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HRTに新スポンサーを持ち込んだクリエン

Jim
2010年9月26日 « マッサ、新品エンジンを投入へ | シンガポール、ターン10の安全性を擁護 »
シンガポールGP出走のチャンスをつかんだクリエン © Sutton Images
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シンガポールGP週末にクリスチャン・クリエンがHRTのレースシートを手に入れた理由と思われる新たな事実が判明した。

24日(金)、HRT代表のコリン・コレスは山本左近が食中毒を発症したため、リザーブドライバーであるクリスチャン・クリエンを代役に据えると発表。2週間後に左近の母国、鈴鹿で開催される日本GPには戻ってくるかと問われたコレスは「そう予想している」と話した。

しかしながら、シンガポールでクリエンが突如チャンスをつかんだ背景は、HRTマシンに登場した新しいスポンサーのステッカーで理由がつくかもしれない。

シンガポール市街地サーキットに現れたコスワースエンジン搭載のF110のロールフープには、2週間前のイタリアGPにはなかった『Upsynth(アップシンス)』のブランドロゴが掲出されている。

アップシンスは高アルコール度のリキュール、アブサンのブランドでオーストリア西部に位置するフォアアールベルクで生まれた。27歳のクリエンの出身地は同じオーストリア西部のホーエンエムスである。

クリエンは「短期間でアップシンスのような新しいパートナーの獲得に成功したことは最高だよ」と認めている。HRTで過ごす初めてのグランプリ週末はこれまでのところ順調に進んでおり、土曜日に行われた予選ではレギュラードライバーのブルーノ・セナに1秒以上の差をつけた。

「リザーブドライバーとしてチームを助けることができれば、当分の間、僕のミッションは全うされる。ここは新しいサーキットだし、僕にとっては新しいマシンだから、かなり難しい。それにロータスとヴァージンからも程遠い」

そう話したクリエンはドイツのテレビ局『Sky(スカイ)』に対し、2011年シーズンに向けてフルタイムのレースシートを確保したいとコメントした。

「チャンスは最大に生かすべきだ。予選ではそれができたと思う。もちろん、僕の目標はレースシート(の獲得)だし、今週末がかなり重要なのは間違いない」

クリエンがもたらした新たなスポンサーシップはクリエンが犯した2度のピットレーンの速度違反に科せられた総額1万4,400ユーロ(約160万円)の支払いに役立つことだろう。

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