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2010年第12戦ドライバーコメント予選

Kay Tanaka / Me / M.S. / Jim
2010年8月1日 « 眠たいレースを予想するウェバー | ハンガリーGP予選後の記者会見パート1 »

ハンガリーGP - 初日

ハンガリーGP公式予選でポールポジションを獲得したのは、セバスチャン・ベッテルだった。ベッテルはこれで4戦連続ポールポジションに輝き、2番手にはチームメイトのマーク・ウェバー。ウェバーと3番手のフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)とは0.8秒の差がついており、レッドブルが圧倒的な速さを見せた。

一方、いくらか波乱も起きている。マクラーレン勢は予選パフォーマンスの発揮に苦しみ、ジェンソン・バトンがQ2敗退。ルノーはルーキーのヴィタリー・ペトロフがエースドライバーのロバート・クビサを負かし、ニコ・ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)もルーベンス・バリチェロを上回ってみせた。ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)はニコ・ロズベルグに敗れ、小林可夢偉(BMWザウバー)はトラフィックに抑えられたこともあって18番手に沈んだが、チームメイトのペドロ・デ・ラ・ロサはQ3進出を達成している。ちなみに可夢偉は予選中にピットレーンの赤信号を無視したとして、5グリッド降格処分を受けた。これにより、可夢偉と山本左近(HRT)が最高列からレースをスタートする。

予選を終えたドライバーたちのコメントは以下のとおり。

【マクラーレン】

ジェンソン・バトン
土曜フリー走行:9番手
予選:11番手

「午前中のフリー走行ではマシンがかなりうまく機能してくれて、すごく満足できたんだ。トップ2チーム(レッドブルとフェラーリ)からは差があったけど、全体的なペースは悪くなかった。午後にはプライムタイヤにかなり満足できたし、Q1は7番手で終えることができた。でもオプションタイヤを履いた時にいいバランスを見つけられず、グリップに苦しんだ。好ましいのは、路面がきれいな側からスタートできることさ。普通に考えればスタートで1つか2つはポジションを上げられるだろうし、第1コーナーまでにはさらなるチャンスがある。このサーキットではいつもエキサイティングだしね。それに、レースではニュータイヤを2セット履けるんだ。11番手からでもいろいろなことができるだろうし、ワールドチャンピオンシップにおいて重要なポイントを手にするために最大限ベストを尽くすよ。明日は勇敢に戦いたい」

ルイス・ハミルトン
土曜フリー走行:6番手
予選:5番手

「今日の結果には満足してるよ。Q3に進めてほっとした。すごく接近していたけど、マシンからすべてを引き出せた感じがしているんだ。だから、今日の仕事ぶりには満足している。もちろん、明日もハードワークしなきゃいけないけど、いろいろなことを考えれば、このポジションからのスタートは悪くない。路面がきれいな側だというのはポジティブなことだし、ターン1まで長いからね。だから、何が起きてもおかしくない。すごくハッピーなんだ。僕らのマシンは、このサーキットで最高の走りを見せているよ。明日のレースに集中している。最近の数レースのように、いいスタートが必要だ。クリーンにこなして第1コーナーに向かい、その後も前に進んでいかなきゃね。このサーキットではオーバーテイクがすごく難しいから、スタートでいくらかポジションを上げられれば最高さ。とにかくベストを尽くすよ。その準備はできているから、何でもかかってこい!」

マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)

「ルイスはファンタスティックな仕事をして、レッドブルとフェラーリからわずかのところにつけた。それに、もしアタックラップの第2セクターでわずかにタイムを失わなければ、フェリペ(マッサ/フェラーリ)をかわして4番手につける可能性もあったのだ。5番手になったことで彼は路面がきれいな側からスタートすることができるし、いつものようにターン1への飛び込みでアグレッシブな走りを見せてくれることだろう。ジェンソンは1000分の17秒というわずかな差でもってQ3進出を逃す不運に見舞われた。後から考えてみれば、彼に対してオプションタイヤでグリップを得る方法について伝えるチャンスを生かすことができなかったかもしれないと思っている。それでも、彼もまた路面がきれいなほうからスタートするため、明日のレースでは可能な限り多くのポイントを手にするためにアタックしてくれるだろう」

【メルセデスGP】

ミハエル・シューマッハ
土曜フリー走行:12番手
予選:14番手

「はっきり言って今日は理想的な予選ではなかった。昨日のパフォーマンスを受けて、あえてセットアップの方向性を変え、それがクルマについての理解を深めてレース向きの状態になるはずだった。午前中は良かったけど、予選で路面温度が上がると、かえって不利になってしまった。レースではセットアップが効果を現すはずだけど、14番手からのスタートでは楽じゃない。スターティンググリッドが汚れた側なのも手伝って、苦戦は覚悟している。明日もいいスタートを決めたい。後はレースの展開次第だ」

ニコ・ロズベルグ
土曜フリー走行:8番手
予選:6番手

「6番グリッドスタートには満足だ。そこまで上位に入れるとは思っていなかったんだ。予想外だし、うれしい驚きだね。トップとだいぶ離されてしまっていることは心配だけど、今日は全力を尽くしたし、自分たちのパフォーマンスに満足している。セットアップがうまくいったおかげでクルマの力を最大限引き出せた。スタートがうまくいくことを願うよ。できればもう少し上を目指して、まとまったポイントを稼ぎたい」

ロス・ブラウン(チーム代表)

「われわれのマシンにとってここまではチャレンジングな週末になっている。予選前の午前中は明らかに前進し、ニコに合ったマシンに仕上げられた。彼は午後の予選で素晴らしい働きをしてくれた。だが、マイケル(シューマッハ)には正しいソリューションを見つけられず、さらにQ2の最後のタイヤセットではバイブレーションの問題まで起きてしまった。マシンのパフォーマンスを考えると、望める最高のスターティングポジションを獲得してくれたニコには賞賛の言葉を贈らねばなるまい」

【レッドブル】

セバスチャン・ベッテル
土曜フリー走行:2番手
予選:ポールポジション

「僕らにとってすごくいい1日になった。週末を通じて快適だし、今晩もさらに改善できると思っている。インラップでは無線でチームに対し"マークと僕はハードプッシュして1-2を得たよ。でも、みんなが最高のマシンを作ってくれたんだから、この瞬間を楽しんでね"って言ったんだ。ドライブするのが楽しいし、明日が楽しみだよ。今日の予選セッションはかなり難しかったんだ。Q2でオプションタイヤを履いた時にいい走りができず、100%の感触を得られなかった。Q2とQ3の間ではたくさんの作業を行えないけど、かなりうまく改善できたからQ3には自信を持って臨めた。少し速く走れたぐらいだから、いい前進になったよ。ポールが獲れてハッピーさ。明日はいいスタートを決めていいレースがしたい」

マーク・ウェバー
土曜フリー走行:1番手
予選:2番手

「セバスチャンはいい仕事をしたね。僕たちは今週末の大部分でお互いにプッシュしてきたけど、彼はQ3をうまくまとめたんだ。タイヤはかなりいいよ。タイヤを適切に用いて理解し、ラップを刻めばタイムが素晴らしいものになるんだ。明日は長いレースになるだろうし、僕は大量ポイントを手にするためにいいポジションにつけている。レース開始からの3秒が重要だろうし、そこで結果の70%が決まるだろう」

クリスチャン・ホーナー(チーム代表)

「今日は素晴らしいチームパフォーマンスが見れた。チーム同様ドライバーたちもファンタスティックな仕事をして、フロントロー独占を果たした。グリッド位置はこのサーキットでとても重要であり、第1コーナーまでの距離もかなり長い。われわれは最高のポジションからレースをスタートできるのだ。明日はレースを成功させたいものだ」

【フェラーリ】

フェリペ・マッサ
土曜フリー走行:5番手
予選:4番手

「予選で1秒も差をつけられてしまうんだから、いろいろと考えなきゃいけないよね。彼ら(レッドブル勢)が1周目からタイヤを機能させることは特に素晴らしいよ。彼らの空力も、方向がかわるコーナーでかなり助けになっているようだ。レースでは状況が異なる可能性もあるけど、僕らのほうが彼らより速くなるとは断言できないね。それでも、全体的にはこの結果に満足すべきだ。なぜなら、僕らは(レッドブル以外のチームより)前にいるんだから。僕自身は完ぺきなラップを刻めたわけじゃない。簡単に理想的なレーシングラインを外れてしまうから、このタイヤは極めて慎重に走らせなきゃいけないんだ。レースのスタートはすごく重要だろうけど、残念ながら僕は路面が汚いほうの側だ。ここから何ができるか見てみよう。レースはとても長くなるだろうし、いつもどおり、何が起きるかわからない。1年前の出来事を思い出したかって? 予選中はマシンの中でやることが多すぎるから全く考えられなかったけど、今は、ついに予選を完了できたということにいい気分を得ているよ! 今日は僕らのガレージにロバート・ヴェレス教授が来てくれたんだけど、彼は昨年に僕が入院したAEK病院にいる医師の1人なんだ。彼が来てくれたことはすごくうれしいよ」

フェルナンド・アロンソ
土曜フリー走行:3番手
予選:3番手

「予選ラップとマシンパフォーマンスには満足しているよ。これ以上の結果を得られたとは思わないからね。レッドブル勢はすごく強力で、彼らがつけたギャップは驚きだ。それでも僕らは仕事を続けて能力を最大限に生かし、表彰台争いに集中したい。チャンピオンシップリーダーが僕らの後方にいると言うのはいいことだし、僕らの目標は獲得ポイント数を増やすことさ。スタートがすごく重要になるだろう。このサーキットでは路面がきれいな側のグリッドが有利だけど、今年は路面が汚れている側から素晴らしいスタートを切るシーンやきれいな側からスタートをうまく決められないシーンを目撃しているよね。できる限りのことをするのが重要だし、1周目を終えたときにどのポジションにいるのかが楽しみだ。その時点の状況によって、アタックするレースにするのか状況をマネジメントするレースにするのか決めることになる。このサーキットはマシンとドライバーに厳しいし、集中を切らせてはいけないんだ」

クリス・ダイヤー(チーフトラックエンジニア)

「マシンのポテンシャルを生かしてくれたドライバーたちはいい仕事をした。正直なところ、これ以上優れた結果が得られたとは思わない。われわれはフロントローを争う速さを手にしていないが、2列目は快適に得ることができた。グリッドの状況については、ライバルの1台がフェリペよりも速いタイムを残してくれなかったことに少し落胆している。そうなっていれば、彼は路面がきれいな側からスタートできたわけだからね! いいスタートを決めて、前のマシンと戦っていきたい。うまくできれば、レースはおもしろいものになるだろう」

【ウィリアムズ】

ルーベンス・バリチェロ
土曜フリー走行:11番手
予選:12番手

「Q1ではとても満足していたし、マシンは完ぺきだったから、1回走っただけであとはガレージから残りのセッションを眺めていられた。でもQ2になるとアウトラップのトラフィックがひどくて、基本的にはそのラップがかなり遅かったからタイヤを機能する温度に持っていかれなかったんだと思う。タイヤはまったくダメな状態で、マシンバランスも悪く、最後のアタックではタイヤが悲鳴を上げていた」

ニコ・ヒュルケンベルグ
土曜フリー走行:10番手
予選:10番手

「今日はQ3進出だからいい1日だった。トップの数チームより後ろがどれだけ接戦の状態かは誰もが気づいていると思う。だけど、もっとやれたんじゃないかと思ってしまうのは人間性かな。今日はルノー勢とデ・ラ・ロサ(BMWザウバー)が強くて、僕たちの間には常にコンマ数秒の差があった。明日はオーバーテイクが難しいだろうけど、レースは僕たちの周辺にいるマシンとの激しい競争になるだろうね」

パトリック・ヘッド(エンジニアリングディレクター)

「明日は長いレースが待っている。ホッケンハイム以上のスタートを決めなければならないし、序盤の数ラップをきちんと走る必要がある。どちらのタイヤも安定しているようだが、おそらく上位チームのほとんどは似たような戦略を取ってくるだろうと考えている」

【ルノー】

ロバート・クビサ
土曜フリー走行:4番手
予選:8番手

「今日は前を行くマシンに近づきたいと僕らは思っていた。午前のフリー走行では良さそうだったけどQ3では十分なグリップがなくてボトミングがひどく、すごく奇妙だったよ。Q3での僕のラップタイムはすごく遅くてQ2より0.5秒も遅れたけど、とにかくグリップがなかった。レースでは最初の1周とスタートがすべてだから、明日はいいスタートを切っていくつかポジションを上げたいね」

ヴィタリー・ペトロフ
土曜フリー走行:7番手
予選:7番手

「僕らはいい仕事をしたと思うし、Q3に進んでロバートの前の7番手でスタートできるのがうれしい。最初の目標は、いつだってチームメイトの前にいることなんだ。ここではクルマがすごくいいだろうと分かっていたし、この週末を通じてバランスにすごく満足しているよ。だけど、前にいるドライバーたちはすごく強いから、追いつくためにプッシュしていかなくちゃならない。明日のレースではオーバーテイクはすごく難しいだろうし実質的にチャンスはスタートのみだけど、ベストを尽くして何人かパスできるように挑戦し、ポイント獲得を目指す」

エリック・ブーリエ(チーム代表)

「この予選結果は、この週末の初めから、そして特に今日の午前に2台のマシンが示した強力なペースを裏付けている。ヴィタリーが7番手につけ、2台ともポイントを取れる位置にいるのはいいことだ。しかしながら、Q3ではオプションタイヤにやや苦戦し、おそらく最大のパフォーマンスを引き出すことはできなかったので、もっと良いグリッドもあったはず。とは言え、それでもすでに話したように良い結果だし、レースでは速さを見せることができるだろう。この機を生かすことが重要で、われわれの目標はロズベルグ(メルセデスGP)の前に出ることであり、ハミルトン(マクラーレン)を捕らえられるか見てみることだ」

【フォース・インディア】

エイドリアン・スーティル
土曜フリー走行:17番手
予選:13番手

「今日の予選にはかなり満足しているんだ。トップ10に近づけただけで良かった。午前中はそんなこととても考えられなかったからね。今日もまたオプションタイヤを使いこなせず、パフォーマンスについて鮮明な図を描けないまま予選に出て行った。それで13番手ならOKだよ。ここはオーバーテイクが難しいから明日は厳しいだろうけど、僕らはレースペースがいい。スタートで前に出て、戦略やピットストップを生かしてできる限りたくさんポジションを上げたい。ポイント獲得はいつでも可能だと思っている。今日のパフォーマンスを受けてすごくポジティブな気持ちでレースに臨めそうだ」

ビタントニオ・リウッツィ
土曜フリー走行:18番手
予選:16番手

「午前中はドライブシャフトブーツに問題があってオプションタイヤで走れなかった。そのため、パフォーマンスがはっきり分からないまま予選を迎えた。でもバランスは簡単で、すぐにいいタイムを出すことができ、Q1では良さそうな状態だった。残念ながらQ2ではトラフィックにつかまってしまってクリアラップが取れず、最後のラップでは最終コーナーでリアを失ってしまった。その時点まではコンマ5秒以上速かったから、もっと上のグリッドからスタートできたはずなんだ。Q3は難しかっただろうけど、それは僕らには高望みというもの。明日、オーバーテイクは困難だけど、望みは必ずあるし、レースペースを考えればいくつかのポジションアップは期待できるだろう」

ビジェイ・マルヤ(チェアマン&チーム代表)

「チームとドライバーたちは完全にわれわれ向きとはいえないコースでよく頑張ってくれた。非常にツイスティでグリップが低く、われわれに合うような高速で、流れるようなサーキットではない。タフな週末になるのは覚悟していたが、明日のレースに向けてまずまずのポジションが得られた。理想的とはいえないものの、午前中に多少トラブルがあったのを考えると、Q3まで0.2秒というのは悪くないリザルトだ。ハンガロリンクはオーバーテイクの難しい場所だが、決して不可能ではない。チャンピオンシップでのポジションを守るため、できる限り順位を上げたい」

【トロ・ロッソ】

セバスチャン・ブエミ
土曜フリー走行:16番手
予選:15番手

「今になるまでこんなにも快適には感じられていなかったとは言え、マシンはよく動いていたと思うしバランスがとても良かった。少なくとも、この週末の大部分で遅れをとってしまったチームメイトに対して、前に出ることができたよ。それがすべてのドライバーにとって第一の目標なんだ。僕らの一番の問題は、いまだにダウンフォースとペースの不足にあると思う。特に、第2セクターのツイスティな部分でそうだ。長くて難しいレースになるだろうね。スタートでいくつかポジションを上げることが重要で、それ以降は他のマシンをオーバーテイクすることがすごく厳しくなる。去年、僕は汚れた方のグリッドについて最悪のスタートをしてしまったから、明日はクリーンな側から大きく前進できたらいいなと願っている」

ハイメ・アルグエルスアリ
土曜フリー走行:15番手
予選:17番手

「今日はそんなに悪くなかったし、少なくとも僕にとってはマシンの限界まで攻めることができた。Q1ではいいセットアップを見つけたんだけど、Q2でフロントウイングを立てすぎてオーバーステアがひどかったんだ。僕のラップタイムは似たようなもので、ここで持ち込んだアップグレードでもう少しいけたらと期待してはいたけど、これが今日できるベストだったんだと思う。あと、念のために言っておくとシューマッハ(メルセデスGP)にひっかかってはいなかったよ」

ジョルジオ・アスカネッリ(テクニカルディレクター)

「今日のパフォーマンスはいつもよりやや良く、2台ともまっとうにQ2に進んだ。つまり、2人のドライバーは最近のレースでもQ2に進んでいたが、通常、それは他のドライバーの不運やミスによるものだったのだ。過去数カ月、われわれはここに持ち込んだアップデートのために懸命な作業をしており、それが何がしかの成果を結んだ。しかし、明らかにまだ十分ではない」

【ロータス】

ヤルノ・トゥルーリ
土曜フリー走行:20番手
予選:21番手

「ちょっとがっかりする一日だったね。最初の走行は良かったけれど、最終セクターでトラフィックにつかまって0.4秒ほどロスし、そのラップをやめなくてはならなかった。すごくいい感じだったから残念だよ。2回目の走行ではタイヤがまったく期待通りに働いてくれなくて、たくさんの時間を失った。それでも明日はベストを尽くすし、2台でフィニッシュラインを通過したいと思っているんだ」

ヘイキ・コバライネン
土曜フリー走行:21番手
予選:20番手

「今日の僕らは、マシンからできる限りを引き出したと思う。昨日の走行時間を失っていたことを考えれば、今日の午後は最大限で走っているように感じたよ。マシンの感覚は良く、P2でほとんど走れなかったせいでバランスについて確信できなかったから僕らの位置につけられて少し安心している。明日に向けてはまあまあの位置にいるし、スタートと戦略に集中してレースで確実に他の新規チームの前にいられるようにするつもりだ」

マイク・ガスコイン(CTO/最高技術責任者)

「少し落胆した予選セッションだった。最初の走行の後は両ドライバーとも比較的満足していたが、2セット目のタイヤでは2人ともクリアラップがとれなかった。特に、ヤルノは2セット目でグリップがないと話していた。しかしながら、われわれは自分たちの場所におり、明日は力強い2台完走を期待している」

【HRT】

山本左近
土曜フリー走行:24番手
予選:24番手

「チームに対してこの結果が残せたことに大満足しています。チームは本当にハードワークしてくれていますし、僕にいいマシンを提供してくれているんです。午前のフリー走行と比べると、予選の路面コンディションは変化していて、少し滑りやすかったですね。チャレンジングな予選でしたし、もっといい結果を残せたとも思いますが、不運にも最終セクターでロスがありました。それ以外では週末を通じて改善できましたし、長くなるであろう明日のレースが楽しみです。最初から最後まで集中を切らさないようにしたいですし、僕の最高のパフォーマンスを見せたいです」

ブルーノ・セナ
土曜フリー走行:23番手
予選:23番手

「今日の予選は少し不満があった。僕らはもう少し上にいけるポテンシャルを持っていたからね。路面コンディションの変更を追ったこともあり、今週末はセットアップをいろいろと試していたんだ。予選でのマシンはドライブが難しく、データを分析する必要があるだろう。明日のレースに向けて何ができるかも見つけておきたい」

コリン・コレス(チーム代表)

「今日は山本左近がいいパフォーマンスを見せたが、残念ながら最終ラップの最終セクターでミスを犯し、0.35秒ほどロスしてしまった。彼は週末を通じて改善し、フリー走行では早くからペースを見つけていた。ブルーノ・セナはオプションタイヤでの2回目のアタックでベストラップを刻んでいる。明日は長く体力的に厳しいレースになるだろう。テクニカルなサーキットであるハンガリーでは、気温も上昇するだろうから」

【BMWザウバー】

ペドロ・デ・ラ・ロサ
土曜フリー走行:13番手
予選:9番手

「自分自身のパフォーマンスには満足しているけど、チームにすごくほこりを持てることがより重要さ。マシンは本当によかったんだ。このポジションはヒンウィルのファクトリーで働くみんながマシンを進歩させたことを証明しているけど、特に低速コーナーで速くなったね。彼らは集中し続けてハードワークを重ね、いい状態に持って行ってくれたんだ。明日はスタートと1周目でトラブルを避けたいし、その後はポイント争いを繰り広げたい」

小林可夢偉
土曜フリー走行:14番手
予選:18番手

「非常に落胆しています。このサーキットに来てからたくさんのセットアップ変更を行いましたが、今でも満足できていません。マシンのフィーリングが変に感じますし、これまでのマシンとはまるで違うみたいです。グリップもありません。僕にとっての状況はかなり難しいですね。Q1の2回目のアタックでは、チームが楽観視して僕をハードタイヤでコースに送り出したんです。ソフトタイヤを履いていれば、少なくともQ2には進出できたと感じています。それでも、失敗は起こり得るものですから。ピットレーンでは赤信号を見逃してしまってFIAの車検を通り過ぎてしまいましたが、単純にそれが見えなかったんです」

ペーター・ザウバー(チーム代表)

「9番手に入ったペドロはいいパフォーマンスを見せた。このサーキットはわれわれのマシンに適しているとは予想していなかったが、いいセットアップを見つけたということでチームを祝福したい。可夢偉はアタックラップで2回もブロックされ、彼にとってはとても残念なこととなってしまった」

【ヴァージン】

ティモ・グロック
土曜フリー走行:22番手
予選:19番手

「ここまでの2日間はすごくいいし、週末全体が正しい方向に進んでいっている。チームは素晴らしい仕事をしたよ。全体的にはマシンにすごく満足しているけど、僕らはバンプに苦労していたから、予選ではロータス勢に先を行かれると思っていたんだ。僕が刻んだ2回の予選アタックはすごくよくて、僕とチームのパフォーマンスには大満足さ。ハッピーな1日だし、明日のレースでもこの流れを維持したいね」

ルーカス・ディ・グラッシ
土曜フリー走行:19番手
予選:22番手

「午前中のフリー走行はすごく強力だったよ。マシンは最高のフィーリングだったし、昨日から改善できた。予選では最初のアタックでワイドにふくらんでしまい、フロアにダメージを負ってしまった。それでダウンフォースがかなり失われてしまい、残りの予選でかなりペースが落ちたよ。明日はマシンが土曜フリー走行の時みたいに強力になるってすごく自信を持っている」

ニック・ワース(テクニカルディレクター)

「世界中のファンは喜んでくれるんじゃないかな! シルバーストーンとホッケンハイムではヴァージン・レーシングの進歩したパフォーマンスを発揮できず残念だったが、ついに改良型VR-01を駆って比較的スムーズな週末を過ごせている。これにより、新チーム勢のトップに立つことができた。ルーカスは土曜フリー走行でとても強力だったが、予選序盤でワイドにふくらんでしまったことによりマシンのフロアに大きな穴が生じ、フロントウイングにもダメージがあった。これによってかなりダウンフォースが抜けてしまい、予選を妥協せざるを得なくなったのだ。それでも、レースでは強さを示せるだろう。ティモと彼のクルーたちは昨晩にマシンの改善を大きく進めることができたが、最初の走行を終えたときにはいい状態だと判断できていた。彼の2回目のアタックはさらに前進し、中国GP以降で最高の予選パフォーマンスを得ることができた。チーム全体、パートナー、スポンサー、そしてファンに対して感謝したいし、特異なデジタル式開発プロセスにも満足している。明日はレースで力強いパフォーマンスを発揮したいものだ」

【小林可夢偉は予選中にピットレーンの赤信号を無視したことにより5グリッド降格処分を受けたため、23番グリッドからのスタートになります。これに伴い、ティモ・グロック(ヴァージン)は18番グリッドから、ヘイキ・コバライネンは19番グリッドから、ヤルノ・トゥルーリ(ともにロータス)は20番グリッドから、ルーカス・ディ・グラッシ(ヴァージン)は21番グリッドから、ブルーノ・セナ(HRT)は22番グリッドからのスタートになります】

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