- イギリスGP - フォース・インディア - 決勝
地元レースでW入賞したフォース・インディア

8日(日)に開催されたシーズン第10戦イギリスGP決勝レースでフォース・インディアのエステバン・オコンが7位入賞を果たすも、終盤にポジションを失ったセルジオ・ペレスは11位で惜しくもポイントを逃した。
セルジオ・ペレス
「今日のレースは完全に満足できるものではなかった。スタートでの事故で僕のレースは台無しになった。リアを失って事故を避けようとしてスピンして、いきなり集団の後ろになってしまった。それからの僕たちは力強いレースができた。いいペースで次々とオーバーテイクできた。セーフティカーでチャンスをつかんでポイント圏内まで戻ることができた。あと2ラップというところでガスリーに押し出された。彼に十分なスペースを与えていたけど、それだけでは足りなかったみたいだ。結局接触してポジションを失った。アンフェアな動きだったと思う。レースの後にFIAがガスリーにペナルティを下したのは良かったと思うね。ポイントを取り戻せたから。これからは3連戦の疲れを取るようにするよ。これらのレースを分析して強くなってドイツに戻ってきたい」
エステバン・オコン
「今日の結果には本当に満足している。とても厳しいレースでの7位は気持ちがいいね。リスタートの時はタイヤが冷えていたからセーフティカーで楽になったわけではなく、最後の数ラップではフェルナンド(アロンソ)とケビン(マグネッセン)を抑えるのは簡単なことじゃなかった。最後まで本当に激しいバトルだったから精神的にくたくただよ。先週のオーストリアで獲得したポイントをここで上積みできたのは重要だ。僕たちのクルマは良くなっているし、レースも上手になってきたから、チームにはそのハードワークに感謝したい。プッシュし続けて結果もついてきている」
ビジェイ・マルヤ(チーム代表)
「自分たちのホームレースで7ポイント獲得というのはいい気分だ。エステバンは1つのミスも犯さずにエクセレントなレース技術を駆使し、タイヤアドバンテージを持つ後続を抑えた。セルジオは1周目の1コーナーでスピンを喫して最後尾に落ちたことが高くついた。われわれのマシンの1台が1周目のインシデントに巻き込まれるのは今年5度目であり、コンストラクターズ選手権に響いている。スピンがあったにもかかわらず、チェコ(ペレス)は反撃し、ハードにプッシュして多くのマシンをオーバーテイクした。最後の1ポイントを獲得するとは見事なリカバリードライブだった」
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