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クビアトに同情するペレス

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2016年5月12日 « スペインの記者会見にフェルスタッペンとクビアト | ピケJrのF3参戦は実現せず »
© Sutton Images
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フォース・インディアのセルジオ・ペレスは、このスペインGPを前にマックス・フェルスタッペンと交代させられ、トロ・ロッソに降格されたダニール・クビアトに同情を示した。

2013年末にペレスも予告なしにマクラーレンから放出されるという同様の経験をしている。彼はフォース・インディアでキャリアを再構築することができたが、チームに見捨てられたドライバーに対してF1は移り気なものだと経験を語る。

「僕がマクラーレンを放出された時も同じだった。突然、人々が僕から離れていくんだ」と彼は述べた。「F1の人たちはすごく忘れっぽいんだなと思い知らされるよ。彼が表彰台を獲得したことやトロ・ロッソで残したいいリザルトのことなんて覚えていないんだ。なぜ最初にレッドブルが彼を選んだのかってこともね。そういうことはすべて忘れ、彼が追い出されたことだけを覚えている」

「でも、彼は自分の仕事をしてリザルトを残しさえすれば、もう一度評価を取り戻せるはずだよ。別にレッドブルでなくても、違う選択肢が見つかるかもしれない。グリッドにはレッドブル以外のチームもいるんだから、見てみようよ。F1ではどんなこともあり得るからね」

ペレスによると次にプレッシャーがかかるのは、レース3勝の実力者であるダニエル・リカルドを相手に力を示さなければならない18歳のフェルスタッペンだという。

「(フェルスタッペンにとっては)リスクかもしれないよ。ダニエルは明らかに強力なドライバー、トップドライバーで、それはすでに確立されている。グリッド上で最高レベルな上に経験豊富なドライバーを相手にしなければいけないんだから、簡単じゃないはずだ。結果は時間がたたなければ分からない。フェルスタッペンはすごく優秀なドライバーだけど、これは彼の正念場だ。残りのシーズンで彼がどれだけ優れているのかがはっきりすることになる」

「クビアトは少なくとも今年の終わりまでレッドブルにいる資格はあったと思うよ。ほんの1戦前に表彰台に上がり、去年はリカルドより上でフィニッシュしたのに、それをみんな忘れている。彼らの判断が正しかったのか、間違っていたのかは時間だけが教えてくれる。クビアトはすごく強いドライバーだ。精神的にも強いから、このショックを乗り越えると思う。ドライバーにとっては間違いなくショックだよ。大丈夫だといいけど。でも、彼はいいクルマに乗れるはず。トロ・ロッソはすごくいいクルマだし、ここではかなり強いと思う」

ペレス自身の切り替えの鍵となったのは、マクラーレンの判断をいつまでも引きずらないことだった。

「外から見ると、実際に起きた時より難しく感じることがある。僕の人生哲学は、何があってもやっていくしかないっていうものなんだ。自分に起きたことはすごくハードだったけど、数時間後には他に機会を探すしかないんだって気づいた。それがF1でもそうでなくても仕方ない。これは僕らが人生を賭けたスポーツ――ラッキーな時もあるし、アンラッキーな時もある――どうにか乗り越えて自分のベストを尽くすしかないんだ」

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