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  • F1 70周年記念GP - 金曜フリー走行1回目

ボッタスが最速、ヒュルケンベルグが4番手に

Jim
2020年8月7日
© Andrew Boyers/Pool via Getty Image
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イギリスGP閉幕から5日、再びシルバーストーン・サーキットに乗り込んだF1サーカスは7日(金)、2020年FIA F1世界選手権第5戦F1 70周年記念GP金曜フリー走行1回目のセッションに臨み、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムを記録した。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な感染拡大を受けてカレンダーが大幅修正された今年は7月初旬からの3連戦を経て、先週末のイギリスGPから来週末のスペインGPまで2度目のトリプルヘッダーが組まれている。

シルバーストーンの近所に本拠地を置くレーシング・ポイントは前戦の目前に、レギュラードライバーのセルジオ・ペレスが新型コロナウイルス検査で陽性となったことを受け、急きょニコ・ヒュルケンベルグを代役に立てていたが、隔離期間を終えて受けた検査でペレスが再び陽性結果だったことから、F1の70周年を記念して開催される今週末のグランプリもヒュルケンベルグがランス・ストロールとともにRP20をドライブすることになった。

また、アルファロメオ・レーシングは初回セッションに限りロバート・クビサを走らせ、アントニオ・ジョビナッツィはガレージでその様子を見守っている。

快晴のシルバーストーンにて、気温26度、路面温度34.7度、湿度47%のドライコンディションで始まった最初のフリー走行はレッドブルのマックス・フェルスタッペンが先頭でコースに向かい、各車が順次、インストレーションラップを完了。フェルスタッペンは一度ピットに引き上げたものの、すぐにコースに戻って4周を走行、ただ、タイムを計測することなくガレージに帰還した。フェラーリの2台はしばらく動かず、それ以外の18台はすべてソフトタイヤを履いてシステムチェックに臨んでいる。

ピレリはC2からC4のドライタイヤを用意しており、同じサーキットで行われたイギリスGPではC1からC3が配分され、決勝レースでは終盤にメルセデス勢とマクラーレンのカルロス・サインツがパンクチャーに見舞われるインシデントが発生した。徹底的な調査を完了したピレリは、レース序盤にセーフティカーが出動したタイミングでタイヤを交換したチームらが同じタイヤセットで長い最終スティントを走ることとなり、その結果、高い摩耗レベルが引き起こされ、構造がシルバーストーンのもたらす極度の力に対応できなくなったことが要因だと結論づけている。

遅れて始動したフェラーリのシャルル・ルクレールとセバスチャン・ベッテルも柔らかいコンパウンドを履いて出陣し、1分28秒台のタイムを刻んで、すでにタイムシートに名前を残していたキミ・ライコネン(アルファロメオ・レーシング)を上回った。

全車がソフトタイヤでプログラムを進めたセッション前半は1分26秒842をマークしたルイス・ハミルトンがトップに立ち、フェルスタッペンは開始から30分ほどで10周を走り込むも、ピットとコースの往復にとどまり、タイムは残していない。

レッドブルにパワーユニットを供給するHondaは戦略的な理由から今週末のレースでフェルスタッペンとアレックス・アルボンともに2基目を投入、パワーユニットを管理する上で柔軟性を確保するためだと明かしている。スペックはこれまでに使用していたものと同じだという。一方で、アルファ・タウリはピエール・ガスリーがハンガリーGPで2基目を使用したことに加え、ダニール・クビアトはイギリスGPで発生した「高速クラッシュの影響を見極める目的」で交換を見送ったとのこと。

セッションが折り返し地点を迎える前に全車がピットに帰還し、後半に入ってすぐにコースインしたボッタスが1分26秒166を記録してトップタイムを更新している。ハミルトンも自己ベストタイムでラップをまとめたが、ボッタスには0.138秒届かずに2番手だ。メルセデス勢を含め、全車がソフトタイヤの評価を続けており、ノータイムの状態が続いていたフェルスタッペンは残り時間30分を切ってようやくタイムシートに名前を刻み、トップから0.727秒遅れの3番手に飛び込んでいる。

終盤にかけてはどのチームもロングランやレースシュミレーションに専念したため、タイムシートに目立った変化はなく、ボッタスがトップのまま、ハミルトン、フェルスタッペンと続くトップ3で1回目のフリー走行が終了した。

ヒュルケンベルグが4番手に食い込み、ルクレールをはさんでアルボンは6番手、アルファ・タウリのクビアトとガスリーは9番手と11番手だった。

イギリスGP金曜フリー走行2回目は日本時間23時にスタートすることになっている。

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