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6月末までに2021年のエンジンレギュレーションを公表しようとしているFIAは期日に間に合うと主張した。

2021年エンジンに関する基本的なコンセプトは昨年11月にFIAとF1によって概要がまとめられたが、レギュレーションのより詳細な部分を詰めるにあたっては時間を要している。しかしながら、FIA技術部門を率いるチャーリー・ホワイティングは今月末までにレギュレーションが公表されると自信を見せる。

24日(日)、「期日は守られ、極めて詳細なものになると考えている」と語ったホワイティング。

2021年も引き続き1.6リッターV6ターボハイブリッドエンジンが採用されるものの、コスト削減やパワー向上、ノイズの改善など大幅な変更も多くある。それらに加えて主要な変化となるのがターボからのエネルギーを回生するハイブリッドシステムの一部であるMGU-Hの撤廃だ。その一方で、燃料制限が緩和される見込みとなっており、音を良くするためにレブリミットは3,000rpmから1万8,000rpmに上げられる。

FIAは新しいルールに関してF1に参戦する既存のエンジンメーカー4社に加え、おそらくポルシェと見られる新たなメーカーとも取り組んできた。

問題について1年以上に渡って会合を重ねてきたが、ホワイティングはルール作成のプロセスはほぼ終わりに近づいていると明かしている。

「メーカーがすべてに関わっており、行ったり来たりするので相当に長い時間がかかっている。非常に複雑であり、ミーティングにミーティングを重ねてきたため、私が受け取ったそれらのレポートはかなり詳細に記されていた」

「細かい部分に突っ込んでいるし、このプロセスの終わりに近づいている自信はある。プロセスが終われば2021年のパワーユニットがどういうものになるのか、かなりの詳細が分かるはずだ」

同じV6ターボのレイアウトが使用されるものの、メルセデスを率いるクリスチャン・トト・ウォルフは各メーカーが並行して2基のエンジンを開発すればコストが上昇するのではないかと懸念している。

「エンジンは多くのリードタイムを必要とするので、早め早めの方がいい。われわれが探すべきソリューションは並行して2基のパワーユニットを開発することでコストが倍になるのを避ける方法だ」

「もちろん、われわれの仲間であるHonda、ルノー、フェラーリとの戦いは2020年の最終戦まで続くが、同時に、ルールが承認された瞬間から全員が他のパワーユニットに取り組まなければならない。これは7月4日に(開かれるF1ストラテジーグループの次回会合で)話し合う必要のある重要なポイントのひとつだ」

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