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ウェバーが2戦連続ポール!

M.S.
2011年7月23日
予選トップ3に入ったベッテルとウェバー © Getty Images
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ドイツ・アイフェル山脈に位置し、山間部の変わりやすい天候が特徴的なニュルブルクリンクにて23日(土)日本時間21時から2011年FIA F1世界選手権第10戦ドイツGP予選が行われた。

ホッケンハイムと隔年でグランプリを開催する同サーキットにF1サーカスが集結するのは2年ぶり。ディフェンディングチャンピオンのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)をはじめ、今年は6人のドライバーが母国グランプリを迎えている。

これまでに実施された3回のフリー走行ではレッドブルとフェラーリが速さを見せ、初日最初のセッションはトップに立ったフェラーリのフェルナンド・アロンソにレッドブルのマーク・ウェバーが続き、金曜フリー走行2回目はポジションが入れ替わってウェバーが最速タイムを刻んでアロンソが2番手につけた。

予選前最後のフリー走行は初日の両セッションで3番手タイムを記録したベッテルが母国の大観衆の前で最速タイムをたたき出し、2番手に飛び込んだウェバーと共にレッドブルの1-2態勢を築く。3番手に入ったアロンソに次いで、マクラーレンのルイス・ハミルトンとジェンソン・バトンがトップ5入りを果たした。

グランプリの開幕以来、分厚い雲に覆われたままのニュルブルクリンク。予選開始時には一部で青空が覗いたものの、相変わらず厚い雲もとどまっている。気温14度、路面温度22度のドライコンディションでQ1が始まると、ピットレーンで青信号を待ちかねていたヴァージンのティモ・グロックとジェローム・ダンブロジオに続いてHRTのビタントニオ・リウッツィもコースに入った。

他のマシンも順次タイムアタックを開始し、1分32秒台に入れて暫定トップにつけたハミルトンに1分33秒台のベッテル、アロンソ、バトン、ウェバーが続いた。開始から10分を待たずに21名がタイムを残したが、ルノーのヴィタリー・ペトロフとザウバーの小林可夢偉、セルジオ・ペレスは動かない。

20分のセッションが後半に入って間もなく、ソフトタイヤを履いたペレスと可夢偉が始動し、それぞれ6番手と8番手に飛び込む。ペトロフは2人からやや遅れてコースに入り、同じくオプションタイヤで5番手タイムを残した。上位勢ではアロンソがハミルトンのタイムを塗り替えて先頭に立っている。

アロンソ、ハミルトン、ベッテル、ウェバー、バトンの上位5名が一足先にガレージへ戻るかたわら、コース上ではオプションタイヤに履き替えたマシンが相次いでタイムを更新していく。オーダーは大きく変動し、ハード側のミディアムタイヤで記録したアロンソのタイムは7番手に下がっている。

一方、17番手タイムを残していた可夢偉はセッション時間をわずかに残したままピットへ戻り、ライバルのペースアップによって18番手に後退。可夢偉を含め、ヘイキ・コバライネン(ロータス)、グロック、カルン・チャンドック(ロータス)、ダンブロジオ、リウッツィ、ダニエル・リカルド(HRT)がここでノックアウトされている。Q1のトップタイムはマッサが記録した1分31秒826だった。

Q2ではペレスとマッサを先頭に各車ソフトタイヤでコースに向かう。まずはアロンソが1分31秒150でトップに立つも、ハミルトンが1分30秒台を刻んでアロンソを上回った。続いてタイム計測に入ったベッテルはハミルトンにわずかに届かず、ハミルトン、ベッテル、アロンソ、バトン、ウェバーがトップ5に並ぶ。

セッションがちょうど折り返し地点を迎えた頃にニック・ハイドフェルド(ルノー)、ハイメ・アルグエルスアリ、セバスチャン・ブエミ(共にトロ・ロッソ)がガレージを離れ、さらに遅れてウィリアムズのパストール・マルドナドが合流した。全員のタイムが出揃ったのは残り3分を切ってから。最後に動き出したマルドナドが9番手に飛び込んだ。

後発組がタイムアタックに励む中、すでにタイムを残している面々もQ3行きを懸けて再度コースへと出ていく。トップ5のメンバーと6番手のマッサはガレージにてライバルたちの走行を見守り、ブエミとアルグエルスアリのトロ・ロッソコンビもタイヤ温存を図ったか早々に引き上げていった。

Q2でハミルトンがマークしたトップタイムは1分30秒998。11番手以降のハイドフェルド、ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)、マルドナド、ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)、ペレス、ブエミ、アルグエルスアリの予選順位がここで決した。

ハミルトン、ベッテル、アロンソ、ウェバー、ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)、バトン、マッサ、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、ペトロフ、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が最終決戦へとコマを進めている。

Q3の開始と同時にコースインしたのはアロンソで、まずは1分30秒866を刻むも、ハミルトンがその上を行く。しかし、さらなる速さを見せつけたのがレッドブル勢。ウェバーが全体のトップタイムを塗り替え、僚友ベッテルが0.1秒差の2番手に入った。

最初にコース入りした7名のタイムが出たところでタイミングを遅らせたメルセデスGP勢とスーティルもタイムアタックを開始する。続いてアロンソが2回目のタイムアタックへと向かったのを機に、10台全車がコースに揃った。

アロンソは自己ベストを縮めて3番手へと浮上するも、レッドブル勢には届かず。暫定トップに立つウェバーは2度目のアタックでさらにタイムを縮めてライバルたちを引き離した。そこへ目覚しいペースで挑んだハミルトンだったがポールポジションには0.5秒ほど足りなかった。

最終的に1分30秒079を記録したウェバーがニュルブルクリンクの予選を制し、ハミルトンがその隣から日曜日のレースをスタートする。3番手以降はベッテル、アロンソ、マッサ、ロズベルグ、バトン、スーティル、ペトロフ、シューマッハという結果だった。

ドイツGP決勝は24日(日)日本時間21時スタート予定。決勝日は雨の可能性が高いとの予報が出ている。決勝レースもお楽しみに!

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