イギリスGP

/ News

  • イギリスGP - 予選

ハミルトン、母国でポール獲得!

M.S.
2013年6月29日
素晴らしいラップをまとめあげたハミルトン © Getty Images
拡大

1950年にF1世界選手権が始まって以来、途切れなくレースを開催しているシルバーストーン・サーキットにて、29日(土)日本時間21時から2013年FIA F1世界選手権第8戦イギリスGP予選が行われた。

初日の金曜日には雨の中で実施された前半のフリー走行でトロ・ロッソのダニエル・リカルドが1分54秒249のトップタイムをマーク。雨が上がった後半にメルセデスのニコ・ロズベルグが1分32秒248という最速タイムを残している。

2日目に入って行われた予選前最後のフリー走行では1分31秒487を刻んだロズベルグとハミルトンがメルセデスの1-2態勢を築いた。3番手と4番手にはレッドブルのセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーが続いている。

前戦とは対照的に高速コーナーを備えたシルバーストーンにはピレリのハードコンパウンド(プライム)とミディアムコンパウンド(オプション)が持ち込まれている。DRSゾーンはターン5からターン6のウェリントンストレートおよびターン14からターン15のハンガーストレートの2カ所に設定されている。

なお、ケータハムのギド・ヴァン・デル・ガルデには第7戦カナダGPのでのウェバーとの接触により、今回の予選結果から5グリッド降格のペナルティが科されることが決まっている。

予選スタート時の天候は晴れ、気温19度、路面温度32度のドライコンディションだった。20分で行われるQ1がスタートすると、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグとエステバン・グティエレスがライバルたちに先駆けてコースに入った。

序盤に速さを見せたのはロータス勢で、ロマン・グロージャンとキミ・ライコネンが上位を独占する。ピットに戻ったライコネンと対照的にグロージャンは周回を続けて自己ベストを1分31秒台に更新するが、後から始動したメルセデス勢がそれを塗り替え、1分30秒台に入れたハミルトンと1分31秒台前半のロズベルグがメルセデス1-2態勢を形作った。

その後、ウェバーとベッテルが3番手と4番手に入り、マクラーレンのジェンソン・バトンとケータハムのギド・ヴァン・デル・ガルデ以外の全員のタイムが出揃う。バトンは終盤に入って初めてタイムを計測してトップ10へ。ヴァン・デル・ガルデはセッションの最後に1回だけタイムアタックを行なって予選を終えた。

Q1のトップタイムはハミルトンが記録した1分30秒995。17番手のバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)をはじめ、グティエレス、シャルル・ピック(マルシャ)、ジュール・ビアンキ(ケータハム)、ヴァン・デル・ガルデ、マックス・チルトン(マルシャ)がここでノックアウトされている。

15分のQ2ではレッドブル勢が最初にコースイン。ベッテルは1周してピットへ戻ったが、ウェバーは早速1分31秒341の暫定トップタイムを計測した。ややあって再びメルセデス勢がロズベルグとハミルトンの順でタイムシートの最上部を独占している。

ベッテルとヒュルケンベルグ、セルジオ・ペレス(マクラーレン)の3名はタイミングを遅らせることを選び、残り3分を切ってベッテルが全体のトップタイムをマークした。

ベッテルとメルセデスの2人がガレージから成り行きを見守る中、それ以外の全員がチェッカーフラッグまでタイムアタックを続行する。強豪チームに混ざり、フォース・インディアのエイドリアン・スーティルが4番手、トロ・ロッソのダニエル・リカルドが5番手に飛び込む健闘を見せた。

Q3にコマを進めたのは1分30秒990をたたき出したベッテルを筆頭に、ウェバー、ロズベルグ、スーティル、リカルド、ハミルトン、ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)、アロンソ、グロージャン、ライコネンの10名。

11番手のバトン以下、フェリペ・マッサ(フェラーリ)、ジャン-エリック・ベルヌ、ペレス、ヒュルケンベルグ、パストール・マルドナド(ウィリアムズ)がここで予選を終えている。

10分間のポールポジション争いの火蓋が切られると、まずはウェバーとリカルドがコースへマシンを進め、ライコネン以外の全員がそれに続いた。

フォース・インディア勢がタイムを記録せずに戻ったため、最初にタイムを出したのは7名。1分30秒231を刻んでレッドブルの2台を抑えたロズベルグをさらに上回ったのは、母国グランプリを心待ちにしていたハミルトンだった。

ハミルトンの1分30秒096が最速の状態でしばし沈黙がシルバーストーンを包み、残り2分を切ったところで今度は10名全員がコース上に集結。チェッカーフラッグまでに全車がコントロールラインを通過し、ラスト1周でのバトルが展開された。

そこで速さを見せつけたのはやはりメルセデスで、ロズベルグが1分30秒フラットで最速タイムを更新するも、チームメイトのハミルトンが1分30秒の壁を打ち破り、ホームレースを先頭でスタートする権利を勝ち取った。

ハミルトンのタイムは1分29秒607。2番手のロズベルグ以降はベッテル、ウェバー、ディ・レスタ、リカルド、スーティル、グロージャン、ライコネン、アロンソというトップ10で予選は決した。

イギリスGP決勝は30日(日)日本時間21時スタート予定。決勝レースもお楽しみに!

© ESPN Sports Media Ltd.