
裁定理由:カーナンバー7(ライコネン)が本イベントで時速80kmに設定されているピットレーンの速度制限を時速5.8km超過したため。

ハンガリーGP2日目:8月3日(土)

(土曜フリー走行はペナルティなし)

【予選】

◆アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)
違反内容:ターン4からターン5でカーナンバー18(ランス・ストロール/ウィリアムズ)を不必要に妨害、FIA F1スポーティングレギュレーション第31条5項に違反
裁定:FIA F1スポーティングレギュレーション第31条4項に基づく3グリッド降格、およびペナルティポイント1点(12カ月有効)
裁定理由: スチュワードは映像、オーディオ、GPS、およびテレメトリーの証拠を確認し、カーナンバー99のドライバー(ジョビナッツィ)とカーナンバー18のドライバー、およびチーム代表者らから事情を聴取した。実際にはカーナンバー18がプッシュラップ中だった際、チームがカーナンバー99のドライバーに彼がカーナンバー18と"同じ位相"にいると誤った情報を伝えたとは言え、インラップにおいてプッシュラップ中の後続のマシンに注意し、彼らが妨害されることのないようあらゆる努力を払うのはドライバーの義務である。カーナンバー99がターン3からターン4に向かう途中でブルーのフラッシングライトを提示されていたことをここに記す。テレメトリーとGPSデータはカーナンバー18がコースの関係するセクションを通じて大幅にタイムを失っていたことを確認するものである。スチュワードはカーナンバー99のドライバーにはターン4に入る前にレーシングラインから退くことが可能であり、そうすべきであったと考えている。したがって、当該ドライバーはカーナンバー18を不必要に妨害したとみなす。

ジョビナッツィの累積ペナルティポイント:4ポイント(2019年8月4日時点)

◆ダニエル・リカルド(ルノー) 違反内容:4基目の内燃機関(エンジン/ICE)、4基目のターボチャージャー(TC)、4基目のMGU-H、3基目のMGU-K、3基目のエナジーストア(ES)、3基目のコントロールエレクトロニクス(CE)を使用、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反 裁定:スターティンググリッド後方からのレーススタート
裁定理由:FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(b)に則り、上記のペナルティが適用された。

ドイツGP決勝:8月4日(日)

【レコノサンスラップ】

◆ルイス・ハミルトン(メルセデス)
違反内容:ピットレーンを時速90.1kmで走行、FIA F1スポーティングレギュレーション第22条10項に違反
裁定:メルセデスに罰金1,000ユーロ(約12万円)
裁定理由:カーナンバー44(ハミルトン)が本イベントで時速80kmに設定されているピットレーンの速度制限を時速10.1km超過したため。

(決勝レースはペナルティなし)

オーストラリアGP:開幕戦では3チームに罰金
バーレーンGP:レース中のインシデントは全ておとがめなし
中国GP:レッドブル&トロ・ロッソ勢のみが処罰の対象に
アゼルバイジャンGP:燃料流量違反とウイングのたわみで予選除外処分
スペインGP:ルノー、不適切なウイング交換でペナルティ
モナコGP:苦戦をものがたる大量ペナルティ
カナダGP:物議をかもしたベッテルのペナルティ
フランスGP:コース逸脱と復帰に厳しい判断
オーストリアGP:白熱のレースにおとがめなし、週末には珍しい違反も
イギリスGP:ただ一人ペナルティを科されたベッテル
ドイツGP:大量のタイム抹消、決勝ではトルクのルール違反

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