ドイツGP

/ Features

  • ニュルブルクリンクのベストショット

ファインダー越しのF1 - 2011年ドイツGP

Mark Sutton / Jim
2011年7月28日

F1カメラマンのマーク・サットンが2011年シーズン第10戦ドイツGPで撮影したお気に入りの写真を紹介してくれました。

【マーク・サットン 2011年7月27日】

ベッテルのトップ・ギアものまね

カメラモデル: Canon EOS-1D Mark IV | レンズ: 16-35mm | エクスポージャー: 1/320 Sec | 絞り値(アパーチャー): 10.0 © Sutton Images
拡大

"Top Gear(トップ・ギア)"に出演し、手頃な価格の一般車での走行を終えたセバスチャン・ベッテルはパドックに登場するや、遭遇したニック・ハイドフェルドと走行談義を始める。これはベッテルがいかにして記録をたたき出したのかを披露した瞬間だ! 彼は最悪のオーバーステア状態に最悪のアンダーステアだったと説明しつつ、とても満足気だった。本当に楽しい経験をしたようで、観衆に熱が入っていた。彼が笑っているところを見られるのはいいものだ。彼はかなり早めにパドックに現れたのだが、ドライバーが立ち話に夢中になっているのを見るのはとても珍しく、こういう場面に出くわしたら飛びつかずにはいられない。

ニュルブルクリンクの天気

カメラモデル: Canon EOS-1D Mark IV | レンズ: 16-35mm | エクスポージャー: 1/160 Sec | 絞り値(アパーチャー): 2.8 © Sutton Images
拡大

これは木曜日に撮影した一枚だが、レース後にも大量の雨粒に襲われた。機材を雨に濡らしたくないチームとしてはまったくありがたくない。木曜日はまるでマレーシアのようなあり得ない天候で、どんどん悪くなっていった。ここはアイフェル山脈なので美しいはずが本当に最悪だ。どういうわけか、雨が私たちを追いかけてくる! チームはタイヤを受け取らなければならず、傘をさして仕事に取り組んでいるのがお分かりだろう。ただ、何がおかしいって、このヴァージンのメカニックが運んでいるのはスリックタイヤだということ! おかしいように見えたものの、明らかに彼らは天気が変わることを分かっていたのだ。もっとも、この状況で何枚かおもしろい写真が撮れたわけで、幸い私はレッドブルのトラックの下に隠れて雨をしのぎながら撮影することができた。

タイヤをロックするブエミ

カメラモデル: Canon EOS-1D Mark IV | レンズ: 500mm telephoto | エクスポージャー: 1/640 Sec | 絞り値(アパーチャー): 6.3 © Sutton Images
拡大

これは第1コーナーに向かう場所。週末を通してすべてのドライバーに見られた典型的なシーンだ。下り坂ゆえにブレーキに厳しくなるため、このようなキャンバーでブレーキングする。山を下っているような感じだ。ドライバーたちが正確にコーナリングしようとする第1コーナーは素晴らしい場所だと思う。この写真のブエミのようにタイヤをロックするのだが、コーナーの半ばでも大きな落差がある。小林(可夢偉)とアロンソはすべてのラップで軌道に乗せ、縁石にどんぴしゃりと当てていくので見ていて最高だった。彼らが走るたびにウイングの柔軟性が確認できる。ドライバーたちはタイムを見いだそうと、ロックアップしながら縁石を攻めていくことがしばしばあり、マシンはこの場所で本当に動きがなくなる。

知りたがりなニューイ

カメラモデル: Canon EOS-1D Mark IV | レンズ: 16-35 mm | エクスポージャー: 1/250 Sec | 絞り値(アパーチャー): 13.0 © Sutton Images
拡大

昨年も同じような一枚を選んだと思うが、ニューイが今でもマシン後方に何があるのか好奇心に駆られているのは驚きだ。彼はとにかくリアを見ている。レッドブルは明らかに最高のマシンだと思うし、彼がこうして見なければならない理由はよく分からない。それでも、彼がこのように他のマシンを見られるチャンスはこの時だけ。何がそんなにおもしろいって、彼がいまだにノートを小脇に挟んでいること。彼はCADを使うようなタイプではなく、今でもすべてを手で書き出しているのだ。まずは頭の中にすべてを書きとめ、ピットウオールに戻ってから実際に書いているのだと思う。デザインやテクノロジーの最先端を扱う人物がiPadではなくノートを使っているのはビックリ。とはいえ、彼は彼のやり方があるわけで、本当に賢明な人なのだ。

先頭争い

カメラモデル: Canon EOS-1D Mark IV | レンズ: 600mm telephoto | エクスポージャー: 1/640 Sec | 絞り値(アパーチャー): 7.1 © Sutton Images
拡大

ハミルトンはここでウェバーを再び追い抜き、ターン1でポジションを死守した。ピットレーンの出口で交差しているところが興味深い。かなり危険になる可能性が高く、大クラッシュを引き起こす可能性が高いため、私はこれが禁止されていると思っていた。私は第1コーナーに陣取っており、そこで見られた大量のオーバーテイクはとにかくすごかった。DRSゾーンはターン1に向けてマシンを接近させるためにあったようなもので、第1コーナーは下り坂でかなりワイドになっているため、オーバーテイクには完ぺきなコーナー。撮り逃したオーバーテイクがたくさんあったのでそこにとどまればよかったかなとは思うものの、カメラマンとしては移動してレースの別のシーンや大局を撮りたいものなのだ。とはいえ、何かを逃すことはよくある。一度にすべての場所を網羅することはできないからね。このビジネスではすべてがちょっとした運なのだ。

ハミルトンのハードル飛び

カメラモデル: Canon EOS-1D Mark IV | レンズ: 70-200mm | エクスポージャー: 1/320 Sec | 絞り値(アパーチャー): 6.3 © Sutton Images
拡大

いつも私たちはチームメンバーが集まる2つ目のバリアの後ろにいるが、パルクフェルメに入れられたとき、1つ目のフェンスに行くことが認められた。そこで私たちは全チームの前に陣取る。ルイスがマシンから出てきて喜びを表し、チームを探す場面をカメラに収めた。大量に押しかけたカメラマンの後方にチームを見つけた彼はマシンを飛び降り、2、3歩前に進んだと思うと"ブーン"。バリアを飛び越えたのだ。私はピットウオールにいて彼がどこにいったのか見られなかったので、飛び跳ねながら彼を撮影した。数名のカメラマンは完全に予想外だったらしく、間違ったレンズをはめていたため、彼らの反応を見るのはとにかくおもしろかった。幸運にも先手を打った私は彼が飛び跳ねた瞬間の撮影に成功。彼はハードル選手か馬に乗っているかのように見えた。これがF1だ。適切なレンズをはめて幸運に恵まれることもあれば、何が起きているのかまったく分からないこともある! 世界一キレイな写真ではないが、彼の周辺にいるカメラマンがこの画の一助となるはずだ。

携帯サイト『F1-Live.com MOBILES』ではESPNF1でご紹介する特集記事をイチ早くお届け! F1最新ニュースも速報でお伝えしています! 他にも、F1クイズ選手権や携帯サイトでしか手に入らないグランプリの待受&フォト、誕生日を迎えたドライバーのフォトセレクションなど盛りだくさんのコンテンツをご用意しています。携帯サイト『F1-Live.com MOBILES(月額315円)』で、ぜひF1シーズンをご堪能ください。

携帯サイトURL⇒http://k.F1-Live.com/m

i-mode: メニューリストスポーツモータースポーツ
EZweb: カテゴリ(メニューリスト)趣味・娯楽/スポーツ・レジャー車・バイク
Y! ケータイ: メニューリストスポーツF1・モータースポーツ

公式twitter URL: @F1_Live_com

QR Code

Sutton Images | GP Week | Twitter

© ESPN Sports Media Ltd.