ドイツGP

/ News

  • ドイツGP - 予選

ロズベルグがポール、ハミルトンはクラッシュ

M.S.
2014年7月19日
Q1でクラッシュしたハミルトン © Sutton Images
拡大
関連リンク

"黒い森"に囲まれたドイツ・ホッケンハイムリンクにて、19日(土)日本時間21時から2014年FIA F1世界選手権第10戦ドイツGP予選が実施された。

これまでに3回行われたフリー走行のすべてでメルセデス勢が1-2を決めており、初日にはハミルトンが1分18秒341の最速タイムをマーク。2日目の現地午前にはロズベルグが1分17秒779を刻んでいる。

ザウバーのエステバン・グティエレスは前戦における他車との接触により、今回の予選結果から3グリッド降格されることが決まっている。

2年ぶりのF1開催となるホッケンハイムリンクにはソフトコンパウンド(プライム)とスーパーソフトコンパウンド(オプション)の2種類のドライタイヤが持ち込まれた。気温32度、路面温度55度のドライコンディションでQ1が始まると、マルシャのジュール・ビアンキを先頭に各車が順次コースへ向かう。

タイヤはプライムを選択しているドライバーがほとんどだが、ロータスのロマン・グロージャンとパストール・マルドナド、マルシャのマックス・チルトンとジュール・ビアンキ、そしてケータハムの小林可夢偉はオプションを装着。可夢偉の相棒であるマーカス・エリクソンは予選前最後のフリー走行でハイドロリックトラブルに見舞われ、Q1が開始してからも修正作業が急ピッチで進められていた。

Q1序盤は1分18秒215をマークしたウィリアムズのバルテリ・ボッタスにハミルトン、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が続く形に。

残り時間8分を切ったところで暫定2番手のハミルトンがターン13の入り口でリアを失い、スピンを喫しながら高速でタイヤウオールに衝突する。かなり激しいクラッシュだったが幸いにもハミルトンにはケガはなかった様子で、ブレーキが故障したようだとチームに報告。後にチームは右フロントブレーキディスクに問題が生じたと認めた。セッションは7分21秒を残した段階で赤旗中断となっている。

この時点できちんとしたタイムを残せていなかった僚友ロズベルグは、数分後にセッションが再開されると真っ先にスーパーソフトでコースへ飛び込んだ。そのロズベルグは1分17秒631をたたき出して難なくタイムシートのトップに踊り出る。

ロズベルグがピットに戻った後は、ストップしたハミルトンとマシン修正の続くエリクソン、2番手につけているボッタスを除く全員がタイムアタックに乗り出した。ほとんどのドライバーがスーパーソフトを選択しており、最終的にはノータイムに終わったエリクソンを含め、スーティル、マルドナド、可夢偉、チルトンがQ1でノックアウトされている。

Q2スタートと同時に動くマシンはなかったが、数分後にフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグが始動したのをきっかけに各車のタイムアタックが始まった。マッサやボッタスが好タイムを刻むも、やはりトップに立つのはメルセデスのロズベルグで、ボッタスを置いて3番手にベッテルが続く。4番手ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)の後ろがマッサだった。

14台のタイムが出たところで全体の動きがいったん落ち着くが、セルジオ・ペレス(フォース・インディア)はガレージから出ることなく様子を伺っている。ラスト数分になってロズベルグ、ベッテル、マグヌッセン以外の全員がコースに集結し、ペレスも混みあうコース上で1チャンスのアタックに賭けた。

上位勢が1分17秒台前半をマークしているのに対し、キミ・ライコネン(フェラーリ)は1分18秒台を突破できずにQ2で敗退。11番手のジェンソン・バトン(マクラーレン)やライコネンと共に、ジャン-エリック・ベルヌ(トロ・ロッソ)、エステバン・グティエレス(ザウバー)、グロージャン、そしてハミルトンの予選順位がここで決した。

Q3はロズベルグ、ボッタス、マッサ、ベッテル、マグヌッセン、リカルド、アロンソ、ヒュルケンベルグ、ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)、ペレスの10名での戦いとなった。

予選の最終決戦がスタートすると、先陣を切ってコースインしたフォース・インディア勢に続いて全車がピットを後にする。最初のタイムアタックが落ち着いた段階でロズベルグ、ボッタス、マッサ、ベッテル、マグヌッセンが上位に並んだ。ロズベルグのみが1分16秒台に入れており、2番手ボッタスとは0.5秒ほどの差があった。

ペレスから2回目のタイムアタックが始まり、格の違いを見せるメルセデスにボッタスが迫るも、約0.2秒届かずにロズベルグのポールポジションが確定している。ロズベルグの予選最速タイムは1分16秒540だった。

ボッタス以降、マッサ、マグヌッセン、リカルド、ベッテル、アロンソ、クビアト、ヒュルケンベルグ、ペレスが予選トップ10に入っている。

ドイツGP決勝は20日(日)日本時間21時スタート予定。決勝レースもお楽しみに!

© ESPN Sports Media Ltd.