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フォース・インディア、新車を発表!

Kay Tanaka
2010年2月9日 « トッド、新チームの3戦欠場は可能と認める | ロータス、F1チームは順調と主張 »
2回目、3回目の表彰台を狙うVJM03 © Force India
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ヘレステスト開幕の前日となった9日(火)、フォース・インディアF1チームが2010年型マシンを発表した。

2009年に引き続きメルセデスエンジンを搭載しマクラーレンから技術支援を受ける新車には、VJM03という名称が与えられている。カラーリングは2009年からほとんど変化ないが、幅広いノーズやトレンドとなったリアウイングまで達するエンジンカバーフィンを採用。フロントウイングはメルセデスGPらと似通ったものを取り入れた。リアエンドコークボトルの絞り込みもマイルドなもので、2009年に高い信頼性を誇ったVJM02を2010年のレギュレーションに対応してモディファイしたマシンと言えるだろう。

チームは先週、ファクトリーのそばにあるシルバーストーン・サーキットで新車VJM03のシェイクダウンを実施したが、新車画像を公開するのは9日が初めてとなった。序盤はグリッド後方が定位置だったものの、徐々に力を発揮してベルギーGPではポールポジションと2位表彰台を手にするという印象的な輝きを放った2009年シーズン。チームオーナー兼代表のビジェイ・マルヤは、さらに大きな成績を残すことを期待しているようだ。

「われわれの目標は、2009年終盤に見せたのと同じような改善の道筋を再びたどることだ」と語るマルヤ。さらに「2009年はわれわれにとって特別な年だったと言ったとしても、過度な誇りを抱いているとは思わない。われわれはこれまでの経験から学び、強く、臨機応変で再起を果たしたより良いチームになった。2010年はさらに大きな成果を残せると期待している。これまでに表彰台を1回獲得しているが、新シーズンにはさらなるポイントと表彰台を手にしたい。達成できると自信があるし、高い目標を置かない理由などどこにある?」と力強く話した。

これまでに発表されたライバルチームの2010年型マシンと同様、レース中の給油が禁止される新レギュレーションを見据えてVJM03も大型化された燃料タンクを搭載、リアエンドにはダブルデッカーディフューザーも装着している。レースドライバーのエイドリアン・スーティルは、新車と共に成功を収めることに興奮しているようだ。

「2010年は本当に重要なシーズンになるし、うまくいく自信はすごくある。今シーズンは開幕戦から安定することが大切だろう。バーレーンGPから中団争いをして競争力を発揮したいね。予定どおりに開発が進んでいるのは今年が初めてだから、序盤戦からこのマシンと僕の可能性を示す初めての年になるだろう。もちろんアップデートやパフォーマンスパッケージの投入を予定しているけど、妥協するのではなく、最初のフリー走行から力強い成績を残すことを期待している」

2009年のイタリアGPから前任者であるジャンカルロ・フィジケラに替わってステアリングを握ったビタントニオ・リウッツィは、トロ・ロッソに在籍していた2007年以来のフルシーズン参戦を心待ちにしている。

「1年半をテストドライバーとして過ごした後だけど、体力的にも精神的にもフルシーズン参戦に向けて本当に準備が整っていると感じる。僕の目的は可能な限り力強く安定感のある走りをすることで、チームの開発を助けるためにいいフィードバックをしたい。できるだけ多くポイント獲得をすることがカギになるだろうし、すべての状況が整えば、それ以上の結果だって手にできるだろう」

10日から始まる4日間のヘレステストでは、最初の2日間をリウッツィがドライブする予定。その後の2日間は、スーティルがステアリングを握るだろう。新テストドライバーのポール・ディ・レスタはグランプリの金曜フリー走行セッションに何度か参加することになるだろうが、新車VJM03の初ドライブは今月17日(水)から始まるヘレステストまで待つことになる。

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