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ハースF1、「ヒューマンエラー」の連続に悲痛

Jim
2018年3月25日 « 完走したルクレール、「とても満足」 | シロトキンのデビュー戦を襲ったサンドイッチの空き袋 »
© Daniel Kalisz/Sutton Images
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史上最高の結果を目指してオーストラリアGPに臨んだハースF1の戦いは2つのヒューマンエラーによって終りを迎えた。

そう明かしたのはチームを率いるギュンサー・シュタイナーだ。3列目グリッドからスタートしたケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンは第1スティントでポジションを上げ、4番手と5番手を走っていた。しかしながら、予定していたピットストップを終えたマグヌッセンはコースに戻ってすぐにスローダウン、ターン4で停車してしまう。後に、左リアタイヤが適切に装着されておらず、チームからストップするよう指示されたことが分かっている。無念のハースF1にさらに追い打ちをかけたのが次のラップで呼び入れたグロージャンのタイヤ交換だ。グロージャンは左フロントタイヤの装着にミスがあり、ターン2に停車、リタイアを余儀なくされた。

グロージャンのリタイア後、ピットウオールで頭を抱える姿が国際映像に映し出されたシュタイナーはピットストップ練習の不足がこの結果を招いた可能性が高いと認めている。

「ハイリスクだ。間違いがあったとしても、普通に考えてこういうポジションにいるレースで2度も起きるものではない。極めて珍しいインシデントと言える。頭を上げなければ。眼の前には素晴らしい1年が待っているのだから。実際に何が起きたのかを分析し、2度と起きぬようにするにはどうすればいいのかを考える必要がある」

『Racer(レーサー)』にはさらに詳しく、「ただホイールが適切に装着されていなかったにすぎない。2回ともそれに失敗した。とにかく本当に不運だった。十分な練習ができておらず、そのせいだと考えている。もっと練習できていれば避けられたはず。ただ、基本的にはそのチャンスがなかった」と明かしたシュタイナー。

「(練習で)何度かトラブルがあったとしても、100回もストップすればうまくできるようになる。しかし、1回のレースで2回起きる、集中して起きるというのは練習をしている時よりもはるかに高い。不運だったが、われわれがやるべきはもっと多くの練習だと思う。ただのヒューマンエラーだ。(ガンマンは)どちらの時もうまくいったと確信していたが、そうではなかった」

また、冬の間にピットストップのクルーを変更したり、ホイールガンやナットを変更したりしたこともないと主張するシュタイナーはさらにこう続けている。

「何を変えたいというのだ? 1,000回やっている状態で、別のやり方でやるなんて意味はないだろう。すべてをめちゃくちゃにするだけだ。つまり、(2回も)起きたことはとてつもなく信じがたい。左リアに2回となれば何かが間違っているのだろうが、一度目が左リアでその次に左フロントとは信じがたい」

2回のインシデントともにF1レギュレーションに沿ってアンセーフリリースの裁定が下り、ハースF1にはそれぞれ5,000ユーロ(約65万円)の罰金が科せられた。

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