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今季はカナダGPでザウバーのピンチヒッターを務めたデ・ラ・ロサ © Sutton Images
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マクラーレンのテスト兼リザーブドライバーだったペドロ・デ・ラ・ロサがHRTと2年契約を締結、2012年より同チームに加わることになった。

1999年にアロウズからF1キャリアをスタートさせたデ・ラ・ロサはジャガーを経てテストドライバーとしてマクラーレンに加入。2006年には8レースを戦うも、その後もマクラーレンでテストドライバーの役目をまっとうしてきた。2010年にはザウバーに移籍したが、思うように結果を残せず、シーズン途中のシンガポールGPからニック・ハイドフェルドと交代している。それでも2011年シーズンに入り、モナコGPで負傷したセルジオ・ペレスのカナダGP参戦が見送られた際には、マクラーレンに在籍しながらもザウバーからの要請を受けて代役を務めた。

オーナーが『Thesan Capital(テサン・キャピタル)』に変わりバレンシアに拠点を移したHRTへの移籍に際し、デ・ラ・ロサはHRTでレース参戦のチャンスを得られる可能性を辞退するのはもったいないことだったと語っている。

ペドロ・デ・ラ・ロサ

「僕の競技キャリアにとってこれは本当に重要なステップであり、これまでで一番熟考を重ねたことでもある。成熟度に関して自分はかなりいい段階にいるから、今回のチャレンジは僕のやる気をかなり引き起こしてくれているし、挑む準備は整っている。このプロジェクトに加わることを決めたとき、僕には3つの決定的な要素があった。競争の現場に復帰したいという自分の思い、HRTがスペインチームだという事実、このプロジェクトを率いている人たちと知り合うこと。彼らの中にはルイス・ペレス・サラがいる。僕は慎みや謙虚さを持ちながら必死に働くためにここにいるし、自分たちの今の立場を受け入れているけれど、2年間で目指す場所は常に念頭においておく。僕にとっては数年間に渡って国際的なトップレベルのレーシングチームで学んできたすべてを実践するときだから、共に成長していけると思っている。スペインがF1チームを有していること、そして自分がそのドライバーになるチャンスを得られたことを誇りに思う。今回、僕を信頼してくれたHRTには感謝の思いでいっぱいだ。最後に、僕がこのステップを進むことを認めてくれたマクラーレンに感謝しておきたい。彼らと過ごした8シーズンは本当に幸せだった。人としてもドライバーとしても成長できたと思っている。彼らなしには今の僕はいない」

コリン・コレス(チーム代表)

「チームの目的は常に、あらゆる面でチーム自体を補強することである。財政的、技術的もしかり、競技面でも同様だ。来年のペドロ・デ・ラ・ロサの加入がわれわれのプロジェクトの発展において抜本的な土台となることは間違いない。私たちは進歩し続ける必要のある若いチームだ。私は今回の取り組みがまさに自分たちを進歩させるものだと確信している。偉大な人物である以外にも、F1での彼の経歴や名声が示すように彼は経験豊富なドライバーだ。彼を心から歓迎する。きっと彼は完ぺきに順応し、われわれと共に素晴らしい結果を成し遂げていってくれると信じている」

ルイス・ペレス・サラ(HRTスポーツアドバイザー)

「来シーズンに向けてHRT F1チームをさらに安定させ、競争力と信頼性のあるチームにすることを目標に、この数カ月に渡って必死に取り組んできた。その努力が少しずつ報われてきている。このプロジェクトにペドロ(デ・ラ・ロサ)を迎えられることは最高のニュースであり、彼の能力や経験を考えると、われわれが重要な一歩を踏み出せると確信している。われわれを信頼してくれたペドロと、誰にとってもポジティブな協定となるようにしてくれたボーダフォン・マクラーレン・メルセデスに感謝したい」

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