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「何様のつもりだ」とアロンソにかみつくマグヌッセン

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2018年9月2日 « 2021年にヘイローのバージョンアップか | シュタイナー、アロンソは他者に石を投げつけるべからず »
© Lars Baron/Getty Images
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イタリアGPの予選でなぜか火花を散らすことになったフェルナンド・アロンソについて、彼が見せた無礼な態度は我慢ならないとケビン・マグヌッセンが非難し、彼の思い通りにさせるくらいなら首をつった方がましだと過激な発言をしている。

マグヌッセンとアロンソはQ2の終わりに不可解なインシデントを引き起こした。ウオームアップラップで遅かったアロンソは最終コーナーのパラボリカでマグヌッセンにパスされていた。

アロンソはそこでスローダウンして前とのギャップを作るのではなく、ターン1までの長い直線でマグヌッセンを追いかけ、コーナーで並びかけると、外から彼を抜き返そうとした。これで2人のラップは共倒れとなり、楽にQ3に行けたはずのマグヌッセンはQ2落ちを喫している。

マグヌッセンは興奮を抑えきれない様子で状況を説明した。「6から8台くらいのクルマがグループになっていて、アスカリの出口でフェルナンドは――ブレーキを温めていたんだろう、速くなかったんだ」

「僕は速かったから、サクッと彼をパスしたんだよ。でもそうしたら彼はなぜか加速して近づこうとしてきたんだ。他の人たちがみんなしているようにギャップを作るんじゃなくてね。そりゃ、彼は完璧なスリップストリームを使えたから、ターン1でオーバーテイクできると思ったんだろう。でも、そんなことさせるくらいなら首をつった方がましだ」

「ちょうどいいスリップストリームがあったから、僕をオーバーテイクして得しようとでも思ったんだろう。でも、僕は彼を行かせて自分のラップを犠牲にするつもりなんてさらさらない。ふざけるなよ。彼は自分のことを神様だとでも思っているんだろうけどね。でも、そんなの許さない」

インシデント勃発後、アロンソ――2018年を最後にいったんF1を離れることを表明している――は無線で笑い声を上げながら、「マグヌッセンのやつ、もうレースがしたいみたいだぜ!」とコメントした。

2度のワールドチャンピオンはセッション後に顔を合わせた時も同様の態度を取ったとマグヌッセンは言う。

「予選後、僕のところへ来た彼は鼻で笑ったんだ。なんて失礼なやつだ。さっさと引退してくれないかな」

F1におけるこれまでの記録を考えても、アロンソが態度を改めるとは思えないとマグヌッセンは述べた。

「フェルナンドに日和見主義っぽいところがあるのは誰だって知っている。これまでのキャリアで彼は何度かチームに対してもそういうことをしてきた。違うことを試そうとするんだ。それはいつもうまくいったわけじゃないし、今日もうまくいかなかった」

「自分のラップが神懸かり的だったとか彼はよく言うけど、文字通り、自分のことを神様だとでも思っているんだろうね! すごく笑えるよ」

この直後、マクラーレンのメディアセッションでマグヌッセンの発言をアロンソに伝え、コメントを求めたが、「何も言うことはない」と彼は表情を変えず、質問を退けた。

アロンソは自身の側の見解を次のように語っている。「アウトラップはみんな3から4秒ほど離れて、集団で走っていた。最後のパラボリカに入ったところで彼は何を思ったか、僕が前のクルマとの間に築いたギャップを埋めようと考え、僕らは一緒にラップを開始することになってしまったんだ。結果、ターン1に並んで入ることになったけど、あれはあまりクレバーな動きとは言えないね。僕にとっては大したことじゃないよ。僕らのパフォーマンスじゃ、どうせQ3には行けなかっただろうから。でも彼はQ3に行けただろうに、最後にあまりクレバーじゃないことを自らしてしまったんだ」

スチュワードはこの件を審議したものの、"いずれのドライバーにも明確に不必要な妨害行為は認められなかった"として不問に処した。

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