イギリスGP

/ News

© JOE KLAMAR / AFP
拡大

シルバーストーン・サーキットと今後5年間のイギリスGP開催契約を結んだF1だが、今もロンドンGPの可能性を追求し続けている。

シルバーストーンは2年にわたる熱心な交渉を経て9日(火)に2024年までカレンダーに残る契約にこぎつけている。1カ月前にはロンドンGPがイギリスGPのチケット売上を脅かす可能性についてシルバーストーンのマネジングディレクターであるスチュアート・プリングルが懸念を示していたが、新たな契約の一部として、F1にはロンドンと交渉を継続する自由がある。

F1のCEOであるチェイス・ケアリーは「さまざまな場所から関心を寄せられており、ロンドンとの話し合いは進行中だ。この先についてもこれらの話し合いの継続を見据えている。また別の経験になるだろうし、彼らがわれわれをどこに導くか見てみるつもりだ。だが、確かなこととして、短期的には新たな契約から今後も新たに築いていけるよう、ここシルバーストーンに集中している」と語った。

一方、シルバーストーンのオーナーであるブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ(BRDC)の会長を務めるジョン・グラントは、新契約にはイギリスGPの利益を守る項目が盛り込まれていると話している。

「われわれは市街地レースを目標としたいというF1の願望を認識しており、率直に言って、それがF1に新たな観衆をもたらすのであれば、全体的に見て良いことだと私は思う」とグラントはコメントした。

「それに反対はしないし、われわれはその意図を確かに支持する」

「85マイルかそこらしか離れていない、いわば玄関先のような場所で競合イベントが行われることに対する商業面での脅威は当然、懸念している。したがって、われわれはこの件についてF1の友人たちと率直な話をし、彼らもこの懸念を理解しているし、われわれにはそのイベントが現実のものとなった場合に自分たちの利益を守るためのいくつかの適用法――一連の合意――があると言って差し支えない」

どういった合意なのか問われたグラントは「商業的な合意について触れるつもりはないが、両者に十分な時間的隔たりがあり、われわれの商業的な利益が十分にフレキシブルなあり方で認められる限りで、2つのレースが共存できる余地があるとわれわれは考えている」とつけ加えた。

© ESPN Sports Media Ltd.