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フォース・インディアはひとまず「通常営業」

Jim
2018年7月28日 « 訃報直後のレースは「いいこと」とベッテル | ピレリ、1ストップを予想も「異なる戦略の可能性も」 »
© Dan Istitene/Getty Images
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フォース・インディアの資産管理人は28日(土)、チームの今後に関する選択肢が評価される一方で、ハンガロリンクでは通常通りにチーム運営が継続されると明かした。

インドの実業家ビジェイ・マルヤが共同オーナーを務めるフォース・インディアは27日にロンドンで高等裁判所の公判が行われた後、行政管理下に置かれている。

『FRP Advisory(FRPアドバイザリー)』によって発行された声明の中で共同管理人のジェフ・ローリー氏は「債権者にとって最善の結果を確保するため、原則、緊急事態として主要投資家と話を進めています。その一方で、今週末のハンガリーでのレースを含め、チームは通常通りの運営が継続されます」と説明。

「チームの将来を確保する選択肢を評価しつつ、通常業務を継続することがわれわれの目標です」

フォース・インディアは過去2年、チャンピオンシップを4位で終えており、現在は激しい中団グループの争いのさなか、ランキング5位につけている。

レースドライバーにはメキシコ出身のセルジオ・ペレスとフランス出身のエステバン・オコンを起用し、エンジンはメルセデス製を搭載する。

信頼できる情報筋が『Reuters(ロイター通信)』に明かしたところでは、ルノー移籍が取り沙汰されるオコンは現在、管理条件下においてフリーエージェントになっているという。ペレスは法的措置を開始しており、多額の債務を有するメルセデスとスポンサーの『BWT』がそれを支援している。ウェブサイト『racefans.net』はペレスの弁護団が、フォース・インディアが「その負債を支払うことができない、あるいはできない可能性が高く」、親会社は「財政援助を提供できそうにない」と指摘していると伝えた。

FRPアドバイザリー社は2017年シーズン開幕前に消滅した今はなきマノーF1チームの管財人を務めた会社だ。

フォース・インディアの問題は十分な証拠書類がそろっているが、チーム代表のマルヤは詐欺の嫌疑をかけられながらもそれを否定し、イギリスから送還させようとするインドに反抗。インドの銀行団体はマルヤが代表を務めるキングフィッシャー航空に交付される10億ドル(約1,111億円)以上の貸付金を取り戻そうとしている。

マルヤは"政治的な魔女狩り"を非難し、債権者への返済として約1,390億ルピー(約2,253億円)の価値があるという資産を売却しようとしているところだと語っていた。

ロイター通信が確認したフォース・インディア従業員に宛てられた書簡ではマルヤが、ペレスが嘆願書を申し立てたこと、BWT社がスポンサーシップは貸付金形式だったと述べたことを明かしている。また、マルヤはチーム所有の持株会社として最大の債権者を特定したとし、1,000万ポンド(約14億5,600万円)未満の小規模な債権者のうち最大の債権者と比較して1億5,900ポンド(約231億5,000万円)の負債があるとのこと。

現在、イギリスを離脱できなくなっているマルヤは自身と副チーム代表を務めるボブ・ファーンリーの役職は継続されるとしている。

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