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チーム改革により若干の後退を認めるHRT

Jim
2011年12月18日 « アメリカでの苦戦は続くとエクレストン | モンテゼモーロ、2012年に今季の埋め合わせを要請 »
2012年も厳しいシーズンに直面しそうなHRT © Sutton Images
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HRTの新代表に就任したルイス・ペレス・サラは将来の成功に向けた基盤を築くため、来年のHRTは後進せざるを得ないと明かした。

新オーナーの『Thesan Capital(テサン・キャピタル)』がコリン・コレスに代えてペレス・サラを代表に指名したHRTは2012年型マシンの設計が行われているミュンヘンからバレンシアへと拠点を移すものの、1980年代後半にミナルディをドライブした経歴を持つペレス・サラは今回の引っ越しが悪影響を及ぼすかもしれないと認めている。

「マシン設計と拠点の移動というタスクは巨大だ。F1は非常に複雑で多くの準備作業が必要とされる。その意味でHRTは他のチームより若干ビハインドと言えるのだ。チームが経験する今回の変化の効果を感じつつも、シーズン開幕時はその"代償を支払う"ことになるだろう」

「この2年に渡って活動してきたこのチームが今回のシーズンの終了時と同じレベルにいることはないだろうが、そのことは分かっている。2歩前進するために一歩後退するのだ。われわれにとっての2012年はチームが落ち着き、より自然体に安定した状況に対応するための重要な一年になる」

2011年のHRTはヴァージンと最後尾での争いを強いられながらコンストラクターズ選手権11位でシーズンを締めくくった。ペレス・サラいわく、差し迫った目標はチームの2年間の歴史上まだ一度も成し遂げたことのない初回プレシーズンテストでの新車走行だそうで、2013年と2014年には本格的な進歩を期待しているという。

「短期的な主要目的はプロジェクトを強化すること。ミュンヘンのテクニカル部隊と連携しつつスペインで強力なチームを築くことだ。そしてもちろん、開幕戦やすべてのプレシーズンテストに参加できるようシーズンスタート時には2012年型マシンを用意しておかなければならない。中期的な目標はマシンを改善し、昨年よりもライバルに近づくこと。自分たちの長所と短所を考えながら各グランプリで成長できるように努める。長期的にはより優れたマシンに仕上げ、堅実な体制をしく。レギュレーションが大幅に変更される2014年を見据えながら2013年の戦略も考えていくつもりだ」

2012年のドライバーラインアップの一角はペドロ・デ・ラ・ロサが担うことになっており、もうひとつのシートはビタントニオ・リウッツィが契約を主張している。しかしながら、ペレス・サラはデ・ラ・ロサのチームメイトが明かされるのは来年だと強調し、次のように締めくくった。

「複数のドライバーと話し合っているが、まだ何も分からない。来年が始まるまで決断を下すことはない。というのも、現段階でチームの来季のセカンドドライバーが誰なのかを考えるのはあまり緊急を要する事柄ではないからだ」

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