イギリスGP

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F1はイギリスGPが2024年までシルバーストーンで継続されることを明らかにした。これで2年にわたって続いたレースの存続に関する推測に終止符が打たれることになる。

新契約は9日(火)に、F1とシルバーストーンを所有するブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ(BRDC)によってロンドンで調印された。

レースの未来に疑問が生じたのは2017年、シルバーストーンが既存契約の解除条項を行使したことにより、この元イギリス空軍離飛行場でのレースは2019年が最後になるかもしれないことが判明したためだった。BRDCの言い分は、当初の契約――前F1最高責任者のバーニー・エクレストンとの間で結ばれ、2027年まで継続されることになっていたもの――は財政的にシルバーストーンにとって実行可能なものではないという主張だった。実際、彼らは2015年と2016年に合わせて760万ポンド(約10億3,000万円)の損失を出している。

解除条項を行使することによってBRDCはF1の新オーナーとなったリバティ・メディアを交渉テーブルの前に引き出し、2年間の話し合いを経て、新たな5年契約が10日(水)にシルバーストーンで発表された。

「われわれは、イギリスGPが少なくとも次の5年にわたり、FIA F1世界選手権のカレンダーに残り、その長年のホームでもあるシルバーストーン・サーキットで開催されることを発表できることをとても誇らしく思う」とF1のチェイス・ケアリーCEOは述べた。「常々言い続けてきた通り、長期的な未来を望むのならば、このスポーツは歴史的開催地を保存しなければならない。シルバーストーンとイギリスはこのスポーツの生まれた場所を代表するものであり、その歴史は1950年のスターティングポイントにさかのぼる」

「今日のF1はグローバルスポーツとなり、5つの大陸で開催され、5億人のファンが世界中で観戦するようになった。われわれの狙いはこの愛するスポーツを新たな国に広げながらも、そのルーツを維持することにある。シルバーストーンとイギリスGPはそのビジョンの不可欠な一部だ」

シルバーストーンが安泰となり、F1は次にイタリアGPとの新契約締結に目を向けることになる。今年初めにイタリア自動車協会とは財政面で合意済みだ。

年末に向けてスペイン、ドイツとメキシコGPとの契約も終了することになっているが、2020年のカレンダーにはすでにベトナムとオランダの追加が決まっている。

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