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財政的なアンバランスを指摘するマルヤ

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2014年9月25日 « コストがネックになる凍結緩和 | ブラバムがチームとして復活 »
フォース・インディアが2015年にサードカーを走らせることになれば補償を要求すると述べたマルヤ © Sutton Images
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フォース・インディアのビジェイ・マルヤは2015年に1チーム3台体制でグリッドを構成するとの見通しについて、収益の分配がチーム間で不平等なF1の"不合理性"が露呈された結果だと述べた。

不平等なF1の収益分配

  • F1の全11チームのうち5チーム―― レッドブル、フェラーリ、マクラーレン、メルセデス、ウィリアムズ――が2013年のF1の収益の68%を取得した。これはスポーツの基本収入の63%に等しい。
  • これにより、残る6チームのシェアはわずか37%ということになる。そのうちF1ストラテジーグループに属するのは1チーム(ロータス)だけであり、小規模チームにはレギュレーションを作成する団体内での発言力もほとんどない。

ルール上、20チームがグリッドに着けなかった場合には――この冬に2チームが消滅すれば適応される――残されたチームは出走台数を満たすためにエキストラカーを走らせることを強制される場合がある。シンガポールGP前にエクレストンは、苦戦する下位チームが並ぶよりも、フェラーリが3台並ぶ方がいいと発言した。

フォース・インディアは非常に限られた予算で優れた競争力を見せているチームであり、グリッドの財政状態を改善するために、もっとシンプルな方法があるというのがマルヤの考えだ。

「毎レース話題になっていることは知っているし、F1のパドックでも暇さえあれば特定のチームが生き残るか否かという話になるよ」とマルヤは述べた。「なぜ、これほど不安定なのか。それは収益の分配方法にアンバランスと不合理が存在するためだ」

「ビッグチームが大きな分け前を得るため、小さなチームはわずかな分け前しか得られない。それがこれらの推測をいっそう増幅させている。一番良いのはF1をもっと合理的にすることだ。皆に生き残りのチャンスを与えるだけでなく、競争できる機会を与え、F1をより面白くすることだ」

フォース・インディアが2015年にサードカーを走らせなければならなくなった場合、補償がなされるべきだとマルヤは言う。

「サードカーを製造するなら補償を求める。ただではやらない。商業権オーナーはそれを理解しているはずだ。経済的に実行可能にするのが彼の役目だ。だが、今年はメルセデスの2台が他の皆に差をつけている。過去数年はレッドブル勢がリードしていた――ということは、ポディウムが全て1つのチームで埋まるということだ。それではあまり意味をなさないと思わないかね?」

「私は他のチームが生き残るか否かはコメントできない。これはそれ以外にも離脱するところが出た場合にのみ起きる状況だ。そうでない限り誰も強制はされない」

F1にとっては常に、スポーツを支配するチームばかりでなく、グリッド上の小さなチームも同じくらい存在意義があったとマルヤは述べた。

フォース・インディアのようなチームもF1を特別なものにする一部だとマルヤは自負している © Sutton Images
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「F1のDNAとは――本や映像で、ジャック・ブラバムや昔のマクラーレンの時代、バーニーがチームを所有していた頃、フランクがチームを運営していた頃を見るがいい――感動で震えるような物語だ。何とエキサイティングなことか。それはF1の進化だ。最近では技術の発展は重視されない。パドックの上から下まで、常に誰が生き残り、誰が倒れるかという疑問であふれている」

「私はこれまで決して、競争力を確実にする合理的な収益分配について口にし、話すことはかった。だが、私自身の立場でそれを語ることはできない――今だって半分の予算でマクラーレンと互角に戦っているのだからね。ウィリアムズも半分の予算でフェラーリの前にいる。だから、これまではF1の収益配分がチームをコンペティティブにするという理論は展開してこなかった」

「しかし、いつまでも絶えない生存性の問題、それに続く3カー体制といった問題は今回限りで取り除かれるべきだ――スポーツに良くない。このスポーツのDNAには、常にワークスチームとプライベートチームがいた。過去40年間、予算でワークスチームをプライベートチームが上回ったという話を私は聞いたことがない」

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