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「悪夢のようだった」とカンポス

Kay Tanaka
2010年3月12日 « チームら、マクラーレンのウイングに関するFIAの決定承認 | ルノー、ウイング合法の判断は"ひどい冗談" »
カンポスの判断によりチーム解体は防げた © Sutton Images
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エイドリアン・カンポスは自らのチームをF1世界選手権に参戦させるために努力していたことを振り返り、戦いをあきらめる寸前の状態だったことを吐露している。

カンポス・チームとしての参戦が不可能になりそうなギリギリのところで、ホセ・ラモン・カラバンテがカンポスから株式を買い取り、なんとかバーレーンGP参戦にこぎつけたのが新生HRTだ。

「さまざまなカテゴリーを制してきたのだが、この数か月について言えるすべてのことといえば、私の人生における最悪の悪夢を味わったということだ」とスペインのラジオ番組に打ち明けたカンポスは、「本当に、本当にタフだった。しかし、もう無理な状況になる3日前にすべての準備が整い、問題がクリアになってくれた」とも語っている。

カラバンテがチームオーナーになったことでカンポス自身はその立場を退くことになったものの、後悔は感じていないという。

「決定を下さなければいけない瞬間が何度かあるものだが、そのおかげでプロジェクトを進めることができた。グリッドに並ぶことができたことについて、その一部になれたことを誇りに思っている」

「あのアメリカ人たち(USF1)を見ればわかるだろうが、彼らは最高のファクトリーを有していたのにマシンを製作できず、バーレーンに来られなかったのだ。大量の資金を投じた人々がたくさんいるはずだが、プランを考えた人たちは責任を感じなければならない」

「われわれの道が完全に閉ざされたと感じる瞬間があった。私はバーニー(エクレストン/F1最高責任者)に、すさまじいプレッシャーによる悪夢によって問題を解決する力がないことを話した」

マネージングディレクターとしてHRTを引っ張ることになったコリン・コレスはチームの本拠地をドイツに移したかったようだが、「その時点で彼(コレス)は都合の悪いコメント発していた」とカンポスは語る。

それでも、「彼がファクトリーに到着したとき、われわれはマシンや機材を受け入れる準備ができていたのだが、当然ながらマシンはまだイタリア(にあるダラーラ社)だった。それからトラックと機材を準備し、バーレーンに出発することが可能になったのだ」とカンポスは明かしている。

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