イギリスGP

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  • 規約変更の影響やいかに?

2011年第9戦イギリスGPの見どころ

Kay Tanaka / Jim
2011年7月8日
【英語音声/和訳字幕なし。ご了承ください】

2011年F1世界選手権はシーズン中盤戦に入り、今週末は歴史あるシルバーストーンを舞台にイギリスGPが開催される。すでに6勝を記録するセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が独走状態を築く一方で、最近の数レースではフェラーリやマクラーレンがパフォーマンスを向上させており、さらに熱いバトルが繰り広げられそうだ。イギリスGPの見どころを押さえてレースをより楽しもう!

【その1 - どんなコース?】

イギリスGPの舞台となるのはおなじみシルバーストーン・サーキット。昨年のグランプリ前にはコースが改修されて全長は5.891kmとなり、さらに今週末のレースからはホームストレートの位置が変更される。昨年までターン1だったコプスがターン9に変わり、ピットストレートは昨年に改修されたアビーに、最終コーナーはクラブにそれぞれ変ぼうを遂げた。ストップ&ゴー特性が強いセクター1はアビーの手前からウェリントンストレートまで5つのコーナーを含む形で構成され、ダウンフォースが重視されるセクター2はブルックランズから旧ホームストレートとコプス、さらにマゴッツ、ベケッツ、チャペルの3連コーナーまでとなる。ハンガーストレートからストウ、ベイル、クラブ、そしてコントロールラインまでが空力効率(トップスピード)の良さが必要なセクター3だ。ピットレーン入口はストウの先に設けられ、出口はターン2となるファームカーブに接続された。

【その2 - 戦略は?】

今週末のピレリは、プライム(ハード)タイヤとしてハードコンパウンド、オプション(ソフト)タイヤとしてソフトコンパウンドを投入する。高速コーナーが多くタイヤに負荷がかかるレイアウトのため、硬めのスペックが選ばれている。イギリスGPでは決勝でDRS(ドラッグ・リダクション・システム/可変リアウイング)を使用できる区間がターン4からターン5を経て続くウェリントンストレートだけとなった。また、イギリスGPからオフスロットル時のブロウンディフューザー効果を制限するルールが施行されるため、すべてのチームがパフォーマンス低下の影響を受けると予想されるものの、ライバルに比べてより大きな損失を被る陣営がどこなのかは実際にレースを終えてみないと判断できない。

【その3 - 注目の場所は?】

オールドコースではあるがコース幅が広いこともあり以前からオーバーテイクを仕掛けるチャンスは多いのがシルバーストーンだ。昨季にはコース上でのさらなる追い抜き増加を目的として改修がなされるも、その効果はあまり発揮されなかった。最大のオーバーテイクポイントはやはり3連コーナーの後に待ち構えるハンガーストレートだろう。昨年は比較的に追い越しが見られなかったものの、新区間であるターン5からターン6までのウェリントンストレートも注目したい。硬いタイヤが持ち込まれるとはいえタイヤへの負荷は高いため、上手にケアしながらピットストップのタイミングを計算することになるだろう。1ストップ作戦も実行可能だろうが、2ストップや3ストップが主な戦略になりそうだ。

イギリスGP週末の天気予報 © ESPNF1
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【その4 - 優勝争いは?】

ブロウンディフューザーに関する新しいレギュレーションが施行されるとはいえ、レッドブルが最速マシンを手にしているという事実は簡単には揺るがないはずだ。サーキット特性を考えるとマクラーレンやフェラーリに対して予選で1周あたり0.5秒ほどの差を築いてもおかしくはないが、レギュレーション変更によってはギャップが小さくなるかもしれない。最近のレースではマクラーレン勢やフェルナンド・アロンソだけでなくフェリペ・マッサもパフォーマンスを改善しており、トップ6をめぐるバトルは激しくなるだろう。

【その5 - ポイント争いは?】

メルセデスGPやルノーもまたブロウンディフューザーの恩恵にあずかってきたチームであり、上位争いに食い込むのか、数ポイントを獲得するために中位グループの中で苦しむのかは未知数。ザウバー、フォース・インディア、トロ・ロッソ、ウィリアムズが繰り広げてきたポイント争いはここでも健在だろう。一方で、中団チームとの差を詰めつつあるロータスがチーム初ポイントを獲得するのは依然として厳しい状況だ。

【その6 - 注目のドライバーたち】

ここまでの8戦で6勝をマークしたベッテルが優勝者の筆頭候補であるのは間違いない。対抗馬にはチームメイトのマーク・ウェバーを挙げたいが、マシン性能の差によってはフェラーリ勢やマクラーレン勢がベッテルに挑戦する存在になってくるだろう。ヨーロッパGPで連続入賞記録が途切れてしまった小林可夢偉(ザウバー)にとっては、初めての母国レースに挑むポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)や最近好調のハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)らが入賞争いのライバルになってくると思われる。

★2010年イギリスGPの展開

予選ではベッテルがポールポジション、2番手にチームメイトのウェバーが入り、アロンソが3番手、4番手にルイス・ハミルトン(マクラーレン)がつけた。レースを制したのは1周目にトップに躍り出たウェバーで、ベッテルはタイヤパンクチャーに見舞われて後方に沈んでいる。ハミルトンとニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)がそれぞれ2位と3位で表彰台に上り、ベッテルは終盤にオーバーテイクを連発して7位入賞。その1つ前の6位フィニッシュを果たした可夢偉がポイントを手にしたほか、山本左近(HRT)が2007年以来のF1レース出走を果たして20位で完走した。

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