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汚名をそそぐと上訴に自信のレーシング・ポイント

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2020年8月9日 « ピレリ、ハードスタートのフェルスタッペンに注目 | グロージャン、「ペースは悪くなかった」 »
© Charles Coates/Getty Images
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レーシング・ポイントは15ポイントを減点され、47万ドル(約4,900万円)の罰金を科されたコピー騒動の裁定は、上訴のプロセスによって覆ると自信を見せる。

ライバルチームのルノーがレーシング・ポイントのマシンに対し抗議した結果、RP20のブレーキダクトの設計プロセスはF1の競技規則に反していると判断された。結果が出たのは7日(金)で、レーシング・ポイントは裁定を覆すために上訴の意向を申請している。一方で、彼らのライバルの4チームはもっと重い処分を求めて同様に上訴の意向を申請し、パドック内の対立の構図は深まった。

「われわれは競技規則に関しても技術規則に関してもレギュレーションの中にとどまったので、上訴し、汚名をそそぐ必要がある」とチーム代表のオトマー・サフナウアーは述べた。「15ポイントを失っていいはずがないし、40万ユーロを払わされるべきではない。一切何も悪いことはしていないのだから」

訴えの焦点はレーシング・ポイントがメルセデスの昨年のブレーキダクトをコピーして今年のマシンに使用したのかどうかだ。以前、ブレーキダクトは他のチームから購入可能なパーツに分類されていたのだが、この冬の間に扱いが変わり、チームが独自に設計しなければならないF1の"リストパーツ"に変わった。

スチュワードはレーシング・ポイントが"メルセデス製ブレーキダクトのCADモデルの形状や寸法"をコピーして"新しいCADモデルにした"と結論づけ、そのプロセスを"トレーシングペーパーを使って形や図形をコピーする"ようなものだと例えている。

しかし、サフナウアーはその判決に反論する。

「彼らのその評価は間違っている」と彼は述べた。「われわれはこのブレーキダクトに関する886枚の独自図面を持っている。レギュレーションを読めば、それらは自分たち独自の設計でなければならないと書かれている。われわれは全てを自分たちで設計した」

「スチュワードたちは、"しかし、あなた方の設計はメルセデスのブレーキダクトを見るところから始まったと言っているではないか"と言う。だが、2019年にそれはリストパーツではなかったということを思い出してもらいたい」

サフナウアーはレッドブルとアルファ・タウリ、フェラーリとハースF1チームのような技術提携によって、そうしたチームもライバルチームの前年のブレーキダクト設計をベースにしていただろうと指摘する。

「われわれがメルセデスの設計を元にして、そこから自分たちで設計したとすれば、ハースF1のブレーキダクトはどこから始まり、アルファ・タウリのブレーキダクトはどこから始まったのか考えてみるべきだ」

「肝心なことを言おう。2019年のリスト外パーツ、われわれの場合は2018年のリスト外パーツから何かを学んだ場合、その知識をなかったことにはできないよ。一度知ってしまったのだからね」

サフナウアーは上訴によってレーシング・ポイントに有利な結果が出ると自信を示す。

「上訴のプロセスがどうなるかは分からないが、深く掘り下げれば掘り下げるほど、われわれは有利になる。なぜなら判事たちはわれわれがどうやってこのマシン、ブレーキダクトを作り上げたかを理解するようになり、レギュレーションを重ね合わせることによってマシンの全てとプロセスが問題なくレギュレーションの範囲内に収まっていたと分かるようになるからだ」

サフナウアーはまた、レーシング・ポイントがなぜ今年1月にメルセデス製のブレーキダクトを受け取ったのかについても明らかにした。

「ポイントは、ルールを読めば分かることだが、新競技規則はチャンピオンシップの最初のプラクティスセッションが開始される24時間前までは有効ではないという点だ」と彼は説明した。「われわれがパーツを受け取った理由は、今年用にわれわれが設計し、製造予定だったパーツが2月の冬季テストまでに作れるかどうか分からなかったからだ」

「そのため、冬季テストで使うスペアとしてそれらのパーツを受け取った。結果的には全てのパーツが間に合ったため、全く必要なかったけれどね」

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