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FIA、2012年規約を微調整

Jim
2011年12月8日 « オースティン、グランプリの存続に成功 | ザウバーもFOTA脱退 »
2012年シーズンに先だってレギュレーションを微調整したFIA世界モータースポーツ評議会 © Sutton Images
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FIAはテクニカルおよびスポーティングの両レギュレーションにおけるグレーゾーンを整頓するべく複数の微調整を施した。

排気ガスの空力効果を制限するためマシンのエキゾースト位置を移動させるなど、レギュレーション変更の主要部分は予想されたものだったが、いくつか新しいものもある。

2012年シーズンのレースは赤旗中断中も含めて4時間の制限が設けられるとのこと。今年のカナダGPでは大雨に見舞われた結果、レースは4時間5分を記録している。さらに、セーフティカー導入に際して実際のオーダーに並んでレースを再開できるよう、周回遅れにされたマシンは遅れた分の周回を取り戻すことが認められる。

今季に発生したさまざまなインシデントへの対応として、予選のインラップ中に手を抜く行為や、レース中のウィービング(マシンを左右に振る蛇行運転)も強化された。

レギュレーション変更リスト

2012年テクニカルレギュレーションの変更

  • もともと技術指南の中だけに含まれていた全エンジンの標準ECUのセットアップ、およびコントロールパラメータは今後、テクニカルレギュレーションの関連部分の中に含まれる。
  • マシンに対する排気ガスの空力効果を最小限に抑えるため、今後、排気管は厳しく規制される。
  • 今後はマーシャルによって操作されるマシン内の緊急スイッチをより分かりやすくすることが定められる。
  • 側面衝撃構造はこの先、さらなる(上方の)プッシュオフテストを受けなければならない。

2012年スポーティングレギュレーションの変更

  • すべてのクラッシュテストに合格しない限り、プレシーズンテストに参加することはできない。
  • 規制をしなければレースが8時間に渡って中断する可能性があるため、今後、レースの最長時間は4時間に制限される。
  • 周回遅れの遅いマシンが先頭でレースするマシンを妨害することなく、確実にクリーンなリスタートとなるよう、セーフティカーがピットに戻るまでに、周回遅れにされたマシンは後れを取り戻し、隊列の最後尾に合流することが認められる。
  • レースが中断された際、ピットレーンにいるマシンはレースが中断された際の順位でグリッド上のマシンに合流することが認められる。
  • 時間と燃料を節約するため、偵察ラップや"イン"ラップでシケインをカットするなど、正当な理由なしにコースを離れることは認められない。
  • ポジションを守るためにレーシングラインを外れたドライバーは元のレーシングラインに戻ることは認められない。
  • 以前はなかったシーズン中のテストが1度だけ、3日間に渡って実施される。
  • 控訴が認められないすべてのスチュワードの裁定はレギュレーション内の複数の場所に記載されるのではなく、一カ所にまとめられる。
  • ドライバーに与えられるすべてのタイヤを初日のフリー走行で使用することが可能となる。これまでは3セットのみの使用が認められていた。

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