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ハースF1、抗議は平等性を得ることが目的

Jim
2018年11月24日 « 「1」を付けるのは今回だけとハミルトン | FIA、ハースF1の訴えを棄却 »
© Lars Baron/Getty Images
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ハースF1チームは長らく続く賞金問題に関して"平等性"を求め、アブダビGPでライバルのフォース・インディアに抗議を申し立て、23日(金)にその審議が行われた。

アブダビで開かれた審議を受けてレーススチュワードは現在、証拠を検証しており、土曜日に最終決定が下される。抗議の詳細は公になっていないものの、夏休みに起きたフォース・インディアのオーナーシップ変更に関連していると考えられており、とどのつまり、F1収益から分配される賞金に関する要求だと見られる。

財政難により管理下に置かれていたフォース・インディアは8月に救世主の登場で新たなオーナーシップを迎え、レーシング・ポイント・フォース・インディアとして新たに生まれ変わった。新チームになったことでサハラ・フォース・インディアが手に入れていたシーズン前半のポイントをすべて犠牲にしたものの、同じマシンでのレース参戦継続が認められ、通常、チームが過去3年のうち2年のシーズンでコンストラクターズ選手権をトップ10以内で終えるまで保留される"Column 1(カラム1)"の賞金は以前の結果を保持できることになっている。

ハースF1はこれに対し、新チームとして再始動したのであれば、レーシング・ポイント・フォース・インディアはカラム1の賞金を受け取る四角も失うべきだと主張。事実、ハースF1はF1参戦から2年が経つまで賞金を受け取れなかった。チームを率いるギュンサー・シュタイナーは、レーシング・ポイント・フォース・インディアがグリッドに加わった後、F1とFIAの双方に対して問題提起したと明かしたものの、本件に関する明確な回答は得られず、最終手段として最終戦での異議申し立てを実行するしかなかったと主張している。

リストに記載された特定のマシンパーツはチーム間での共有が認められておらず、現在のレーシング・ポイント・フォース・インディアのマシンが以前のチームによってデザインされ、製造されたことが問題視される可能性はあった。これがスチュワートによって指摘されていれば、結果として失格となるか、単純に、レーシング・ポイント・フォース・インディアがカラム1の賞金を受け取る資格を有していないとするハースF1の主張を助けることになっただろう。

金曜夜、抗議の内容について詳細には明かさなかったが、シュタイナーは今回の結果がF1チームの"平等性"を生み、将来の前例を作ることにつながるはずだとコメントした。

「詳細を話すつもりはないが、私に話せることはあまり多くないので、皆さんと話すことでこれ以上の質問を回避しようと思う。われわれが目指しているのは全チームの平等性だ」

「われわれは特定の環境下でF1に参戦した。やるべきことは分かっており、われわれはそれをすべてやり遂げてきたが、今回のフォース・インディアに関しては実行できていないと感じているので、われわれは単純に平等性を求め、少なくとも、なぜこうなったのかの説明を求めている」

「この問題はもしかするとフォース・インディアよりも大きなものかもしれないが、われわれはただ、全員が平等に扱われることを目指している。私たちがもくろんでいる唯一のことがそれだ。自分たちがもっと多くを得ようとしているわけではない。将来、この立場になる誰しもが何をすべきなのか、それをはっきりさせようとしているだけだ」

ハースF1は今年のイタリアGPでマシンのフロアに関してルノーから違法性を指摘され、異議申し立ての結果、ロマン・グロージャンの6位フィニッシュは抹消されている。しかしながら、シュタイナーはハースF1がアブダビで行った異議申し立ては無関係のものだと主張し、フォース・インディアのレース活動を止めようとしているわけではないと強調した。

「私に言わせれば完全に別の話だ。われわれがこれをやっているのは別に(理由が)あり、コース上で何か間違いがあって彼らを失格にさせたいわけではない。私は別の話だと思っているし、ルノーとのことがどうということは一切ない。まったくもって別の抗議だ」

一方、フォース・インディアを率いるオトマー・サフナウアーはすべての詳細を表に出すための抗議を歓迎すると語った。

「正直、予想していなかったので少し驚いている。ただ、すべての情報がスチュワードに提示されるのはいいことだと思うし、いずれは彼らが詳細な情報を得た裁定を下すと思っている」

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