ハンガリーGP

/ News

  • ハンガリーGP

ラウダ、シューマッハとベッテルを批判

Kay Tanaka
2010年8月2日 « FIA、ウイングの柔軟性テスト強化へ | タンも背中を負傷 »
バリチェロに対して幅寄せしたシューマッハ © Sutton Images
拡大

ニキ・ラウダは1日(日)、ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)をピットウオールに押しやったミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)の動きが「決して受け入れられない」と批判した。

ホッケンハイムで行われたレースを審議するFIAのレーススチュワード団は、過去にベネトンとフェラーリで7冠に輝いたシューマッハに対し、次戦ベルギーGPで10グリッド降格処分を科すというペナルティを発令した。

レース後、「激しい戦いだったけど、そのために僕らはここにいる。でも、激しすぎると考えたスチュワードの判断を受け入れるよ」とシューマッハはコメントしている。

チーム代表のロス・ブラウンも「この決定に賛成する必要はないだろうが、ペナルティは受け入れる」と述べた。

しかしラウダはテレビ局『RTL』の放送の中で「あのような方法でライバルを危険にさらす必要性はまったくない」と話し、こう続けている。

「彼がなぜあのようなことをしたのか理解できない」

現役時代は3度のワールドタイトルを手にしたオーストリア出身のラウダはセバスチャン・ベッテルにも言及し、ドライブスルーペナルティによって勝利を逃したと指摘している。

ベッテルはセーフティカー導入中に前車との距離を大きく取り過ぎたことによってペナルティを受けたが、ピットレーンをドライブスルーする際に自らがペナルティを受けた理由が分からず怒りを表すジェスチャーをしていた。しかしラウダは、すぐに自らの非を認めるべきだったと諭した。

ベッテルは報道陣に対し、セーフティカーがその周回で戻るということを示すライトの点灯が見えなかったと釈明。さらに、レース中に無線通信が不能になっていたとも説明している。

しかし「ああいった状況では、自らと周りの人間に対して"自分が大失敗した。それだけだ"と話すのが重要なんだが」とラウダは述べた。

ベッテルがセーフティカーラップでウェバーとの距離を大きく開けたのは、その後にピットストップを行う必要性があったウェバーが後方集団に迫られることなくペースを維持するための策略だったのではないかともうわさされているが、チーム代表のクリスチャン・ホーナーはそれを否定。

「まったくもってありえない」とコメントした。

またベッテルの後ろにいたフェルナンド・アロンソを擁するフェラーリが不満を述べたことについては「彼らがそうするだろうことは理解できる」と述べたホーナーは、こうも続けている。

「しかし、ルールは明確だしドライバーはそれをよく知っている。ペナルティは厳しいものだが、それがルールだ」

© ESPN Sports Media Ltd.