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カンポスの望みを打ち砕くステファンGP

Kay Tanaka
2010年2月4日 « ハイドフェルド、メルセデスと正式契約 | ヴァージン、シルバーストーンでVR-01をシェイクダウン »
ステファンGPの参戦が現実的に・・・ © Stefan GP
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カンポスから2010年F1世界選手権のエントリー権を手に入れようとするステファンGPは、今週になって大きく動くかもしれない。

ドイツの『Auto Motor und Sport(アウトモートア・ウント・シュポルト)』とフィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』は、A1GP代表であるトニー・ティシェイラがチーム買収を狙っているものの、カンポスが今シーズンのF1選手権に臨むことが不可能になったと報じた。

報じられたところによると、カンポスはシャシー制作を依頼しているダラーラへの支払いを果たしていない模様。そのため、ダラーラはカンポスのために制作していたマシンをステファンGPに売却することを考えているようだ。そのため、カンポスがコスワースへのエンジン代金を含めたさまざまな支払いを済ませたとしても、肝心のシャシーを手にすることができないということになる。

しかし、ステファンGPはダラーラから購入したカンポス用のマシンでF1に参戦する意図はないようだ。というのも、すでにトヨタが開発していたマシンやエンジンを譲り受けることでトヨタ側と合意しているからだ。一方、ステファンGPのレースドライバー候補には中嶋一貴とラルフ・シューマッハが挙がっており、ジャック・ビルヌーブの名前も取りざたされているという。

これらの事柄がすべて現実のものとなった場合、すでにカンポスとレースドライバー契約を結んでいるブルーノ・セナにとっては悪夢となる。ブルーノは3日(水)に、カンポスとの冬季テストを「近い将来」に開始することを「望む」と語っていた。ブルーノは2008年末にHonda Racing F1のF1テストに参加してレースシート獲得の可能性が高まっていたものの、HondaのF1撤退によってそのチャンスを失った苦い過去がある。

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