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誰がベストドライバーかを知るすべはないとグロージャン

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2020年6月25日 « ムジェロはグランプリ開催にふさわしいとベッテル | ウィリアムズが『Rokit』抜きの新カラーリングを披露 »
© Xavier Bonilla/NurPhoto via Getty Images
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F1のグリッド上にいる10チームのマシンはそれぞれ違うため、過去30年で誰がベストドライバーなのかを知ることは不可能だとロマン・グロージャンはいう。

ハースF1チームのドライバーはこれまでのキャリアで逸した機会について、そして2021年のドライバーマーケットにおけるオプションについて『ESPN』に語った。キャリアを振り返り、彼はF1に来るまでの主なジュニアカテゴリーでの勝利に触れ、ロータス時代の2012年と2013年に勝利まであと一歩と迫ったレースに触れた。

しかし、F1のベストドライバーランキングの中で自分は何位だと思うかとの質問には、マシン間のパフォーマンスが違いすぎるため、どのシーズンで誰がトップドライバーなのかを決めることは不可能だと述べている。

「過去30年、毎年のベストドライバーが誰だったかなんて誰にも分からないよ」と彼は述べた。「それ以前は状況が少し違っていたかもしれないけど、ここ30年はそれ(ドライバーパフォーマンス)がマシンによって支配されてきた」

「今まで(チームメイトに)何人かすごく速いドライバーがいたけど、僕のキャリアはリザルトが全てを語っている。F3では小林可夢偉、ニコ・ヒュルケンベルグと同じチームにいて、僕がチャンピオンシップを制した。それからF2(当時はGP2という名称だった)でも勝った。その後も(2009年にF1に来るまで)リードしていたし、戻った後も(2011年に)タイトルを取っている」

「今まで参戦したものは、ほとんど勝ってきている。一番勝ちたいF1を除いてね。でも、それは乗るマシンや機会とチャンスで決まってしまうんだ」

「絶対ないなんて言わないよ。僕はいつだってその日が来ると夢見ている。多くの人が笑うかもしれない。でもその夢を失ってしまったら、僕がF1にいたい理由がなくなってしまうんだ。そうしたらどこか他の場所に行くだろうね。だから、僕にとっては走り続けて、いつか僕の日が来ると思うことが大事なんだ。その準備はできていると思うし、達成するためにできる限り努力する」

ハースF1とグロージャンの契約は今年末で終了するが、フェラーリがカルロス・サインツと2年契約を結び、マクラーレンがダニエル・リカルドと契約した今、2021年のドライバーマーケットはすでに選択肢が狭まっている。きっかけとなったのはセバスチャン・ベッテルが今年限りでフェラーリを離れると発表したことだった。しかし、自分にもまだ選択肢はあるとグロージャンは言う。

「いくつかサプライズがあったよね。大きかったのはセバスチャン。それからいくつかの選択がなされた。僕だったら違う選択をしたのになあと思うけど、理解はするし、見ている分には面白かった。カルロスはフェラーリに行くことが決まり、マクラーレンにはいいシートが空いて、リカルドにとっていい機会が生まれた。まだルノーのシートに1つ空きがあるから、それは今後魅力的になりそうだね」

「でも、コストキャップの導入によって強いチームがもっと増えると期待されている。冬のテストを見る限り、レーシング・ポイントはすごく有望だと思うよ。彼らは本当にコンペティティブで、メルセデスと素晴らしい仕事をした。つまり、将来的に期待できるチームがいくつかあるってことだ。ドライバーマーケットは興味深い。いくつかのシートが残されているけど、みんな少し時間をかけて考えるんじゃないかな」

2012年から2015年にかけて、グロージャンはロータスで表彰台に10回上がっている。チームは現在ルノーF1チームという名前になった。エンストンを拠点とするチームへの復帰も2021年のオプションになり得るのかと尋ねると、彼はこう述べた。「そうなったらいいね。僕はエンストンで10年過ごし、彼らは僕のキャリアの大半に投資してくれた。エンストンにとって最後のポディウムは僕が獲得したものなんだ!」

「そこに戻れたらうれしいけど、ハースF1に残るのもいいし、別のチームに挑戦するのもいい。まだ1戦もレースをしていないのに、すでに来年の話をしているなんてちょっと不思議な感じ。でも、もう6月半ば、7月初旬になろうとしているんだから、シリーシーズンが始まる時期だ。僕には分からないけど、まずはレースに戻って、クルマの出来を確認しよう」

「ベストを尽くす努力をするし、自分のレベルがまだ思い通りのものだったら。議論や話し合いを始めてできることを考えるよ」

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