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ホッケンハイムダイアリー:メルセデスの特別カラーリング公開

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2019年7月25日 « メルセデスがドイツGP仕様の記念カラーリングをチラ見せ | ベッテルがF1に居続ける理由 »
© Lars Baron/Getty Images
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レース週末中のF1のパドックは緊張感に満ちた勝負の場だが、そんな中から気になる軽めの話題をいくつかお届けしよう。

ニュールック

メルセデスは今週末のドイツGPでモータースポーツの歴史に敬意を表した記念の特別カラーリングを使うことになっている。F1での200回目のスタートとモータースポーツ参戦125年を記念して、2台のマシンには1回限りの特別デザインが施された。白いペイントが徐々に削り取られて通常のシルバーとグリーンの塗装が現れるかのようなデザインになっている。

これは1934年のニュルブルクリンクで国際アイフェル・レースを戦った初代"シルバーアロー"に敬意を示すものだ。この時、メルセデスの新しいW25は最大重量の750kgを1kgオーバーしてしまった。そこでチーム監督を務めていたアルフレート・ノイバウアはマシンを覆っていた白いペイント――白はドイツのナショナルカラーだった――を全て剥がすようチームに指示。アルミのボディワークをむき出しにすることで重量をセーブしたのだった。

翌朝、シルバーに輝く車体のW25でマンフレート・フォン・ブラウヒッチは圧倒的パフォーマンスを見せてレースに勝利。記者団に「シルバーアローをドライブできるとは名誉なことだ」と語った。その後、第二次世界大戦が始まるまでグランプリレースの世界でシルバーアローの快進撃は続き、むき出しのボディワークはすぐにシルバーのペイントへと変わり、メルセデスのマニュファクチャラーチームの代名詞となった。

今週末のW10にはボディワークの白の部分にレトロなメルセデスのロゴが、シルバーの部分には現代のスリーポインテッド・スターが描かれている。ヘイローも白とシルバーが半々で、両方のロゴが重なるように演出されている。

消灯
今年はF1サーキットでF1以外の車をうんてんする人々に災難が降りかかっているようだ。最初はアゼルバイジャンGPのフリー走行でジョージ・ラッセルのウィリアムズマシンを載せた回収車がブリッジに衝突した。

今週末のドイツGPでもジンクスは続き、スターティンググリッド上に下がっている信号機にバスが突っ込むという惨事が起きている。日曜日のレースまでに直ることをサーキット関係者らは祈っていることだろう。

「たった今、バスがスターティングライトに突っ込んでしまった。このままじゃレースはできないね」

フェルスタッペンにゲームで珍事

ランド・ノリスとマックス・フェルスタッペンが先週末、オンラインの24時間耐久レースでタッグを組んだ。2人とも熱心なオンラインレーサーとして知られ、圧倒的勝利に向けて突き進んでいたが、突然の悲劇が起きる。

全て順調に進んでいたレース終盤になって、フェルスタッペンが操作するコントローラーの方のブレーキペダルが壊れ、2人のチームは予定外のピットストップを余儀なくされた。彼らはすでに他の全員を周回遅れにしており、レースに勝てる十分なバッファーを築いていた。

「残り10分でフェルスタッペンのブレーキペダルが外れた瞬間。それでもランド・ノリスとマックス・フェルスタッペンのチーム・レッドラインはiRacingのスパ24時間で勝利」

「ブレーキペダルが壊れちゃったんだよ。家の実際のブレーキペダルがさ」とフェルスタッペンは説明。「そろそろ変えたいと思っていたから、新しいのを用意してすぐそこに置いてあったんだ。でも、このレースはいいかなって、ちょっと面倒くさがってしまったんだ。手間がかかるからね。そしたら残り15分ってところで外れちゃったんだよ。聞こえるくらいの音を立ててね」

「焦ったけど、何とか勝てた。すぐにブレーキペダルを変えるいい理由ができたよ」

チームメイトのノリスは初め、フェルスタッペンが自分をからかっているのだと思ったという。

「てっきりマックスがふざけてるんだと思ったよ――"またまたー"って感じだった。でも音が聞こえてさ。(オンラインでレースを)ストリーミングしていたんだけど、ベアリングとかあれこれ外れる音がしたんだ。結構ハラハラしたよ。彼が脇に止まってピットレーンまでけん引されて――全部で3分かかったんだ。ドライバー交代は30秒。それで僕が走ることになった。全部ドライビング用じゃなくてストリーミング用に最適化しちゃってたから、大慌てだったよ。でも、僕らはやるべきことをやった」

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