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ドイツはペナルティの少ない週末に

M.S.
2018年7月25日 « ハミルトンが素直であることを奨励するウォルフ | フェラーリがアップグレード、リカルドとガスリーにペナルティ »
© Uli Deck/picture alliance via Getty Images
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全体的にペナルティが少なかったシーズン第11戦ドイツGPでは勝者のルイス・ハミルトン(メルセデス)に戒告処分が下されたほか、ルノーのカルロス・サインツに10秒のタイムペナルティが科されている。

天候が終盤の展開に大きく影響した決勝で、チームとの切迫したやりとりの中でピットインを取りやめてレースに戻ろうとしたハミルトンは、ピットレーン入り口周辺の白線を踏むという違反を犯してしまった。ペナルティが発令されれば表彰台メンバーの順位が入れ替わる可能性もあったものの、スチュワードは他車への影響がなかったことなどを踏まえ、ハミルトンに戒告処分を与えるにとどまっている。

サインツはセーフティカー出動中に他車を追い抜いたかどで10秒のタイムペナルティとペナルティポイント2点を言い渡され、ポイント圏外へ脱落した。

決勝当日までにレッドブルのダニエル・リカルドとトロ・ロッソのピエール・ガスリーがパワーユニットエレメントの交換でペナルティを科されている。

ドイツGPの週末を通してスチュワードが審議し、何らかの処分を下したインシデントおよびペナルティの詳細は以下の通り。

ドイツGP初日:7月20日(金)

【金曜フリー走行1回目】

◆ダニエル・リカルド(レッドブル)
違反内容:3基目のMGU-K、3基目のエナジーストア(ES)、3基目のコントロールエレクトロニクス(CE)を使用、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
裁定:スターティンググリッド最後尾からのスタート
裁定理由:FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)および第23条3項(b)に則り、上記のペナルティが適用される。チームは現地時間7月16日13時52分にパワーユニットエレメントの交換を技術委員に通知した。

【金曜フリー走行2回目】

ドイツGP2日目:7月21日(土)

(土曜フリー走行はペナルティなし)

【予選】

◆ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)
違反内容:5基目の内燃機関(ICE)、5基目のターボチャージャー(TC)、5基目のMGU-H、4基目のMGU-K、3基目のエナジーストア(ES)、3基目のコントロールエレクトロニクス(CE)を使用、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
裁定:スターティンググリッド最後尾からのスタート
裁定理由:FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)および第23条3項(b)に則り、上記のペナルティが適用される。チームは現地時間7月21日18時40分にパワーユニットエレメントの交換を技術委員に通知した。

ドイツGP決勝:7月22日(日)

【決勝】

◆カルロス・サインツ(ルノー)
違反内容:セーフティカー出動中にカーナンバー9をオーバーテイク、FIA F1スポーティングレギュレーション第39条8項に違反
裁定:10秒のタイムペナルティ、およびペナルティポイント2点
裁定理由:スチュワードが証拠映像を確認したところ、カーナンバー55がセーフティカー出動注中に明らかにカーナンバー9(マーカス・エリクソン/ザウバー)をオーバーテイクしていたため。

サインツの累積ペナルティポイント:2ポイント(2018年7月22日時点)

◆ルイス・ハミルトン(メルセデス)
違反内容:ピット入り口とコース上の白線を横断、FIA国際スポーティングコード附属書L第4章4項(d)に違反
裁定:戒告(ハミルトンが戒告を受けるのは今季1回目)
裁定理由:スチュワードは映像および音声の証拠を見直し、カーナンバー44のドライバー(ルイス・ハミルトン)とチーム代表者から聴取した。当該ドライバーは明らかにコースとピットエントリーを隔てるラインを横断しており、上述したルールに違反していることは明白だ。今回の違反に対する処分を決めるにあたり、われわれは以下の軽減要素を考慮した。

(i)当該ドライバーおよびチームは率直にミスを認め、ステイアウトするかピットに入るかについてチーム内で混乱があり、違反に至ったと認めていること。

(ii)今回の違反がセーフティカー導入中に発生した事実。

(iii)他のコンペティターにいかなる危険もなかったこと、方向転換が安全な形で実行されていたこと。

以上をすべて考慮し、また、上記のルールに関する過去の違反を踏まえた結果、われわれは今回の場合における違反については戒告処分が適切なペナルティであるとの意見である。

イギリスGP:泡と消えたガスリーの入賞
オーストリアGP:青旗無視のストロールに厳罰
フランスGP:スチュワード、フォース・インディアのタイヤ問題を重視
カナダGP:トロ・ロッソ勢のみがペナルティの対象に
モナコGP:罰金多発のモナコGP
スペインGP:計3台のリタイアを招いたグロージャン
アゼルバイジャンGP:5件のクラッシュにペナルティ
中国GP:クラッシュの責任を負ったフェルスタッペンとガスリー
バーレーンGP:ピットのトラブルに悩まされたライコネン
オーストラリアGP:たて続けに起こったハースF1の悲劇

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