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フェルスタッペンが初ポール! F1史上100人目

Jim
2019年8月3日
© Lars Baron/Getty Images
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3日(土)、2019年FIA F1世界選手権第12戦ハンガリーGP予選が行われ、大混戦のバトルを制したレッドブルのマックス・フェルスタッペンがF1で初めてとなるポールポジションを獲得し、F1史上100人目のポールシッターに輝いた。

例年、接戦の展開を見せるハンガロリンクでは今年もフィールド全体が接近しており、土曜フリー走行ではトップ3が100分の数秒差で連なる混戦の中、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録、フェルスタッペンとフェラーリのセバスチャン・ベッテルがわずかな差で続いた。中団グループもいつもに増して競争が激しく、0.1秒違うだけでポジションが大きく異なる状況だ。

ピレリはハンガリーGP週末にC2からC4のドライタイヤを持ち込んでおり、予選Q3用としてC4を1セット確保することが義務付けられている。

心配された空模様は雲が多いものの晴れ間も広がる中、気温23.3度、路面温度43.8度、湿度54.6%のドライコンディションでQ1が始まり、レーシング・ポイントのランス・ストロールを先頭にウィリアムズ勢が加わってアウトラップに臨んだ。

アルファロメオ・レーシングとトロ・ロッソの各車が合流した後、上位勢ではフェラーリが最初に動き出し、ベッテルとシャルル・ルクレールともにソフトタイヤを履いてコースに向かっている。序盤は1分16秒337を刻んだルクレールがトップに立ち、ベッテルが0.244秒差で2番手につける展開に。

レッドブルやメルセデス勢も始動してアタックラップを完了すると、今週末を通して最速となる1分15秒817秒をたたき出したフェルスタッペンがトップに飛び込み、2番手に下がったルクレールに対して0.5秒以上のリードを築いた。3番手にボッタス、ハミルトンが4番手に続き、ベッテルが5番手、ピエール・ガスリー(レッドブル)が6番手に並んでいる。

ただ、ルクレールは再度アタックに挑もうとした直前、最終コーナーでコントロールを失ってスピン、リアからタイヤバリアに突進してしまう。リアエンドを破損したものの、走行に支障はなかったようでコースに復帰してピットに急ぎ、出迎えたクルーは大急ぎで修復作業に取り掛かっている。

残り5分を切った時点でノックアウトゾーンにいたのはトロ・ロッソのダニール・クビアトほか、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)、ストロール、ロマン・グロージャン(ハースF1)、ロバート・クビサ(ウィリアムズ)だ。

2番手に浮上したボッタスをはじめ、トップのフェルスタッペンやフェラーリ勢がガレージで次のセッションに備える一方、ハミルトンは終盤のアタックにも参加し、フェルスタッペンから0.251秒差の2番手タイムを記録。ハースF1のケビン・マグヌッセンが自己ベストを更新して4番手にポジションアップしており、他にも多くのドライバーがタイム更新をかなえている。

最終的にQ1でノックアウトされることになったのは16番手だったウィリアムズのジョージ・ラッセルほか、セルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)、ダニエル・リカルド(ルノー)、ストロール、クビサだった。ラッセルは終盤までQ2進出圏内につけていたものの、他車のペースアップに押し出されるように16番手に後退し、リカルドはラストアタックでベストタイムを刻んだが、アタック直前にトラフィックにはまったこともあり、ポジションを大きく上げることはできずにQ1敗退を喫している。

15分間で争われたQ2はメルセデスやレッドブル、フェラーリなど上位勢が早めに動き、6台ともミディアムタイヤでアタックに挑んだ。1分15秒548を刻んだハミルトンをトップに、0.025秒差でフェルスタッペンが2番手、ボッタスが0.121秒遅れの3番手に並び、フェラーリはルクレールとベッテルが4番手と5番手につけている。ルクレールはQ1終盤にクラッシュしたが、メカニックの素早い作業のおかげで無事に予選を継続できている。

ガスリーはトップ5から0.5秒ほど離されたが6番手のポジションを確保していたが、ソフトタイヤを履くマクラーレンのランド・ノリスがガスリーのタイムを上回った。ガスリーと0.1秒差の8番手にはグロージャンが入っていたが、続くニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)とカルロス・サインツ(マクラーレン)が100分の数秒差で並んだほか、グロージャンから13番手タイムを記録したジョビナッツィまでも0.27秒のギャップしかなかった。

予選トップ10入りをかけたQ2のラストランは15台すべてが参加。すでにミディアムで好タイムを残しているメルセデス勢とフェルスタッペンがソフトタイヤを投入した一方で、フェラーリの2台とガスリーは新しいミディアムタイヤを装着してガレージを離れた。

フェラーリ勢はルクレールが自己ベストを更新するも、ベッテルはわずかに届かず。とはいえ、2人のポジションは変わらず4番手と5番手にとどまり、ノリスに次ぐ7番手にはサインツが浮上し、グロージャン、ガスリー、10番手にキミ・ライコネン(アルファロメオ・レーシング)が入ってQ3進出を果たしている。

11番手以下で予選順位を確定させたのはヒュルケンベルグ、アルボン、クビアト、ジョビナッツィ、マグヌッセンだ。マグヌッセンはQ1で好ペースを見せていたものの、Q2のラストアタックでは「グリップがない・・・」と訴えており、本来のペースを引き出しきれなかったようだ。

激闘が予想されたQ3はハミルトンとボッタスが先陣を切り、マクラーレン勢とライコネン、ガスリーが追いかけるようにコースイン。最終的には10台すべてが出そろい、メルセデス、レッドブル、フェラーリ以外のドライバーはユーズドのソフトタイヤでQ3最初のアタックラップに臨んでいる。

太陽が顔を隠し始めたハンガロリンクは路面温度が下がり始めており、コンディション変化への対応も求められた。

ハミルトンが1分15秒前半の好タイムで最初のアタックを終えるも、ボッタスが0.01秒速くラップをまとめてトップの座を奪う。しかしながら、それをさらに超えてきたのがフェルスタッペンだ。1分14秒958をたたき出し、ボッタスに0.178秒のリードを築いて暫定トップに躍り出た。

フェラーリはトップ3からわずかに遅れ、4番手につけていたベッテルがフェルスタッペンに0.388秒差、ルクレールは0.479秒差だった。

ユーズドのタイヤセットから新品のソフトタイヤに履き替えた面々がガレージを後にしたのに続き、トップ5のドライバーも新しいタイヤを装着してコースに向かう。アタック順はルクレール、フェルスタッペン、ボッタス、ハミルトン、ベッテルだ。

ルクレールがセクター1を全体の最速タイムで通過した後、さらにベッテルが好ペースを発揮し、以降は2人とも自己ベストを刻んでいったが、フェルスタッペンのタイムには届かず。ルクレールがコントロールラインを通過した直後、フェルスタッペンが1分14秒572をたたき出して最速タイムを塗り替えると同時にホッケンハイムリンクのコースレコードを樹立、ボッタスは惜しくも0.018秒届かずに2番手となり、ハミルトンが0.197秒差で3番手に入っている。

4番手にルクレール、ベッテルが5番手につけ、ガスリーに次いでノリス、サインツ、グロージャン、ライコネンが10番手で予選を終えた。

ハンガリーGP決勝レースは4日(日)日本時間22時10分にスタートする予定だ。

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