ハンガリーGP

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ロズベルグが最速もハミルトンはクラッシュ

Jim
2016年7月22日
© Mark Sutton/Sutton Images
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22日(金)、ブダペストにあるハンガロリンクで2016年FIA F1世界選手権第11戦ハンガリーGP金曜フリー走行2回目が実施され、メルセデスのニコ・ロズベルグが最速タイムを刻んだ。

初回セッションではメルセデスのルイス・ハミルトンとロズベルグがライバル勢を寄せ付けぬ速さを示してタイムシート上位を独占。昨年までと違い、スーパーソフトコンパウンドが持ち込まれた今年は全体的にラップタイムが大きく縮まっている。ピレリは他にミディアムとソフトのドライタイヤを供給する。

現地の朝は曇り空だったものの、1回目のフリー走行中に顔を出した太陽が輝く中で始まった後半のセッションは気温26度、路面温度45度、湿度58%のドライコンディション。スタートと同時にハースF1のロマン・グロージャンがコースに向かい、チームメイトのエステバン・グティエレスが続く。グティエレスは最初のフリー走行でシャルル・ルクレールにマシンを貸し出しており、このセッションが初走行となった。

序盤はどの陣営もソフトタイヤの作業に専念したが、ターン4とターン5に手こずるドライバーが多く、コースを飛び出したり、スピンを喫したりするマシンが目立つ。なお、今年のハンガロリンクはターン4とターン8の外側に電子センサーが設置されており、コースオフしたドライバーの状況を詳細にモニタリングできるようになっている。

各車がタイム計測に取り組む中、暫定トップに立ったハミルトンがターン11でコントロールを失い、高速状態でタイヤバリアに激突。ハミルトンはマシンにダメージを負いながらもコース復帰に成功し、自力でピットへの帰還を果たしているが、タイヤバリアの修復が必要になったため、セッションは8分間に渡って赤旗中断された。以降の走行はかなわなかったが、ハミルトン自身にケガはない。

また、フリー走行1回目にフェルナンド・アロンソのマシンデータに"異変"があったとして、マクラーレン・ホンダはパワーユニット一式を交換しており、ERSと内燃機関(ICE)は最新バージョンのコンポーネントを搭載したとのこと。交換作業に時間を要すると思われたものの、赤旗が解除される頃にはアロンソがコックピットに乗り込み、走行プログラムに励んだ。アロンソはさらにフロアも載せ替えている。

セッション再開後は大半のドライバーがスーパーソフトタイヤに履き替え、ロズベルグが1分20秒435を刻んでタイムシート最上位に立つ。その後、燃料を積んでロングランに取り組んだロズベルグは1分25秒台から1分24秒台のペースを維持しながらレースを想定した作業に集中した。

その間、ライバルのフェラーリはベッテルとライコネンに別々のコンパウンドを履かせながらソフトタイヤとスーパーソフトタイヤの評価に励み、レッドブルの2台はスーパーソフトタイヤでレースシミュレーションを実施している。

午前のセッションでテクニカルトラブルに見舞われたルノーのジョリオン・パーマーは2回目のフリー走行でもマシンに問題を抱えてほとんど走れず、タイムも記録できていなかったが、なんとか時間内に修復作業を完了して周回数を に伸ばした。

また、終盤にはザウバーのフェリペ・ナッサーとトロ・ロッソのカルロス・サインツがマシントラブルにより相次いでコース上でストップ。どちらもマーシャルの手によってすぐにコース外に出されたため、その他のドライバーの走行に大きな影響はなかった。

結局、ロズベルグのタイムを上回るドライバーはおらず、45周を走破して充実の初日を締めくくっている。2番手には0.595秒差の自己ベストを刻んだリカルドが入り、ベッテルが0.913秒遅れの3番手タイムを残した。

マクラーレンのアロンソとジェンソン・バトンは7番手と8番手につけている。

ハンガリーGP土曜フリー走行は23日(土)日本時間18時からスタートする予定だ。

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