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ハースF1のタイトルスポンサーがロゴを巡る争いに敗訴

M.S.
2019年5月15日 « 大量の周回を走り込んだラティフィ | 4基目投入でペナルティを科されたヒュルケンベルグ »
© Charles Coates/Getty Images
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ハースF1のタイトルスポンサーである『Rich Energy(リッチエナジー)』が、イギリスの法廷での自転車メーカー『Whyte Bikes(ホワイトバイク)』との商標を巡る争いに敗れた。

高等法院で扱われたこの一件は両ブランドのロゴの類似性に基づくものであり、ホワイトバイクは雄鹿をデフォルメしたリッチエナジーのロゴは"非公認のコピー"だと主張している。

今年からハースF1のタイトルスポンサーとなったイギリスを拠点とするエナジードリンクメーカーのリッチエナジーは、"#BetterThanRedBull(レッドブルより上)"というハッシュタグを用いていた。リッチエナジーとの契約により、以前はグレーでペイントされていたハースF1のマシンはリッチエナジーのコーポレートカラーであるブラックとゴールドに塗り替えられ、ノーズとヘイロー、フロントウイングのエンドプレートに雄鹿のロゴが描かれた。

2月に行われたローンチの場で、リッチエナジーのウィリアム・ストーリーCEOは「われわれはコース上でもそれ以外でも、レッドブル(赤い牛)と戦うのを楽しみにしている」とコメントしている。

この件に関する審問は3月に行われ、判決は現地14日(火)に下された。判決ではリッチエナジーのロゴがホワイトバイクのロゴのコピーライトを侵害しているとされ、ホワイトバイクに差し止め命令と損害賠償もしくは侵害者利益を求めることが可能になっている。

メリッサ・クラーク判事は次のように述べた。

「ストーリー氏による証拠の一部に間違いがある、もしくは誤解を招くものであること、ならびに、訴訟の過程で被告側に追加的支援が得られるように書類の作成にかかわったことを確信しました」

「ストーリー氏と(デザインに携わったStaxoWebの)ケリー氏のいずれも信頼性のある証人として受け入れることはできません。彼らが提出した証拠の全てを、非常に注意深く扱います」

判決に対し、リッチエナジーは下記のような声明文を出した。

「リッチエナジーは英国法廷の裁定が変更の必要があるとしたのを受け、現ロゴの変更決定に対する上訴を検討している。今は広く知られるようになったリッチエナジーのブランディングは、F1のグローバルなプラットフォームにおけるタイトルスポンサーとしてローンチしたときから精査されてきた」

「10億を超える人々がリッチエナジーのブランドを目にしている今、潜在的なロゴ変更要請が当社の将来的なプログラムを変えることはないだろう。当初の判決は落胆するものだったが、リッチエナジーは強力な販売成長に集中し、現在の、そして未来のマーケットに上質な製品を届けることに献身していく」

さらなる審問が6月27日に予定されており、そこでリッチエナジーに上訴の許可が与えられることになる。

ハースF1から詳細についてのコメントは得られなかった。

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