ドイツGP

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ドイツGP終盤にピットエントリーとコースの間にあるラインを横切ったとしてスチュワードの審議を受けていたルイス・ハミルトンの優勝が確定した。

メルセデスのピットウオールとハミルトンの無線通信が混乱を極めた今回のインシデントは53周目に発生。ピットレーンに向かっていたところ、土壇場でチームからステイアウトを指示されたハミルトンはピットレーンとコースを隔てる芝生を乗り越えてコースに戻り、僚友バルテリ・ボッタスやフェラーリのキミ・ライコネンがタイヤを履き替える中でラップリーダーに躍り出た。

国際競技規約の別表L章第4条(d)ではドライバーは「ピットエントリーとコースを隔てるライン」を横切ることが禁止されており、「(スチュワードが許容する)不可抗力がある場合を除き、いかなる方向であれ、ピットレーンに進入するマシンがピットレーンとコースを隔てる線を横断することを禁ず」と定められている。

声明の中で「スチュワードは映像および音声の証拠を見直し、カーナンバー44のドライバー(ルイス・ハミルトン)とチーム代表者から聴取した。当該ドライバーは明らかにコースとピットエントリーを隔てるラインを横断しており、上述したルールに違反していることは明白だ」と説明したスチュワードは「今回の違反に対する処分を決めるにあたり、われわれは以下の軽減要素を考慮した」と続けた。

スチュワードが考慮したという軽減要素は以下の通り。

(i)当該ドライバーおよびチームは率直にミスを認め、ステイアウトするかピットに入るかについてチーム内で混乱があり、違反に至ったと認めていること。 (ii)今回の違反がセーフティカー導入中に発生した事実。 (iii)他のコンペティターにいかなる危険もなかったこと、方向転換が安全な形で実行されていたこと。

さらにスチュワードはこう付け加えている。

「以上をすべて考慮し、また、上記のルールに関する過去の違反を踏まえた結果、われわれは今回の場合における違反については戒告処分が適切なペナルティであるとの意見である」

これにより、ドイツGPの正式結果はハミルトンが優勝、ボッタスが2位、ライコネンが3位で確定した。

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